スクーバダイビングについて

スクーバダイビングについて

皆様こんにちは。
スクーバダイビングはご存知ですか?ダイビングというと綺麗な海中に潜って楽しむ素敵なイメージがありますね。
スクーバダイビングとは自給気式水中呼吸装置を付けて潜水するものです。
よく酸素ボンベを背負って潜水している光景をどこかで見たことあると思います。その潜水方法自体をスクーバダイビングと言います。
息を止めて潜水するフリーダイビングよりもより深いや色々な所に潜れるようになりますが、その分事故などの危険性もあるための基礎知識が必要になってきます。

スクーバダイビングの資格を取るとCカードと呼ばれる認定証を手に入れます。
実際にダイビングをしに海へ行くと、まずは「Cカードを見せてください」と言われます。
Cカードを持っていないと、ダイビングに必要なシリンダー(空気の入ったタンク・ボンベ)を借りることができません。
ですから、スキューバダイビングをする時には、国内外問わずにCカードを携帯している必要があります。
CカードとはCertification Cardの略称で「認定証」という意味で証明として利用できます。
今回はスクーバダイビングの資格について解説させていただきます。

適用する仕事

スクーバダイビングのダイバー
スクーバダイビングには海を安全に潜水、潜水するための、円滑に安全に潜るための役割があります。

ダイビングライセンス取得のための指導
 団体によって若干カリキュラムの内容は違いますが、ある程度の基準を協議会で設けています。
そして、カリキュラムに沿って学科や実技の講義をしてライセンス取得のための指導から認定までを行います。
ダイビングの付き添い
ダイビングの世界を知ってもらうための体験として、資格の持っていない方を安全に楽しんでいただくための付き添いをします。
また、資格を取得している方にはオススメのスポットを紹介します。
裏方業務
海に潜るといっても準備や安全の確保も大切です。むしろ陸での準備作業の方が仕事として多いです。
早朝から天候のチェックをして当日ダイビングできるかどうかの安全の確認や器材の運搬、お客様の送迎や連絡案内、現場での器材やボートの点検です。
ダイビング中は指導と安全を最優先に行い、終了後はライセンス取得のための要件となるログを取り最後に器材の整備を行います。
ショップ
インストラクターの方がダイビング関係のショップの経営や業務を兼任している事も多いです。
基本的にこの業界では中小企業の所がほとんどで、大人数で明確に業務が分かれているというより、少人数でお店とインストラクターの仕事を兼任している事が多いです。
お店では、送迎の手配やレンタル用のダイビング器材の整備、ダイビング用品の販売、広告など色々な業務があります。

おおよその年収とキャリアパス

新人の初任給は12万円前後が平均値です。
インストラクター全体で見ると平均17万円です。
資格がない状態から雇用して働く場合は更に低くなります。
大分年収は低めですね。

他にも収入が低い理由として、自然のスポーツですからレジャーの常として天候に影響されたり、季節という障害もあります。
地域の差というのもあるもののそれでも全体的には低めです。
海外では物価の違い、地域の自然環境や人気の場所などの理由、サービスの違いなどで平均年収が高い所もあります。

キャリアパスとしてはそのまま経験を積んで給料と立場も上昇していきます。最終的には独立する方もいます。
業界内でも横のつながりは多く業界内で転職はしやすいです。
ですが、給料は低く体力は必要で重労働だという事で40代・50代になったら経営や送迎の方に専念する方、他の仕事に転職する方も多いです。

送迎バス

ダイビングインストラクター関係でそのまま退職までやる方もあまりいないようですので、あまり安定した職業とは言い切れません。
それに年齢を重ねれば家族が出来て、より経済力が必要になるなど様々な問題が出てきます。
別業界の転職の際もイメージや実用度の薄さからあまり良くはないようです。

しかし、やりがいや海をダイビングすることが素晴らしいと思うインストラクターの方も多く、有名な方になれば収入やキャリアの面でも変わってくると思います。
それには、やりがいや明確な目標を持って目指すことが大切です。

あるいは週末にインストラクターなどの副業を持ったり、逆にこちらを本業にして副業を持って収入面を補ったり、海外で活躍するなど工夫次第でこの職業を続けることができます。

