皆様、洗濯は毎日していますか?
毎日洗濯するとめんどくさいこともあれば、毎日しても取れない汚れが気になったりしますよね。
あるいは毎日洗うのがめんどくさくて洗濯物が溜めちゃうばかりに、汚れがそのままこびりついてしまったりと色々なことがあるかと思います。
そんな日々の洗濯を支えている洗濯槽のお掃除の話を今日はします。
皆様の洗濯の手助けになればと思います。
Contents
洗濯槽の汚れを溜めたままにするデメリットって?
洗濯槽の釜の部分にはカビや汚れがあります。
そのままだと匂いなどが影響するかもしれません。
洗濯槽の汚れはパッと見ただけじゃわかりにくいかもしれませんが、そういう匂いや茶色いカスが残っていたら、洗濯槽の裏側にカビや雑菌がこびりついている表れです。
カビが残留していれば、そのままカビが再度洋服に付着してしまいますし、不衛生で良い気分はしません。
それだけでなくダニの死骸などが残っていれば、それが元でダニアレルギーやかぶれの原因になってしまいますから注意が必要です。
特に洗濯物を部屋の中で干す機会が多くなる季節では、濡れた洗濯物の水分は部屋中に吸収されます。
その吸収された水分に菌が入っていると、ぜんそくや肺炎の原因になってしまうこともあり得ます。
基本的に洗濯槽を洗浄するのはメリットばかりですので、なるべく定期的に洗浄してほしいと思います。
オキシクリーンの溶かし方って?作り置きしちゃダメ?湯の温度は?スプーン何杯?
皆様はオキシクリーンを使用したことはありませんか。
オキシクリーンってどんなもの?
オキシクリーンとは衣類のシミ・汚れを漂白・消臭、除菌する酸素系漂白剤です。
酵素の力で汚れを落とす洗剤なんです。
- メーカー名:グラフィコ
- 商 品 名:オキシクリーンEX
- 価 格:¥748(参考価格)
- 内 容 量:500g
アメリカのブランドで、SNSなどでもオキシクリーンのワードは話題になりました。
オキシクリーンは、キッチン周り、お風呂、トイレ、洗面所、リビング、玄関やベランダ、さらには子供のおもちゃの消毒にとあらゆる場面で使用できます。
オキシクリーンの溶かし方
掃除をする際にはオキシクリーンを溶かさなければなりません。
オキシクリーンの箱の中には計量スプーンが入っています。
それに目盛りがついているので、目盛り何個分か、すり切り何杯分かで判断します。
目安として、お湯10リットルあたりの必要量がスプーンすり切り2杯とされています。(日本版の場合)
あらかじめ別の容器で溶かしてから投入すると、しっかり溶けてくれますよ。
ただし使うのはお湯でやりましょう、
オキシクリーンは熱いお湯ほど効果が高いので、最低でも40℃以上のお湯で溶かしましょう。
目安はいつも入るお風呂より少し熱めの温度と覚えておいてください。
作り置きできる?
オキシクリーンは作り置きできません。
オキシクリーンには酸素が存在します。
その酸素の泡は溶かした後で、約6時間後には消えてしまいます。
ですので、水に溶かして保存するということはできません。
その都度その都度一度に使い切れる量ずつ使うよう、お願いします。
オキシクリーンを使った洗濯槽の掃除の仕方
まずは洗濯槽内のゴミ取りネットを取り出すところから始めましょう。
取り出したら洗濯槽がいっぱいになるまでお湯を溜めます。
(お風呂の残り湯でも良いです)
そして、オキシクリーンの投入です。
投入する量は先述した量を目安にしてください。
そうしたら、洗濯機を「洗い」で回していきます。
だいたい5分程度を目安にします。
長々と脱水までしてしまうと、ホコリなどが詰まってしまうので気を付けましょう。
「洗い」が終わったら、そこから5、6時間じっくり放置しましょう。
平日の深夜や休日などを利用して日をまたいで、一晩寝かせておくのも良いです。
寝かせておくと汚れが浮いてくるので、汚れをゴミ取りネットなどを使って取り除きましょう。
しっかり取り除かないと、排水をする際に詰まりの原因になるので注意です。
この工程を何度か繰り返して、だんだんと汚れが出なくなるまで頑張りましょう。
そうしてゴミを取ったら、ゴミ取りネットを設置し、通常の「洗濯コース」を2回繰り返して汚れを洗い流します。
オキシクリーンを使う時に必要な道具って?気を付ける点はある?
