今日はおすすめ掃除本のご紹介の記事です。
掃除の意味や仕方がわからないという方は、そうした本を読むのも良いかと思います。
また読書好きの方もおもしろい本に出合えるかもしれません。
是非ご覧ください。
Contents
部屋が散らかるのはどうして?物の置き場所は決まってる?物をなかなか捨てられない?
まず掃除しても、すぐ部屋が元に戻ってしまう主な原因を挙げていきます。
物をどこに置くか物の居場所を決めていない
毎日使用する物も置き場所が決まっていないと、使い終えた後なんとなくテーブルや床に置きがちです。
物の置き場所を決めないと、使用する前にどこにあるのか探し回らなければならないことになります。
結果「しまったら出すのが大変だから、分かりやすい場所に置こう」となって、部屋が散らかってしまいます。
何でも収納スペースに詰めこみがち
何でも収納スペースに詰め込むと、部屋は一見片付きますが「どこに何をしまったか」が思い出せず、使う物を探すのに詰め込んだ物を出さなければなりません。
それで、片付けた部屋は元の散らかっている状態になってしまいます。
物が多すぎる
使用しない物をずっと取っておけば、収納スペースを圧迫し管理も必要になります。
収納スペースが足りないと、収納家具を増やすことになり、どんどん管理が大変になります。
床やテーブルの上に物を置くのに抵抗しない
床やテーブルの上に物を置く癖があると、部屋は散らかります。
「置き場所がないし、まあテーブルや床の上に置き、後で片付け場所を考えようかな」と思ったら、部屋はあっという間に足の踏み場がなくなります。
部屋を綺麗にするための片付け方
部屋が散らかる理由が分かったところで、次は部屋が散らからなくなる片付け方や掃除方法を教えします。
使用しないものを捨てる
まず片付けには、使用しない物を捨てることから始めるのが大事です。
「いつか使うかも」といった物は、まずこれからも使いません。
1年間使わなかった物は、これからも使う可能性は低いです。
物を減らして管理が楽になると、収納スペースも余裕が生まれます。
収納スペースはいつも3割程空きが出来るようにして、物を捨てると良いです。
また「思い出の物だから捨てられない」といった物は、写真にしたり電子化して形を変えると収納がコンパクトです。
物の住所を決める
必要な物は、次のような種類に分類することが可能です。
- 毎日使用する物:日用品など
- 時々使用する物:来客用の物やレジャー用品
- 普段使わないが大事な物:思い出の物、使用する季節が限られる物など
毎日使用する物は、最も取り出しやすい場所にしまうと良いです。
クローゼットや押入れならば、腰から目線の高さの場所にしまうと良いです。
滅多に使用しない物は、天袋や床下収納など「取り出すために手がかかる場所」に入れると良いでしょう。
使用する場所の近くに物をしまう
物は、使用する場所の傍にしまうのが基本です。
例えば、台所には食器や調理器具をしまいます。
文具類はリビング、おもちゃは子供部屋を収納場所にしましょう。
そうすると、出し入れも比較的楽になります。
片付けのプロセスを簡略化する
片付けが苦手な人は、片付けにかかってしまうプロセスを少なくしなければなりません。
例えば、物をしまうのに3つ以上の行程があると面倒になります。
なるべく「片付け箱に入れるだけ」などの少ない動きの工程で物を片付けるようにすると良いです。
片付いた部屋を続けるためには
ここでは、片付いた状態の部屋を長く保つ習慣や考えについて述べます。
物は収納場所を決めて増やす
新しく物を増やしたい人は、収納場所を決めて購入するようにしましょう。
例えば、シーズンごと買い足す服の場合、着ないものを捨てて収納スペースを空けて新しい物を買うと、収納場所が満タンにならないです。
物は使用したら定位置に片付けると良い
物を使用したらその場に放り出すのでなく、定位置に戻すと良いでしょう。
そうすると、散らかったり行方不明になりません。
「1日の内に何度も使うわけなのに使うたびしまうのは面倒」というときは「一時置いておく場所」を作ります。
そこに使うときしまって、1日の終わりに定位置に戻すようにしましょう。
テーブルや床に物を置かない
テーブルや床に物を置く習慣をつけてしまうと、部屋が散らかります。
テーブルや床に10分以上物を置かないよう習慣づけるようにしましょう。
定期的に持ち物を整理する
物は常に増えてしまうので、定期的に整理すると良いです。
衣替えの季節や大掃除のときがおすすめです。
定期的に持ち物を整理すれば、物の二重買いも防ぐことができます。
油性、水性汚れの違いって?重曹、クエン酸、中性洗剤って?
汚れには種類があります。
ここでは油性の汚れと水性の汚れについて、見ていきます。
私たちの体から出る皮脂や食べこぼしも油性です。
また、外気の油煙や自動車排気ガスなども油性の汚れです。
食塩、砂糖、果汁、スープなどの飲食物、汗や尿などの分泌物もこれにあてはまります。しかし、水性だからといって、汚れを取り除かないで糖やタンパク質を残しておくと虫害を招く場合もあります。
それに汚れたままアイロンをかけたりすると、変色やシミになることもあります。
そうした汚れには取り除くグッズが必要になります。
よく洗濯では複数の洗浄剤が紹介されますが、どれがどの汚れに効くのか分かりますか?
