皆様こんにちは。
はたきを上手く使っていますか?
何となくホコリっぽそうな場所をたたくイメージが湧くかもしれません。
ホコリを取るのに使用されますが様々な利点があります。
また、製品によっては材料から違いますし今では様々なはたきがあります。
叩くだけなので手軽ですし嫌な人を追っ払うのにも使われて(?)います。
ともかくここでははたきを使う事の利点をご説明いたします。
Contents
はたきを使って掃除するメリットって?静電気を起こさずに済む?
はたきのメリットははたきを使う事でホコリを手軽に落とすことができます。
静電気の力ではたきにホコリを吸着させて取り除くこともできますし、素材によっては静電気を起こさず細かい毛の部分で物理的に払い落とすことが出来ます。
また、掃除機の届かない部分や入りにくい部分、コードの裏(ここは静電気が起きない素材であることが好ましいですね)、本棚の本の隙間や凹凸の部分などを払えます。
特に本はホコリが付きやすい場所にあることが多く、ホコリが被ると状態が悪くなるので手軽に軽くてすぐはたけるはたきは便利です。
他にも障子に付いたホコリを払うのにもやりやすいですね。
使った最後にはホコリがついているはたきをゴミ箱で払ってきれいにしましょう。
はたきの種類って?和はたき、羽たたき、化学繊維はたきの違いって?
はたきの種類は大体3つあります。
和はたき
一番古いタイプのはたきです。お馴染みといいますか、ステレオタイプのはたきです。
絹や綿で出来ており静電気が起きにくいです。
そして、絹や綿素材のため洗うたびに素材が柔らかくなるという特徴があります。
このタイプは素材が素材なので必要のなくなった普段着などをリサイクルしてカラフルにしたり、お好みのデザイン性を持たせて好きな形状に加工して作る事ができます。
環境にも配慮でき、楽しくできるのでとても良いですね。
和はたきは木枠部分に使えば艶出しにもなります。
しっかりと汚れを落としたい場合にオススメです。
羽たたき
鳥の毛で作ったはたきです。毛が柔らかいので、傷付けたくないものなどに使いやすいです。
例えば車のボディーなどに便利で、傷付けずにきれいにしやすくなります。
他にも特徴として、毛が柔らかいのでどんな場所にでも使用できますし、毛が細かく付いているため、細い場所や狭い場所などにも使用しやすいです。
例えば家の長押(なげし)の隙間などにも使えますね。
毛自体もピンからキリのようで高級な毛で出来たものもあれば鶏の毛で出来た物など色々あるようです。
外側に膨らんでいると広範囲に掃除することができますし、先端が曲がっていると高い所の掃除がやりやすくなります。
しかし、毛なので洗う事はできないので注意してください。
なるべく使用したら使用後はたいてチリやホコリを落としましょう。
保管するときも羽根の部分を宙に浮かせるような感じに保管して形が崩れないようにできると良いです。
化学繊維のはたき(ポリはたき)
材料からして完全な人工合成繊維です。
こちらは静電気が起きやすいです。静電気でホコリを吸着して汚れをなくします。
静電気の力で吸着して汚れをそのはたいた場所から除去するため、ホコリが舞い上がらずコンパクトに掃除することができます。
若干コードの付け根や機械製品の繊細な部分で使うには注意が必要ですね。
その部位での静電気が気になる方は導電性繊維(工場で静電気による火災などを防止するために作られた制電性のある素材です。)を使用してください。
値段としても人工合成繊維な分低めで洗うことも可能です。
使い続けると吸着力が落ちてしまいますが、使い捨てタイプのような毛の部分だけを交換するようなものも存在します。
はたきの選び方
選び方ですが、まずは普通の絹や布のはたきを使ってみましょう。
静電気は起きにくく洗うことも出来て頑丈ですし、種類やデザインも豊富で自分で作ることもできます。
老舗のメーカーが生産しているため性能も良く、お値段も抑えめですので初めてはたきを使う人にも好ましい条件です。
長さや毛の量も考慮するといいです。
例えば高いところには柄が長いタイプを選び、細かい部分をちょこちょこやるなら柄が短い方が手首の動きで掃除しやすいと思います。
一度に大きく掃除したいなら毛の量が沢山あるほうがやりやすいでしょう。
逆に狭い隙間などは毛が少ない方が掃除しやすいと思います。
目的に合ったものを使ってくださいね。
はたき掃除に適した場所って?高いところから低い所の順で掃除する?
