皆さんのお宅にはどのくらい本がありますか。
本ってついつい買って捨てられなくなりますよね。
本の並べ方にも性格が出ますし、とにかく隙間があれば本は本棚に入れちゃいます。
では、その本棚はどのように掃除していますか。
掃除用クロスやブラシでサーッと拭く人もいるでしょう。
本棚を掃除しないとどうなるのか、その真実をお伝えしたいと思います。
Contents
ほこりと湿気の温床となった本棚って?湿った本は日陰で干した方がいい?
日頃本や雑誌が置いてある本棚を見ると、うっすら白いほこりが出てきていることがあるかと思います。
本を立てたときに上になる部分のことを「本の天」と言うそうですが、そのところのほこりです。
本棚のほこりを取らないとどうなるのか
ほこりというのは布団や衣服などから出た「繊維のクズ」が主成分です。
そこに土やティッシュ、皮膚のカケラ、フケや垢、花粉などが混ざり合ってほこりが出来ていきます。
それが摩擦によって静電気が起きて、壁やら本棚やらにくっついてきます。
そのほこりも空気中の湿気を吸ったり吐いたりしています。
それを繰り返しているうちに、カビや細菌といった物を増やしていきます。
湿気がそういった“同居人”を呼び寄せちゃうわけですね。
さらには、先ほどのカビや菌をエサにするダニも呼び寄せちゃう可能性もあります!
ダニにもいろいろな種類がいますが、中には人を刺すダニもいます。
そういった刺すダニは人の皮膚にも悪影響を及ぼします。
例えば本を片付けていたり、ほこりまみれの場所を掃除していたらくしゃみや咳が止まらなくなったことありませんか。
その現象こそダニが棲みついているサインなのです。
本の湿気対策
本棚に本や雑誌などをぎゅうぎゅうに詰め込んでいませんか。
そのような環境の本棚は、実は湿気が溜まりやすいんです。
私たちが生活している中で、湿度が70%以上になると高確率でカビが発生します。
カビの菌というのは空気中の至る所に飛んでいますし、水分と栄養分があれば発育しますので繁殖力も高いです。
たとえオープンな本棚でも、奥の方は空気の流れが悪いため湿度が高くなってしまうのです。
本そのものに対しては、定期的に虫干しをして湿気を発散させることが大切です。
これをすれば本の状態をチェックすることも出来ますよ。
こちらはベランダなどを利用して虫干しするやり方です。新聞紙を敷いたら本を90度くらいに開いて、立てておきましょう。
出来れば日当たりが良く、風通しも良いところを選んでください。
スペースが無ければ室内に広げて、扇風機を当てると虫干しの効果が得られます。
虫干しに適した時期は9月から11月までです。
冬に入る前の晴天の日の午後3時くらいまでが良いタイミングです。
この時期の湿度が50%前後にまで下がっているため、虫干しにちょうど良い時期だからです。
本棚にも害虫が棲みついちゃう?湿気が原因でカビちゃう?カビを餌にする害虫って?
先ほどほこりまみれになった本棚のデメリットについてお伝えしましたが、たとえオープンな作りの本棚でも奥の方は空気の流れが悪いです。
他にも同じ部屋の中でも結露しやすい壁際に本棚がある場合や洗濯物を部屋干しするときなどは、中の湿度が上がってしまうので油断出来ないんです。
湿気とカビと怖い虫
湿気ばかりの環境だとカビが生えやすくなります。
カビが生えると、さらにカビを餌にする害虫が現れてきます。
それがチャタテムシです。
チャタテムシは暗く湿度が高いところに発生する虫なので、本棚の奥はうってつけの場所です。
さらには、チャタテムシ以外にもシミ(紙魚)やシバンムシといった虫も本棚に付きやすいので、そうした物が発生して来ないように対策しなければなりません。
これらの虫は本だけでなく、乾燥した食品や衣類をも食べてしまうと言われています。
虫自体は人体に直接害がありませんが、ダニやアレルギーの原因につながる恐れもあります。
本棚のカビ掃除
湿気が原因でカビや虫が発生するなら、本棚にも湿気対策を行なわなければなりません。
ここでは対策をお伝えします。
塩素系漂白剤を使った掃除方法

- ゴーグル、マスク、ゴム手袋
- 塩素系漂白剤(カビキラーやハイターなど)
- ティッシュやキッチンペーパーなど
- ゴミ袋
塩素系漂白剤を使いますので、まずゴーグルやマスク、ゴム手袋で肌をガードしましょう。
肌に触れると炎症を引き起こしてしまいますからね。
ずっと汚れた面で拭き続けるとカビの胞子を広げてしまうことになるので、常に拭く面を変えながら拭き取るようにしゴミ袋に入れましょう。
カビが取れたらカビ取り剤に書いてある放置時間を参考にして、しばらく放置しましょう。
ティッシュなどで本棚に漂白剤が残らないようにきれいに水拭きしましょう。
使ったティッシュはゴミ袋に入れ、カビの胞子が舞わないようにそっと口を閉じてからゴミ箱に捨てましょう。
そして、最後に乾拭きをして本棚を乾燥させてから、本をしまいましょう。
アルコールを使った掃除方法