少しの水を混ぜれば重曹の粒子は細かくて角がなく傷も付きづらいため、クレンザーにもなります。
水を混ぜて熱を加えると発泡します。
例えばこの発泡によって、鍋のコゲ落としが出来ます。
電気ポットの汚れやトイレのアンモニア汚れ、石けんカス、水垢などに効きます。
重曹と混ぜれば発泡します。その発泡で排水溝の掃除を行うことが可能です。
他にはトイレの消臭を行うことができます。
0に近くなれば酸性、14に近くなればアルカリ性です。特徴としては、手肌や素材を傷めることなく、軽い汚れだけを落とせます。
この中性洗剤はお家の中のちょっとした油汚れを落とすのに、適しています。
- 食器に付いた油汚れ
- 家具や家電に付く手垢
- お風呂場やトイレで出る皮脂汚れ など
掃除初心者とプロの違いって?上から下、奥から手前の法則って?
意外かもしれませんが、掃除の仕方には効率の良い法則があるんです。
上から下へ、奥から手前へ
掃除は上から下へ、奥から手前へと拭くのが基本となります。
ほこりやゴミは掃除をしている間にも重力に従って、上から下へ落ちていきます。
大掃除だけでなく掃除の基本は天井、タンスの上といった高い所から壁、床といった低い所へが基本となります。
天井のほこりは、パンストを使ったはたきでなでるように取ると良いです。
同様に、壁のホコリもそのように取りましょう。
フローリングは軽く掃除機をかけて、雑巾を米のとぎ汁につけて硬く絞って拭くとツヤが出ます。
床面に水分を残さず乾拭きをすると良いです。
床や畳といった掃除の際は、奥から手前に行いましょう。
奥の方のゴミを集めて、手元に集めるようにすれば取りこぼしがなくなります。
掃除初心者とプロの違いについて
プロのクリーニング業者の方は、何も料金だけ高く取っているだけではありません。
プロの方は素人が扱いづらいクリーニング道具を使いこなせます。
もっというなら、プロでない方がプロ用の道具や洗剤を使用することはおすすめできないらしいです。
正しく扱えない可能性がありますから。
それにプロの方は手際が良いです。
なぜなら専門知識と技術を持っているのえ、無駄なくクリーニングを進められます。
例えば、フィンの汚れやエアコンのフィルターなど、日頃から自分で出来る掃除は自分でして、内部に潜んでいるカビ、ホコリ、汚れの除去はプロに任せると良いです。
プロに任せるとキレイな状態を長続きさせることが出来るからです。
ここは自分で掃除して大丈夫かとわからなかったら、プロに任せましょう。
普段の掃除は自分で行い、年に1回クリーニング業者に頼み、しっかりクリーニングをして上手く使い分けると良いでしょう。
掃除初心者におすすめの掃除本
掃除が嫌いで、ついついやるのが面倒…
物を片すのが苦手でついつい汚部屋になってしまう…
とにかく普段掃除なんてしない!という「掃除初心者」の方でも、少しでも部屋を片付ける気になるようにといくつか読みやすい掃除本を探してみました。
お坊さんが教えるこころが整う掃除の本
- 出版社名:ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 商品名:お坊さんが教えるこころが整う掃除の本/著者:松本 圭介
- 価格:¥1,430(税込)
最初に紹介するのが東京の光明寺で僧侶をする松本さんの本です。
お坊さんと掃除って何の関係があるのか疑問に思う人、少し考えてみましょう。
お寺って、境内がいつもキレイじゃないですか?
不思議と寺にいれば落ち着いた気持ちになりますよね。
実は、お坊さんの心の持ちようが関係しているんです。
こちらの本は掃除のhow to本というより、心の整え方を重視した本です。
「心が乱れている」「掃除が億劫」という人は、ぜひ読んで欲しいです!
四季を感じ、自然に感謝をして毎日を過ごす。
当たり前ですが、忙しい現代人はつい忘れがちですね。
この本を読み終えると、余計な雑念がなくなってますよ。
子供とペットとスッキリ暮らす掃除術
- 出版社名:角川書店
- 商品名:子供とペットとスッキリ暮らす掃除術/著者:東 いづみ
- 価格:¥1,320(税込)
人気が高い掃除ブログ「子供とペットとスッキリ暮らす」を書籍化したものです。
大人2人、子供3人、猫4匹と、片付けと遠そうですが、家の中は何故かいつもきれい!
何故かというとその答えはすべて一冊に詰まっています。
写真と可愛いイラストが満載、視覚的に頭に入ってきます。
「レンジフードの掃除方法は?」
「炊飯器や食器洗浄機を綺麗に磨くには?」
「和室の障子や畳って掃除できるの?」
見落としやすいスペースの掃除もこちらを読むと解決できます!
ナチュラル洗剤でちょこっとピカピカ掃除!
- 出版社名:世界文化社
- 商品名:ナチュラル洗剤でちょこっとピカピカ掃除!
- 価格:¥1,320(税込)
- 重曹
- クエン酸
- セスキ酸ソーダ
- 過炭酸ナトリウム
この4種類のナチュラル洗剤で、生活上の殆ど全部の汚れをきれいにできます。
それもドラッグストアや百円ショップなどで簡単に揃えられるらしいです!
例えば「重曹を使った事はあるけれど、綺麗に落ちなかった」という方は、もしかしたら汚れの特性を理解していなかったのが原因かもしれませんよ?
汚れに合った洗剤を使い分けるノウハウが詰まっている一冊になります。
まとめ
今回は掃除にまつわる話をしてきました。
いかがでしたか?
おすすめの掃除本もご紹介しました。
掃除初心者には掃除本はありがたいですよね。
掃除が苦手な方は、この記事を参考に掃除本を購入してみてはいかがでしょうか。
この記事がこれからお部屋をキレイにするヒントになれれば、嬉しい限りです。
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