ハウスダストは、なるべく除去したいものですよね。
ハウスダストが人体に与える影響を挙げさせて頂きました。
ハウスダストの人体への悪い影響をなくすために、ハウスダストを除去した方が良い場所ややり方も挙げましたので是非ご覧ください。
Contents
ハウスダストとなった人毛、フケ、ダニの死がいであるハウスダストが人体に与える影響って?
まず、ハウスダストにどんなものがあるかを挙げていきます。
ハウスダストには、衣類などの繊維クズ、カビ、ダニの死がいやフン、髪の毛、フケ、ペットの毛、花粉、タバコの煙、カビ、細菌などがあります。
ハウスダストが人体に与える影響
人間の体には、異物が入ってくると、その異物を攻撃して体の外に追い出そうとする機能があります。
体内に入ってきたハウスダストを、体が異物と判断すると症状が出てきます。
ハウスダストによるアレルギー症状は、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみや痛み、皮膚の炎症やかゆみ、肌の乾燥、喘息、咳などです。
影響を与えてしまうアレルギーや疾患
全員ではないですが、人間はハウスダストに対してアレルギーも起こしてしまいます。
アレルギーには、次のような症状があります。
アレルギー性鼻炎
アレルギーの原因物質が体内に入って、アレルギー反応が起こります。鼻の粘膜に炎症が起こります。
くしゃみが続いたり、大量の鼻水、鼻づまりなどの症状が起こります。
ハウスダストが原因のものは通年性で、花粉が原因のものは花粉の時期に起こります。
筆者は、ダニとハウスダストのアレルギー性鼻炎なのですが、特に子供の頃は苦しめられました。
10代の後半で多少改善しましたが、それまで鼻詰まりがひどく、鼻で呼吸はほとんどできませんでした。
特にお子さんがいらっしゃる方は、ホコリやダニには気を付けることをお勧めします。
アレルギー性結膜炎
アレルギー性結膜炎は、アレルギーの原因となる異物が結膜に入ることで、目が充血したり、目に強いかゆみが起きる疾患です。
結膜がむくんで、白目の部分に影響が出る事もあります。
こちらもハウスダストが原因の通年性の物と、花粉が原因の季節性のものがあります。
コンタクトレンズの汚れが刺激となって起こる場合もあります。
アトピー性皮膚炎
痒みと湿疹があります。湿疹は体の様々な部位に、左右対称性に慢性的に繰り返し見られます。
湿疹ができる部位は年齢によっても異なりますが、前額、眼の周り、口囲・口唇、耳介周囲、頸部、四肢関節部、体幹によく現れます。
乳児期や幼児期から発症して小児期に症状が治まるか、あるいは治まることなく再発を繰り返して、成人になっても症状が持続してみられることもあります。
悪化することがありますが、悪化の原因は、唾液、汗、髪の毛の接触、衣類との摩擦、掻破による刺激、外用薬、化粧品、金属、シャンプーやリンスなどのかぶれ、ダニ、ほこり、花粉、ペットの毛などによる吸入、食物、ストレスなどです。
気管支喘息
こんな症状が出たら、強い喘息発作のサインです。
筆者は気管支喘息も抱えているのですが、咳が止まらないのは苦しいです。
ちょっとしたことで、咳き込んでしまいます。
周りからも嫌がられて仕方ないことと思いますが、風邪などに罹っていないのにマスクをするように言われることもあります。
ハウスダスト掃除をするタイミングって?神経質になっちゃう?
ハウスダスト対策を取られる方法の中心は掃除になると思います。
掃除のタイミング
お掃除はハウスダストが床に溜まったタイミングで行うのがオススメです。
朝一番の時間帯は、ハウスダストが床に溜まっているので良いタイミングです。
ハウスダストはとても軽いので、家族が動き出してしまうとすぐに舞い上がってしまいます。
ハウスダストが宙に舞っているタイミングでは、ハウスダストを除去するのは難しいです。
夜、家に居る方が寝静まっているときに、ハウスダストは空中から床にだんだんと落ちてきます。
ですので、ハウスダストの除去はハウスダストが朝、床に溜まっているときに除去するのをおすすめします。
ハウスダストは、壁際の床に多く落下して蓄積している傾向があります。
壁際の床から掃除をするのが良いでしょう。
神経質とアレルギー
ハウスダストを掃除するのに、もう一つ気にしておきたいことがあります。
特に子供がいらっしゃるお家で注意したいのが、清潔にしすぎると子供が育つ過程でアレルギーになるということです。
不衛生な方がアレルギーになってしまうと考えていらっしゃる人も、少なくないと思います。
アレルギー発症の仕組みは研究段階なのですが、現在こうも考えられています。
綺麗で清潔な環境は、そこで過ごす子供達にとってアレルギーの発症を抑えるように思ってしまいます。
ところが、その清潔な環境こそ問題があると考えられています。
乳幼児期に清潔な環境で過ごすと、細菌やウイルスに対する抵抗力・免疫力が充分に育たず、それがアレルギーの発症に関係すると言われています。
汚れに対して神経質になってしまって、清潔な環境を保ちすぎるのは却って子供にとっては良くないかもしれません。
つまり、1日に何度も掃除したり、頻繁に除菌スプレーを吹きかけ続けるのは神経質ということです。
簡単なほこり取りを1日1回、しっかりした掃除を1週間に1回程度の頻度でやるので十分なのです。
ハウスダストが集まりやすい場所、掃除の効率よい進め方、道具、洗剤は?ダニの繁殖を防ぐには?