- ゴーグル、マスク、ゴム手袋
- アルコール除菌スプレー
- ティッシュやキッチンペーパーなど
- ゴミ袋
アルコールは引火性なので、周りに火気がないことを確認しながら換気しましょう。
そして、マスクやゴーグル、ゴム手袋をしたら本を取り出してください。
こちらもカビを塗り広げないように、拭くときは常に新しい面を使って拭き取ります。
カビがきれいに取れるまで繰り返し拭き取ってください。
カビの胞子が付着している可能性があります。
アルコール除菌スプレーには水分が入っているので、そのまま本を戻すと湿気が付いてカビの原因になってしまいます。
本棚に日除けを施した方がいい?紫外線対策にも意味がある?
今度は紫外線と日除けの話をしていきます。
本と日焼け
「いつの間にかこの本の紙黄色くなってきた」ってことありませんか。
紙が黄色くなったり、茶色っぽくなってしまうのは本も人間の肌と同じく、日焼けをするからなのです。
本が日焼けしてしまう原因は、主に光と空気です。
太陽光線に多く含まれる紫外線が紙を劣化させるために、日焼けして色褪せたり、強度が落ちてボロボロになってしまうのです。
紫外線は太陽光だけでなく、蛍光灯の光にも含まれています。
つまり、蛍光灯の下に長く置いておいても本が日焼けしてしまうのです。
本の紫外線対策
本の見た目が色褪せたり、ボロボロになってしまったら、読みづらいし残念な気持ちになりますよね。
普段読んでない本で長持ちさせたい場合は、密閉出来るビニール袋に本と少量の乾燥材、防虫剤を入れて温度や湿度の変化が少ない暗い場所に保存しましょう。
普通に本棚に入れたままよりも、酸化を抑えられます。
その他の本は遮光カーテンや紫外線防止のフィルムを窓に貼るのが効果的です。
また、本にブックカバーをつけるのもおすすめです。
これなら本を取り出すときに本を傷つけることも少なくなります。
本の背表紙が見えないのが気になるなら、透明フィルム型のブックカバーも販売されています。
もちろん書店でもらうような紙のブックカバーでも大丈夫ですよ。
窓がない部屋に本を収納すれば良いのでは?と考えがちですが、それでは今度は通気性が悪くなって湿度が高くなってしまうので、窓と換気をセットにして紫外線対策しましょう。
本棚日除けにおすすめグッズ
前項目で本の日焼け対策についてお伝えしました。
本棚を日差しから守るためにおすすめのグッズがありますので、ご紹介しましょう。
ボックス用カーテン

- メーカー名:カインズ
- 商 品 名:ボックス用カーテン
- 価 格:¥698(税込)
- サ イ ズ:44×86cm
ボックスケースや戸棚の目隠しにちょうど良いサイズのカーテンです。
マジック式テープが付属で付いていて、別売りでありますが突っ張りポールを使えば取り付けられます。
8種類の柄からお選びいただけます。
紫外線を99%カットする すっきりクリアフィルム
- メーカー名:リンテックコマース
- 商 品 名:紫外線を99%カットする すっきりクリアフィルム
- 価 格:¥1,650(参考価格)
- サ イ ズ:46cm×2m SLサイズ
これは扉がある本棚に有効かもしれません。
ガラスに貼るだけで窓から侵入してくる紫外線UV-A、UV-Bを99%カット出来るフィルムです。
汚れやキズが付きにくい加工も施してあります。
ただし、ザラザラな面や凹凸な面では貼れないのでご注意ください。
ミエミエ 透明保護用ブックカバー&ケースカバー(四六判書籍サイズ)
- メーカー名:コアデ
- 商 品 名:ミエミエ 透明保護用ブックカバー&ケースカバー(四六判書籍サイズ)
- 価 格:¥275(税込)
- 容 量:15枚
大切な本を購入したときのまま、美しく保存出来る透明ブックカバーです。
今回は四六判書籍サイズをご紹介しました。
この他にもコミックサイズや文庫サイズ、B5やA4などの大判サイズも販売しております。
まとめ
今回は本と本棚のお手入れについてお伝えしてきました。
本棚も手入れをしないとカビや虫が発生したり、日差しの影響で本が駄目になったりしてしまいますね。
本棚も他の掃除場所と同じように、掃除をして財産である本を長持ちさせましょう。
本と本棚には窓と換気もセットですよ!
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作業自体は簡単そうですが、本の数が多いと1日掛かってしまう場合もありますね。
ちなみに、図書館では数十日かけて虫干し作業をするそうです。