既に述べていますが、拭き掃除が難しい布製の家具や本棚の隙間、水拭き掃除ができない電化製品やオーディオ機器の掃除などに適しています。
例えばテレビの裏側の配線が接続されている部分や端子が沢山あるようなところは、なかなかホコリが取りにくいと思います。
そこを化学繊維で柄の短いはたきで掃除したり、高くて掃除機のホースが届かないところなどは満足に掃除できないので、そのホースの長さを補う為にはたきが重宝されますね。
掃除機自体を持ち上げるのは重いし、女性だと大変ですからね。
他にも掃除機だとコンセントの挿入口が都合良い場所になければいけないですし、音も大きくてうるさいですよね。
そういったことを挙げると、はたきは物自体もコンパクトですので、よく掃除する隣にフックなどでかけるだけでいいのもポイントです。
はたきをかけるときははたいて散らばれば当然下に落ちます。
上から下にはたきをかけた方が掃除した部分にホコリがかぶって二度手間になりにくくなります。
おすすめはたき5選
ここまではたきの良さをご紹介しましたが、実際のところどんなはたきが販売されているのでしょうか。
おすすめ商品をご紹介します。
ニュージーランド/ダスター/天然羊毛100%のホコリ取り(S)
- メーカー名:mi woollies
- 商 品 名:ニュージーランド/ダスター/天然羊毛100%のホコリ取り(S)
- 価 格:¥1,320(税込)
とっても可愛らしいまるで動物の尻尾のようなデザインの商品です。
ニュージーランド産の自然の中で育った天然100%羊毛です。
手触りもよくふわふわで愛玩具のように手放せなくなってしまうかも。人気も高い商品です。
現在入荷待ちですが、予約も受け付けております。
フェザーダスター40AG713
- メーカー名:azuma
- 商 品 名:フェザーダスター40AG713
- 価 格:¥880(税込)
こちらも羽根はたきです。
人形、車のインテリア、楽器、お仏壇、漆塗りの品など、傷つきやすい物のお掃除に重宝されています。
一般的に値段がする羽根はたきでも、こちらは比較的価格抑えめになっていますのでおすすめです。
鳥の尾羽根の肌触りも良いです。
棕櫚一玉ちりはたき
- メーカー名:山本勝之助商店
- 商 品 名:棕櫚一玉(ひとつだま)ちりはたき
- 価 格:¥2,420(参考価格)
老舗の商品です。
たわしなどを作っている棕櫚(しゅろ)でできています。
耐久性が良く静電気も出ない植物由来でできており、コシがあります。
若干荒い使い方をしても大丈夫な商品になっています。
羽二重正絹ハタキ
- メーカー名:白木屋傳兵衛
- 商 品 名:羽二重正絹ハタキ
- 価 格:¥1,650(税込)
絹製で静電気が起きない素材でできています。
ハタキ部分である絹同士がまとわり付かず、力が均等に・効率的にハタキの先端に伝わるといった利点もあります。
洗うこともできますし、黒竹仕様で今となっては珍しい(貴重な)ハタキです。
使うほど手触りも良いかもしれませんね。
ウェーブ ハンディワイパー本体+1枚
- メーカー名:ユニ・チャーム
- 商 品 名:ウェーブ ハンディワイパー本体+1枚
- 価 格:¥222(税込)
使い捨てるタイプのはたきです。
はたきというよりどちらかというと様々なことに使える掃除道具ですね。
グリップではめるだけで済むので簡単です。
また色違いや仕様が違う商品も多いので好きなタイプを選べるのも良いですね。
まとめ
はたきといっても素材によって効果は変わってきますね。
使う場所や目的によって素材を変えてみるのも良いと思います。
ポップな部屋なら化学繊維、昔ながらの和室なら棕櫚や絹や綿のはたき、神棚には棕櫚などなどその場その場の雰囲気に合わせるのも良いと思います。
定期的に使用してホコリ汚れを取り除いて、いつまでも綺麗な住まいを維持していきましょう。
健康にもそちらの方が良いですよ。
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