ハウスダストは目に見えないものが多いです。
なので、清潔に見える様な場所でも溜まっていることがあります。
ハウスダストが溜まりやすい場所に、次のようなところがあります。
それぞれに焦点を当てていきます。
ハウスダストが集まりやすい場所
寝室
寝具は繊維のかたまりです。
また、就寝中は人間の毛髪やフケなども落ちやすく、寝室はハウスダストがとてもたまりやすい場所です。
さらに、人間の毛髪やフケ、皮脂などはダニのエサになります。
なので、ダニの死がいやフンも多く存在します。
本棚
ハウスダストは、紙のあるところに集まりやすいです。
本棚や、他には新聞をまとめて置いてある場所は注意が必要です。
カーテン
布製品は繊維クズの発生源になってしまいます。
また、カーテンは窓の結露の影響でカビが発生しやすいです。
カーテンは放っておいてしまう人も多いと思いますが、こまめにチェックして洗濯した方が良いです。
照明カバー
照明器具には静電気が発生しやすいので、ハウスダストが集まってきてしまいます。
拭き掃除がしにくい紙製や布製の照明カバーは、避けた方がいいです。
浴室や洗面所
浴室や洗面所は、当然湿度が高いです。
そうなるとカビが発生しやすくなります。
洗面所は、タオルのような布製品がありますよね。
布製品があると繊維クズも多く、それ以外でも髪の毛などの様々なハウスダストが溜まりやすいです。
押し入れやクローゼット
布製品、寝具や衣類などが多く、布団の綿ボコリやダニの死がいやフンなども溜まりやすい場所です。
中の掃除や、換気がしにくいのもハウスダストが溜まりやすい理由です。
ハウスダストの掃除の効率の良い進め方
まず、ホコリは床に落ちていくので、部屋の高い場所から掃除して、最後に床を掃除するのがいいです。
床を掃除する時の注意点は、ハウスダストがなるべく宙に舞わない様にすることです。
前項目でもお伝えしましたが、ハウスダスト掃除は朝に行うようにしましょう。
そして、意外に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、掃除機の前にモップで掃除するのが良いです。
掃除機の排気などで、軽いハウスダストは宙に舞ってしまいます。
なので、掃除機をかける前に、モップなどでハウスダストを取り除くのが良いでしょう。
フローリングモップはシートを付けて行い、使用したらすぐ交換しましょう。
ダニの繁殖を防ぐ方法
ダニの繁殖を防ぐ方法は布団を敷きっぱなしにせずに、シーツをよく替えることです。
布団を敷いたままにしていると、ダニが好むフケやアカ、食べカスなどが溜まっていって、ダニが増えてしまう原因が増してしまいます。
また、布団と床の間に湿気が溜まると、それもダニが増える原因となります。
できれば、週2、3回は天日干しをして布団を乾燥させるのがいいです。
布団の掃除もあれば布団用のノズルをつけて、ゆっくり吸引させるように行いましょう。
また、ハウスダスト除去スプレーを使うのもおすすめです。
こういった製品はダニのフンや死がい、花粉などのハウスダストをミネラル成分が包んで固め、空気中に舞い上がるのを抑えます。
掃除機でハウスダストを吸い取りやすくします。
ハウスダスト掃除おすすめグッズ、殺虫剤
ハウスダスト掃除に、おすすめのグッズや殺虫剤をご紹介させていただきます。
激落ちクロス マイクロファイバー 28cm×28cm 10枚入
- メーカー名:レック
- 商 品 名:激落ちクロス マイクロファイバー 28cm×28cm 10枚入
- 価 格:¥700(税込)
洗剤を使わずに汚れを落とせる高機能なクロスです。
超極細繊維であるマイクロファイバーが油汚れやほこりなどをすっきり落とします。
乾拭き、水拭きどちらでも使えます。
IC-FAC2 超吸引ふとんクリーナー
- メーカー名:アイリスオーヤマ
- 商 品 名:IC-FAC2 超吸引ふとんクリーナー
- 価 格:¥7,180(税込)
吸引力を発揮する商品です。
気流の力でハウスダストを取り除くので、生地を傷める心配がありません。
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ダニアーススプレー ハーブの香り 300ml
- メーカー名:アース製薬
- 商 品 名:ダニアーススプレー ハーブの香り 300ml
- 価 格:¥675(参考価格)
スプレーすると手軽にダニを駆除できて、増殖抑制効果が1ヶ月続きます。
速乾性でべたつきがなく、やさしいハーブの香りです。
肌刺激テスト済みですが、肌が刺激に弱い方は注意した方がいいと思います。
まとめ
ハウスダストの対策についてでした。
ハウスダストは人体に悪い影響があるので、なるべく取り除きたいものです。
掃除のタイミングや掃除場所などを記載いたしました。
暮らしている空間は綺麗な方がいいと思いますし、健康に害があるものは出来る限り取り除いていきましょう。
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