JHFパラグライディング技能証について

JHFパラグライディング技能証について

皆様こんにちは。
空の競技に興味はありませんか?空から降下して様々な技術を競う立派なスポーツの一種です。
ちょっと怖い気もしますが…自由に空を駆けるのは気持ちが良さそうですね!
国際的にも整備されており、世界中の自然の中、空から降下するそんな素敵なスポーツです。
他にも空中を駆けるスポーツはありますが、パラグライダーの魅力と言えばスカイスポーツの中でも比較的難易度が低く敷居も低いです。
競技人口は2万5,000人います。
そして、速度も遅いため焦る事無くゆっくりと自然を眺めながら空の旅を楽しむ事ができます!
また、滑空するスポーツなので、燃料などは必要なく経済的にも優しいです。
本記事をお読みになり、興味のある方はライセンスを取得してみませんか?

適用する仕事

JHFパラグライディング技能証 パラグライディング1この資格の場合、遊覧飛行や更に上位の教員資格を取れば、今度はスクールなどで逆に教えることができるようになります。

他には航空スポーツの発展のためや機材の安全性や開発のため、長い方はその経験で委員会、組織側の職員として働く等もあり得ますね。

併用して個人店を持ち専門の知識で用品を売ったり、フライトのお手伝いなどができるようになりますね。
ショー等に参加したり、空中撮影などをされている方もいます。

スポーツの一種ですから仕事とはちょっと違うかもしれませんが、大会に出場したりできますし、優秀な方や志す方は国際大会やオリンピックのために日々練習に励んでいくこともできます。

他にも、救助活動及びパラグライダーでトラブルがあった場合などの人命救助のお仕事もあります。

パラグライダーは様々なことができますが、一方で事故も付いてきます。
毎年多くて6件ほど事故が起きていますし、ベテランの方でも起こっています。
その点は留意してほしいと思います。

おおよその年収とキャリアパス

あまり年収は高くないようです。
大体200万から250万円ほどだそうです。
ですので、副業を持つ方やこちらを副業にしている方が多いようです。

個人店も運営していく方など形態は色々あるようです。
オリンピックに出ている様な方はスポンサーの元でパラグライダーに従事する方で、大きな大会の賞金などが年収なり収入となるでしょう。

自然相手のスポーツですから環境などに左右されやすく不安定な部分もありますね。
ボーナスの代わりにインセンティブ制度などのいわゆる出来高によって支払われる制度で、個人のモチベーションアップを図ろうとしていたりするところもあります。

キャリアパスは?
キャリアパスについては、兼業をしつつ長くインストラクターなどを務める方が多く、長い方や成績ある方はそのまま協会や組織の構成する人員になってパラグライダーの将来のための運営をしたりしますね。

認可団体

JHFパラグライディング技能証 ロゴ公益社団法人 日本ハング・パラグライディング連盟

窓口
公益社団法人 日本ハング・パラグライディング連盟 事務局
〒114-0015 東京都北区中里1-1-1-301
TEL: 03-5834-2889  FAX:03-5834-2089
E-mail: JHF事務局宛
お問い合わせ

事務局の通常業務日時:月曜日~金曜日 午前9時30分~午後5時30分

新型コロナウイルス感染予防対策として、職員は引き続きテレワーク勤務と時短勤務(9:00~16:00)を実施しております。
電話の受付時間は基本10:00~16:00とします。

事務局へのご連絡・お問い合わせは出来る限りメールをご利用していただきますようお願いします。
回答は通常よりお時間をいただく場合がございますが、順次対応させていただきます。
業務効率化のご協力とご了承よろしくお願いいたします。

受験条件

各クラスの受験条件をご説明します。

PGA級パイロット技能証

教育課程を修了していること

PGB級パイロット技能証

教育課程を修了していること

PGノービスパイロット技能証

14歳以上で教育課程を修了していること

PGパイロット技能証

16歳以上で教育課程を修了していること

PG助教員技能証

18歳以上でパイロット技能証を取得してから一年が経過しており、なおかつ30日以上の教習経験があること

PG教員技能証

20歳以上で助教員技能証を取得してから一年が経過しており、なおかつ30日以上の教習経験があること

合格率

JHFパラグライディング技能証 パラグライディング2詳しいデータはありませんが、合格率は全体でだいたい6割~7割と言われています。
訓練が多少きついと言われています。

1年当たりの試験実施回数

受講する団体の実施日などをご確認ください。

試験科目

詳しいデータはないですが、学科と実技の両方です。

採点方式と合格基準

実際に実技によるものと、用紙あるいは口頭での質問です。

取得に必要な勉強などの費用

主な勉強方法はスクールなどのコース制などになるでしょう。
その場合、大体一つのライセンスを取得するコースで5,6万円前後の費用がかかります。
そこにパラグライダーの機材費用も加わります。

もちろん格安や無料で貸し出しているところもあるかもしれませんが、最終的にライセンス取得を考えていくと自分で買っておくことを考えなければなりません。
多くのライセンス取得を目指すと数十万程かかってしまいます。

ですので、これだけのお金がかかるため、始める時はしっかり予定を組んで目的を持って行いましょう。

途中で折れてしまってはもったいないです。
多少きついところや高くて怖い部分もあるかもしれませんが、しっかりとしたサポートがつきますのでなるべく気楽に前向きに挑んでみて下さい。

また、安全が第一ですから機材は保証がない中古のものよりも、しっかりとした新品の物をお薦めいたします。
初級用・中級用・上級用で性能も違うため、そのたびに機材の買い替えもあるかと思います。
もちろんそのまま使う人もいますね。

受験料

実技と学科双方に検定料金が発生します。
1,000円から5,000円の範囲で、より上級になるほど受験料も高くなっていきます。
また合格した場合、ライセンスの申請料金3,000円から5,000円の範囲で費用がかかります。

他にも海外でパラグライディングをされる方は、IPPIという国際技能証の方の資格も取っておくと海外のフライトの時に便利です。

JHFの検定をクリアしていればそれに準じた国際技能証を取得できます。
申請料金は3,000円です。
JHF申請の時と同時の場合は1,000円と安くなります。

それ以外にもJHFの技能証を取得する為には、フライヤー会員になる必要があり、フライヤー宣言及び年会費5,000円ほどの料金が発生します。

JHFの組織に属し事業にも参加できて機関誌「JHFレポート」が送付されます。
また、登録を完了すると自動的に第三者賠償責任保険に加入できるようになります。

受験申込方法

スクールを通してJHF事務局に教員の方が申し込みます。
一日でも早く教員に合格を貰えるようにしましょう。

JHFパラグライディング技能証 パラグライディング3

まとめ

以上のようになります。基本的にスクールに通い技能証を取得して貰うことになります。
体力的なものもあり慣れないうちは大変かもしれませんが、フライトを楽しみつつ技能証の取得を目指してほしいと思います。

スカイスポーツというのは他にありますから、パラグライディングを足掛かりに他のスカイスポーツを始めてみるのも良いかと思います。

事故を避けるため、安全なプレイを心掛け防寒対策をしっかりとして空のスポーツをしましょう。
どんな感じか実感するために、タンデム2人乗りや体験コースなどを試してみるのもオススメですよ。

 

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