特に必要な道具というのは存在しません。
オキシクリーンを入れるための計量スプーンもついているので、そのまま入れるだけです。
お湯も最低40℃以上のを用意すれば掃除ができます。
ただし、洗面器や別容器を使ってあらかじめ溶いておくときは、金属製以外の容器やゴム手袋が必要になります。
オキシクリーンはアルカリ性の性質があります。
素手で触ると肌の油分も一緒に分解されて、カサカサの手になってしまいますよ。
他に注意する点では、オキシクリーンは常に炭酸ガスを出していますから密閉タイプの容器に入れておくと、酸素の行き場がなくなって爆発する恐れがあります。
取り扱いには注意しましょう。
また、オキシクリーンはナトリウムが入っている通り、弱アルカリ性なためそれに弱い素材には使用することはできません。
天然木やウール、革、麻製品などが該当しますので、それらには使用しないようにしましょう。
そういった素材には、比較的ダメージの少ない中性洗剤とぬるま湯といった別の方法で洗浄してください。
日本版とアメリカ版オキシクリーンの違い
オキシクリーンは、元々アメリカの会社が製造・販売しているものです。
そして、日本では販売代理店として「株式会社グラフィコ」が企画販売し、中国の工場で生産しています。
他にも付け足してご紹介しますが、オキシウォッシュというのが日本に存在します。
アメリカ製オキシクリーン、日本製オキシクリーン、純日本製のオキシウォッシュの3種類が登場してますので、違いをご説明していきます。
アメリカ製オキシクリーン
アメリカ製オキシクリーンには柔軟剤や界面活性剤が入っています。
これは油汚れに界面活性剤が作用して、オキシクリーンが混ざっているお水と親和性を持たせる橋渡しをして汚れを落としやすくしているんです。
とても高い洗浄力で柔軟剤も入っていますから、衣類などは柔らかくなるんです。
洗浄力を求めて、アメリカ製のをコストコやAmazonでお買い求めになられる方もいます。
日本製のオキシクリーン
次に日本製のオキシクリーンですが、こちらには界面活性剤や柔軟剤は入っていません。単純に漂白成分のみです。
損な感じを受けるかもしれませんが、洗浄力はしっかりとあります。
界面活性剤や柔軟剤はお肌のトラブルの元になる事もありますから、一概にどちらが良いというわけでもありません。
日本には日本の洗濯洗剤が豊富に存在しますし、用途や洗い方も違ってきます。
価格の比較ではアメリカ製は5キロ入りで、2,000円前後するらしいです。
対して日本製は無香料・微香料どちらも販売されて、価格が高いタイプから安いタイプまであります。
これらはどちらがお薦めとも言えません。
もし衣類に使わないのであれば、お手頃な無香料のオキシクリーンを試してみてはいかがですか?
オキシウォッシュ
最後にオキシウォッシュですが、これは過炭酸塩、炭酸塩、水軟化剤、過硫酸塩、界面活性剤が入っている製品です。
日本独自の成分が手を加えられており、様々なものに応用できます。
- メーカー名:紅陽除虫菊
- 商 品 名:OXI WASH(オキシウォッシュ)酸素系漂白剤
- 価 格:¥236(税込)
- 内 容 量:120g
一番小さいサイズで、この価格なので大変お手頃です。
まとめ
汚れてカビ臭い匂いがする洗濯槽はちょっと嫌ですよね。
その場合はオキシクリーンの力を借りて洗浄してみてはいかがでしょうか?
商品によって特徴が違いますが、洗濯槽以外の掃除や洗濯の場面で使用できます。
価格もお買い得なので、是非活用してほしいと思います。