皆様こんにちは。今日は「マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)」についてお伝えします。
マイクロソフトオフィスシリーズのアプリケーション「Excel」「Word」「PowerPoint」「Outlook」「Access」について学べます。
今回は「Excel」「Word」「PowerPoint」「Outlook」「Access」の造詣(ぞうけい)を深める「マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)」を解説します。
Contents
適用する仕事
一般事務に適用します。
多くの業界・職種の事務作業で、「Excel」「Word」「PowerPoint」「Outlook」「Access」が使われています。
在庫管理、備品発注、売上報告書の作成など、様々な場面で文書作成・表計算のスキルが求められます。
これからMOSについて学ぼうと思っている方も、既に知識をつけている方も、ここで、「Excel」「Word」「PowerPoint」「Outlook」「Access」についておさらいしておきましょう。
Word
Wordは文書作成ができます。
文字の見やすさと文章のわかりやすさが特徴です。
共有しやすい文書を目指しましょう。
フォントの統一や使い分け、タブ揃えや均等割り付け、インデントを使いこなしましょう。
Excel
Excelは表計算ができます。
数値データの集計と分析をするのに、Excelは多くの企業で今なお愛用されています。
関数の活用、表やグラフの作成、四則演算、マクロの作成などを使いこなしましょう。
PowerPoint
PowerPointはプレゼンテーションに用いるアプリケーションです。
紙芝居の要領でプレゼンテーションを行なえます。
文字や文章、画像など、これらを出現させるタイミングをエンターキーで操作しましょう。
Outlook
Outlookは電子メール、予定表、連絡先、タスクなど、これらの作成と共有ができます。
Outlookを採用している職場もあるでしょう。
Outlookの電子メールで送られた指示内容は、タスク機能で他の社員と共有できます。
Access
AccessはExcelと似てます。
Excelほど複雑な操作はできませんが、簡単な操作であれば、関数を使わず直感的で速やかな操作が可能なため、大規模なデータの処理に向いています。
おおよその年収とキャリアパス
年収とキャリアパスを見てみましょう。
年収
- 時給1,200円:日曜日勤務 パソコン教室・アシスタント講師 アルバイト・パート
- 月給17.6万円:第二新卒・既卒 SE 正社員
- 時給1,140円:小・中学校のPCを使った授業支援業務 アルバイト・パート
- 月給20万円:ゴルフショップ事務 正社員
キャリアパス
MOSは、事務職のルーティンワークに特化した資格といえます。MOS単体ではキャリアアップは難しいです。
そこで、事務職から昇格・転職できそうな職種と、その職種に必要な資格を併せて紹介します。
外資系営業での事務は語学スキルが求められます。
文書作成はもちろん、電子メールや電話応対も外国語で行なわれる場合が多いです。
英語の場合、TOEICスコア700がビジネスレベルで最低限のスコアです。
また、エキスパートレベルのMOSを取得しておけば盤石でしょう。
貿易事務を目指すのもよいでしょう。貿易事務検定や通関士試験合格を目指しましょう。
時間管理能力に自信がある方は向いています。
また、貿易事務でも英語力が求められます。
TOEICスコア700点以上に加えて、エキスパートレベルのMOSを取得しておきましょう。
ちなみに、障害者の転職の求人は事務職が圧倒的に多いです。
障害者枠の事務職のほとんどがExcelやWordを使います。
認可団体
マイクロソフトオフィススペシャリストを主催しているのは「株式会社オデッセイコミュニケーションズ」です。
受験条件
ありません。
合格率
公表されていません。
1年当たりの試験実施回数
1年に1回の「全国一斉試験」と、各地のテストセンターやパソコンスクールを会場として行なわれる「随時試験」があります。
試験科目
バージョンごとに分かれています。
低難易度のアソシエイト、高難易度のエキスパートに分かれています。
「Excel 365&2019 エキスパート」
「Excel 2016」
「Excel 2016 エキスパート」
「Excel 2013」
「Excel 2013 エキスパート Part1」
「Excel 2013 エキスパート Part2」
「PowerPoint 2016」
「PowerPoint 2013」
「Access 2016」
「Access 2013」
「Outlook 2016」
「Outlook 2013」