認可団体

指導団体は一つではなく、実に多くの認可団体が存在します。
有名なものとしては以下の団体があります。

PADI(パディ)

ダイビングの教育機関

世界で発行されるCカードの約4割がこの組織団体のものと言われており、加盟ショップは国内でも最多で世界に置いている支部も多いです。
国内でのダイビング指導としても代表的です。

NAUI(ナウイ)

cカード取得機関

50の長い実績がある団体です。
世界で初めてのスクーバダイビングの指導員組織が誕生したのをきっかけに始まった団体で、日本でも加盟店が多いです。
個人に合わせた柔軟な指導ができるのが特徴です。

SDI(エスディーアイ)

sdlダイバー教育機関

24のエリアオフィスを通して世界中にSDIのダイビングサービスとインストラクターが数千以上も所属しています。
世界のCカードシェア率は35%以上になります。海外ではアメリカ、ヨーロッパ、韓国などで人気が高いです。
楽しく学びながらも安全性を確保することに主眼を置いています。

SSI (エスエスアイ)

とても水準高い組織です。
提携できるのは事業者のみという制限がありますが、カリキュラムの品質や認定基準が高く設定されている後発の認定団体です。

BSAC

イギリス発祥の最も古い認可団体です。
海洋科学の発展にも貢献して安全第一ですが、国内の評価はまちまちです。

SNSI

ダイビングの聖地として知られるイタリアで設立されたダイビング指導団体です。
安全にダイビングができるスキルを持ったダイバーの育成を目指すため、既存団体よりも質の高いトレーニング基準を採用している点が特徴です。

他にも様々な指導団体があり、国内で30団体以上あります。
自分の条件や考えに合った団体を選ぶことが大切です。

受験条件

ここからは一番メジャーなPADI(パディ)の団体でのインストラクターのライセンスについて説明させていただきます。
もちろん参加するお店や団体によって若干変わっていきますので、大体の基準だと思ってください。
別団体からも受験は可能ですが、条件と同等の資格等を所持している事が条件です。

オープンウォータースクーバインストラクター
  • PADIダイブマスター、他の指導団体の場合リーダシップ・レベルとして認定されていること
  • ナイトダイビング、ディープダイビング、アンダーウォーターナビゲーションを含めた、ログに記載されているダイブ経験本数が60本以上
  • 認定ダイバーになってから6カ月以上経過
  • 過去24カ月以内にCPRとファーストエイドのトレーニングしている
  • ダイビングに適した健康な体

多すぎるため他は割愛しますが、インストラクターまでのライセンスもあります。
また、インストラクターライセンスからより専門の分野へと進むことができます。
地道にステップアップを目指してください。

合格率

お店によって違う為正確なデータはありませんが、約80%以上です。
しかし、試験の科目として苦手な物や難しいものもあるようで、そこはしっかりと練習やトレーニングを繰り返す努力も必要です。

1年当たりの試験実施回数

年に何度も開催されています。
自分に合った時期を目標に確実に習熟する事を目指してください。

試験科目

  • 5種類のスキューバスキル
  • 筆記試験(5つの理論エグザムとPADIシステム・規準・手続きエグザム)
  • 知識開発プレゼンテーション
  • 限定水域(限定水域プレゼンテーションと5種類のスクーバ・スキル)
  • オープン・ウォーター(オープン・ウォーター・プレゼンテーションとレスキュー・デモンストレーション)

採点方式と合格基準

PADI規準に関するテスト50問+5科目の学科テスト60問と演説、スキルの実演があります。

取得に必要な勉強などの費用

通うスクールによって違いますが、約100万円前後、安いところでは80万円とかなりの金額が必要になります。

受験料

91,800円

受験申込方法

パソコンで申込
事前にIE参加予約が必要となります。
予約は、コースディレクターまたはキャリア・ディベロップメント・センター/5スター・IDセンター/5スター・IDリゾートから行います。
通うスクールのHPから申し込んでいただき、いずれかの試験場所を選択します。
その後、必要事項を記入して送ってください。

まとめ

海のレジャーや仕事として華々しいダイビング資格ですが、その裏には多くの努力と計画が必要になっていきます。
これから目指す方は是非参考の1つにしてくださいね。

 

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