こんにちは。
だんだんコロナウイルスも減ってきていますが、蔓延していたときは通勤がしにくくなったと思います。
そうなると、リモートによる仕事が増えましたね。
今後も増えていく傾向にあります。
仕事の形態が変わると、やりづらさを感じたりメンタル面でも影響が出やすくなります。
リモートワークの呼称にも様々な名称がありますが、違いを理解すると人に話しやすくなります。
リモート実務がどんな資格となっているか、説明したいと思います。
Contents
適用する仕事
新型コロナの流行によりテレワークが主になっている現在ではリモートによる会議などが主流になっており、企業などで必要なリモートワークの実施に際しての必要な技術や手順を必要とすることがあります。
2020年に作られた新しい資格になりますが、リモートの実務能力を客観的に評価でき、リモート業務に携わるとして期待される資格だと思います。
社員を指導監督する管理職などの比較的高い歳の方にも有利な資格で、新しいタイプの勤続形態になりそれが主流になっている今この資格は持っていて損はないと思います。
リモートワークでネットにつなぐと不審なデータなどが出てくる可能性が出てくるので、セキュリティの面でも頼りになります。
テレワークでメンタル面にも影響を与えることもあるので、その補助にも利用しやすいです。
おおよその年収とキャリアパス
新しい資格なので年収のおおよそやキャリアパスは不明です。
この資格に合格するとエントリーシートや履歴書や名刺に書くことができ、就職や転職にもアピールすることが出来ます。
まだ認知度は低いですが、あって損はありません。
認可団体
「リモート実務検定協会」で認可されています。
2020年に設立された団体ですが、リモートワークの普及啓発を目的としています。
リモートに必要な知識やノウハウを身に付ける機会を与えて、それに貢献することを目的としています。
当時、普及には至っていなかったリモートワークの概念を定義して分かりやすく伝えるとともに普及につながるように活動しています。
新しい種類の資格ですが、リモートワークの助けになるものと思います。
合格したら登録手数料として3,300円を協会に支払う必要がありますが、特に年会費などはかかることはないので金銭面ではあまり負担はありません。
受験条件
受験に必要な条件は特にありません。
特別に求められることは特にないので誰でも受けることができます。
CBT公式サイトから受験の申し込みが終わるとマイページが発行されるので、そこから受験日の変更や合格後などいろいろな手続きをすることになります。
ネットについて疎い方は、申し込みに少し苦労するかもしれません。
合格率
令和2年で3級受験者で1,134人の合格者803人なので、合格率は70%と比較的高い合格率となります
リモート実務スペシャリストの合格者は合格者406人で合格率35.8%となります。
スペシャリストは45点以上の正解が必要とされるので、難易度が少しだけ上がります。
2級も存在しますが、まだ一回も実施されてないので出ていません。
1年当たりの試験実施回数
受験申し込み後3日以降じゃないと受けることができません。
実施期間中は毎日受付していて日にちを指定していればいつでも受けることができます。
試験を受けて不合格の場合は再受験となります。
再受験する場合は、再度改めて受験料を支払って受ける必要があります。
試験科目
リモートワークに関しての適切な労働環境やセキュリティ対策、メンタルヘルスに対してのメリットが出題されます。
テレワークとリモートワーク、在宅勤務とモバイルワークの違いについての内容や労働基準法や最低賃金法などの労基関係の遵守するべき法なども出題されます。
経営者が遵守するべき法律などの内容が多く含まれています。
リモートワークのテキストを参考にすれば理解しやすいでしょう。
採点方式と合格基準
基本的に全50問で4択式で出題され、60分の制限時間で解く必要があります。
50点満点中35点で合格ラインです。
スペシャリストを取りたければ合格するまで受けることが可能です。
スペシャリストの合格ラインは45点以上です。
複数の回答も存在するので正当の部分もすべて書かなければなりません。
試験が終わると即時判定されてスコアレポートが配布されるので、合否がすぐにわかります。
合格した場合はマイページから合格の手続きをして合格証を発行することになります。
リモート実務スペシャリストとして合格した場合もスペシャリスト証として発行されます。
取得に必要な勉強などの費用
リモート実務のテキストがあり、購入して勉強する必要があります。
テキスト代として3,850円かかります。
それ以外はかかりません。
テキストはWeb上のデータであり実物はないので、データから印刷して使用する必要があります。
講習の類は存在しないので完全に独学になります。
受験料
受験料は7,700円で事務手数料が別途330円になります。
方法としてクレジット決済、コンビニ決済が主な支払方法になります。
また、支払方法の一つに受験チケットというものがあります。
クレジット決済やコンビニ決済を使わずに決済ができるもので、キャンセルの際の返金も必要がなくそのまま再使用できるので利便性としては良いものです。
クレジット、コンビニ決済でキャンセルの場合の払い戻しの場合は、1,100円手数料として引かれるので気を付けてください。
受験日を変更しないで欠席した場合は受験料は戻らないので、都合が悪くなったときは日時を変更してください。
スペシャリストを目指したいなどを理由に再受験をしたい場合は、受験料をもう一度支払って日にちを決める必要があります。
受験申込方法
CBTsolutionサイトからネットによってのみ試験の申し込みができます。
ネット申請のみの受付で郵送は受け付けていないので気を付けてください。
受験する当日は本人確認書類が必要になります。
まとめ
以上のようにテレワークが主流になっている時代、リモートに関することに詳しくないと導入するのに多少の苦労が出てきます。
テレワークは一般的ではなかったものなので、当初は不明な点が多かったことですが、仕組みを知ることで多くのリモートワークに転用できる知識になるでしょう。
在宅勤務はネットに繋がなくてもできますが、リモートワークもその部類に当てはまることがあるので呼称的にはあまり違いがありません。
この資格はリモートの基本から応用までをこなせるので、一から始める場合にとても有効です。
リモートについてなど深い知識が求められることがあるので、覚えておかないと不利益を被る可能性があります。
テキストにはわかりやすく説明されているので、ど忘れしてしまった時にも読み返すのも手かもしれません。
リモートの導入によって通勤のデメリットが無くなり社員のメンタルの管理しやすくなっているのも良い傾向かもしれませんが、同時にセキュリティ面でも警戒する必要が出て来ています。
主にメールなどでウィルス感染して情報を流出してしまいかねません。
それを防ぐためのノウハウとして有効に活用できます。
リモート実務検定をリモートに携わる方のためにも資格として一考してみてはいかがでしょうか。
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