皆様こんにちは。
皆様はネイルは好きですか?
女性の方は爪のお手入れやデコレーションなどこだわったり、会社で目立たない程度にはちょっと色を付けてみたりなど楽しんでいる方も多いのではないでしょうか?
私の母親も高齢ですが、ネイルアートを楽しんでいますよ。
ネイルアートは若い人から高齢な方まで幅広い人気があります。
男性の方でもファッションにこだわったり、ネイルアートを含めた爪のお手入れをされる方もいるぐらいです。
今ネイルは様々なものがあり人気が高いので、興味のある方やネイルの仕事を持ちたい方などは参考にしていってみてください。
Contents
適用する仕事
ネイリスト自体は国家資格ではなく民間資格です。
民間資格な分、国家資格よりは取得しやすいのも特徴です。
10年前に比べれば落ち着いていますが、ネイル産業の売り上げは緩やかな右肩上がりで安定している分野です。
ネイルスクールの講師
講師として正社員や非常勤の両方で、勤務されているようです。
スクールで生徒の方々にネイルを教えていきます。
総合美容スクールなどでもネイルの講師として勤務するようです。
美容サロンやネイルサロンなどに勤める・自分でお店を持つ
求めてこられるお客様のために、爪のお手入れからマニキュアを塗るカラーリング、そしてネイルアートや爪の補修のリペアなど様々なご要望に沿う形で仕上げていきます。
ネイリストが爪のデザインでやることはジェルネイル、マニキュア(ポリッシュ)、スカルプチュアという付け爪です。
ホログラムや3Dアートなど高い技術力が必要になりますし、爪の健康状態やしてはいけない施術などの知識も必要になります。
爪についてのカウンセリング等のお仕事もあるでしょう。
あとは普通に店舗として在庫の確認や事務仕事などがありますが、その場合でも資格があった方がやりやすいし、資格を持っていて良かったと思う場面も出てくるかと思われます。
ネイルメーカーや卸ディーラーの販売や営業職
直接ネイルを扱うわけではないですが、ネイルに関わる仕事ならば知識としてあった方が有利ですね。
ネイルチップ作成者
どちらかというと副業の意味合いが強いですが、自分でネイルチップを作成するお仕事です。
出店も含まれますね。
アイデアやデザイン勝負にもなりますが、やはり知識は前提として必要です。
なかには芸術家顔負けの素敵なアイデアやデザインを生かしたネイルチップがあります。
今やネイルで動画作成、作り方や解説など出ていて作っている方もいますね。
あとは、海外でネイルの仕事をされてる方がこの資格を生かしていると思います。
こういった職業の雇用形態は、パート、アルバイトから正社員まで様々です。
おおよその年収とキャリアパス
資格を持っていなくてもネイリストは名乗ることが出来ます。
ですが、資格を持っていないと、就職で不利だったり金銭面でも低くなりがちになります。
最初から持っていれば、ネイリストとして有利な雇用条件を勝ち取ることができます。
これはどこでも当然ですが、入ってから実務経験を積んで資格を取得して、スキルアップをしていくことも可能です。
最終的には管理職や大手の偉い役職に就いたり、自ら独立するなどがキャリアパスとしては挙げられます。
今では男性のネイリストなども存在します。
職場にも力仕事や体力面が必要な場合もありますし、女性と男性の感性の違いもありますから男性目線でデザインを見てもらうなどの理由もあります。
この職業は男性・女性の制限なく募集しているところもありますが、女性ネイリストに比べれば男性はメジャーではなく求人数も少なめです。
これは男性に爪や手を触れられたくないという部分もあるかと思われます。
認可団体
認可団体を2つ挙げておきます。
NPO法人 日本ネイリスト協会 事務局
TEL.03-3500-1580 FAX.03-3500-1608
10:00~18:00(土日祝休業)
組織としても体系化されており、各地方にも存在します。
発足したのは1986年と数十年運営しています。
JNEC 公益財団法人日本ネイリスト検定センター
TEL.03-3519-6830 FAX.03-3519-6835
10:00~18:00(土日祝休業)
NPO法人日本ネイリスト協会(JNA)が実施していた検定試験事業の譲渡を受け、検定試験の運営と資格認証を専門に行う機関として新たに設立されました。
受験条件
義務教育を修了している方なら、どなたでも3級に挑戦できます。
独学および実務や専門の学校などで、しっかりと知識と技術を身に付けて挑みましょう。
2級の受験資格は3級資格取得者、1級の受験資格は2級資格取得者です。
合格率
合格率は
3級が
83.82%、2級が40.49%、1級が37.06%です。
級が上がるほど、合格率も減っていき難しくなっていますね。
1年当たりの試験実施回数
4月 | 1,2,3級 |
7月 | 2,3級 |
10月 | 1,2,3級 |
1月 | 2,3級 |
それぞれ実施されます。
なので、およそ年4回試験回数があるようです。
試験科目
全て筆記と実技です。
採点方式と合格基準
筆記は問題を解いていきますが、美容関係であるため身だしなみやマナー、態度などテスト以外の部分もいろいろ減点要素が含まれるため、よく確認して受験してください。
実技も同じです。
実技自体も試験官がチェックします。
合格基準は全て筆記は100点満点中80点以上、実技は50点満点中38点以上です。
取得に必要な勉強などの費用
ネイルスクールなどの場合は、年間約100万の学費がかかります。
総合美容学校の場合は200万~300万の学費
通信制などは人件費がないので、高くて50万円ほどです。
独学の場合は自分でyoutubeなどの動画を見つつ勉強すれば、数万に抑えることもできますが、やはり初心者はスクールか通信教育で学ぶのが一般的でおすすめです。
意外と通信ではいろいろな講座(ユーキャンやチヒロネイルなど)が開講されているので、見つけてみてください。
受験料
3級 | 6,800円 |
2級 | 9,800円 |
1級 | 12,500円 |
返金はできないので気を付けてください。
なるべくお釣りが出ないようにしましょう。
受験申込方法
お申込み方法は個人と団体があります。
個人の場合はWebと郵便での申し込みができます。
願書を申し込み必要事項を書いて発送するか、PC、スマホどちらでもよいのでWebから必要事項を記入しましょう。
Webの方が便利なため、そちらのほうをお勧めいたします。
団体は団体の責任者や講師などが申し込みます。
定員がありますので、それを超える場合はそこから抽選となり、外れた方は次回になります。
どちらも受験要項をよくお読みください。
まとめ
ネイルは綺麗ですね。
女性ならやっている方も沢山いますし、他のファッションと合わせてより綺麗に楽しみたい方も多いですよね。
ネイリストはそんなお客様を喜ばせることができる素敵なお仕事です。
このネイル検定でしっかりと資格を取り、仕事に生かしてほしいと思います。
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JNAジェルネイル技能検定について
年収では20代で300万未満、30代で300万から360万、40代でまた300万未満のケースが多いです。
これは30代でキャリアを積み重ねて収入が増えますが、40代になると管理職に回されたり独立などによって低くなるケースがあるからです。
そして、一部歩合制や歩合制などを採用しており、成果によって収入がまた変わってくるようです。
ボーナスなどでは、多いところで50万を超えることがあります。
副収入でご自宅などでネイルチップ作成や販売をされている方は、値段設定によりますが多くて月数万円稼げるかもしれません。
ネイリストにはコンテストや大会もあり、上位や優勝者にはまた違うキャリアが出てくるでしょう。