「Excel2013」「Word2016」「PowerPoint2019」といったように、マイクロソフトオフィスのアプリケーションは複数存在します。MOS資格も、それぞれのバージョンに合わせた試験科目が用意されています。
アプリケーションのバージョンによって、タブやリボンといった、見た目に違いがあります。
今現在受験可能なバージョンは「2013」「2016」「2019」の三つです。
「2010」バージョンは、2020年3月末をもって終了となりました。
最も古い「2013」バージョンが、次に終了となる可能性があります。
採点方式と合格基準
公表されていません。
取得に必要な勉強などの費用
どのようなテキストがあるのか見ていきましょう。
MOS Excel 365&2019 対策テキスト&問題集 よくわかるマスター
- 出版社名:富士通エフ・オー・エム(FOM出版)
- 商 品 名:MOS Excel 365&2019 対策テキスト&問題集 よくわかるマスター
- 価 格:¥2,310(税込)
MOS試験の内容を1冊ですべてカバーでき、万全の試験対策ができるテキストです。
出題範囲の機能の操作方法や押さえておきたいポイントを丁寧に解説しています。
MOS Excel 365&2019 Expert 対策テキスト&問題集 よくわかるマスター
- 出版社名:富士通エフ・オー・エム(FOM出版)
- 商 品 名:MOS Excel 365&2019 Expert 対策テキスト&問題集 よくわかるマスター
- 価 格:¥3,410円(税込)
模擬試験を繰り返し行うことで実力が付き、試験合格を目指すことができます。
MOS Word 365&2019 対策テキスト&問題集 よくわかるマスター
- 出版社名:富士通エフ・オー・エム(FOM出版)
- 商 品 名:MOS Word 365&2019 対策テキスト&問題集 よくわかるマスター
- 価 格:¥2,310円(税込)
Wordのスキルを確認できるチェックシートや模擬試験中でも採点できる自動採点プログラムがあります。
MOS Word 365&2019 Expert 対策テキスト&問題集 よくわかるマスター
- 出版社名:富士通エフ・オー・エム(FOM出版)
- 商 品 名:MOS Word 365&2019 Expert 対策テキスト&問題集 よくわかるマスター
- 価 格:¥3,410円(税込)
出題範囲の機能の操作方法や押さえておきたいポイントを丁寧に解説しています。
上記と同様にWordのスキルを確認できるチェックシートや模擬試験中でも採点できる自動採点プログラムがあります。
MOS PowerPoint 365&2019 対策テキスト&問題集 よくわかるマスター
- 出版社名:富士通エフ・オー・エム(FOM出版)
- 商 品 名:MOS PowerPoint 365&2019 対策テキスト&問題集 よくわかるマスター
- 価 格:¥2,530円(税込)
MOS PowerPoint 365&2019試験の出題範囲を完全分析・網羅したテキストです。
試験の内容をこの1冊でカバーすることができます。
MOS Access 365&2019 Expert対策テキスト&問題集 よくわかるマスター
- 出版社名:富士通エフ・オー・エム(FOM出版)
- 商 品 名:MOS Access 365&2019 Expert対策テキスト&問題集 よくわかるマスター
- 価 格:¥3,190円(税込)
MOS 365&2019シリーズ6冊目のテキストになります。
よくわかるマスターシリーズには、模擬試験プログラムのアプリケーションCDが付属しています。ほとんど試験本番のものと同様の仕様となっているのでおすすめです。
受験料
一般10,780円(税込)
学生8,580円(税込)
一般12,980円(税込)
学生10,780円(税込)
学生料金希望者は、当日に学生証を提示してください。
受験申込方法
全国一斉試験は、インターネットで申込できます
各地のPC教室などで行なわれる随時試験は、試験会場により可能な申込方法が異なりますので直接問い合わせてください
まとめ
一般事務を希望する方は、MOSを取得しているとパソコンをどのくらいできるのかという判断基準になってきます。
事務を希望しない方もパソコンのスキルが上達します。
是非、MOSを取得していない方は挑戦してみてはいかがでしょうか。
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ビジネスコンピュータ技能検定試験について
「Word 365&2019 エキスパート」
「Word 2016」
「Word 2016 エキスパート」
「Word 2013」
「Word 2013 エキスパート Part1」
「Word 2013 エキスパート Part2」