今回ご紹介する映画は「ショーシャンクの空に」です。
ティム・ロビンス&モーガン・フリーマンが主演、日本でも人気の高いヒューマンドラマです。
長年ショーシャンク刑務所に入っている囚人レッド(フリーマン)と無実の罪で収監された元銀行副頭取アンディ(ロビンス)の友情を軸に、アンディが巻き起こす数々の奇跡が描かれます。
94年度のアカデミー賞では作品賞を含む7部門でノミネートされたものの無冠に終わりましたが、現在でも多くの映画ファンに愛される名作として語り継がれている作品です。
Contents
あらすじ
1974年。妻とその愛人が銃殺されたことをきっかけに、銀行副頭取を務めていたアンドリュー(アンディ)・デュフレーンは無実の罪に問われショーシャンク刑務所に投獄されてしまいます。
刑務所では、長年服役する「調達屋」ことエリス・ボイド・レディング(レッド)が、何度目の仮釈放の審査を受け、自分が更生したことを訴えますが、やはり却下されていました。
アンディら新入り達はノートン所長とハドリー主任刑務官から脅しを含めた刑務所の紹介をされます。
他の囚人たちと全く関わろうとせず、元銀行員であることからお高く止まっていると言われていたアンディでしたが、ある日、調達屋のレッドに声をかけ、鉱物を彫り出すための小さなハンマー「ロックハンマー」を頼みます。
それをきっかけにアンディはレッドと交友を重ねるようになります。
1949年の春、工場の屋根の塗り直し作業を行うことになったレッドのグループ。アンディもグループに選んでもらえました。
囚人たちの作業を、見守っている看守たちでしたが、看守のハドリーが死んだ兄が残した遺産が税金でほとんど消えてしまうことを看守仲間に話しはじめました。
アンディは自分の財務知識で抜け道を教える代わりに、作業仲間達へビールを要求します。仲間達からは喜ばれハドリーら刑務官からも一目置かれるようになります。
アンディの元銀行員としての知識はショーシャンク署内で重宝されました。アンディは、ショーシャンク刑務所の署員の税務処理や資産運用をアドバイスするようになりました。
アンディの知識は所長のノートンにも知られることとなり、彼はブルックス1人が行っていた図書室での仕事を言い渡されます。配置換えの目的は、ノートン所長や刑務官達の税務処理や資産運用をアンディに行わせるためでした。
そんな中、ブルックスに仮釈放の日が来ました。
50年間堀の中にいた彼はシャバへ出ることが怖くなり、錯乱状態へ陥ってしまいます。ブルックスは外の世界に出たものの、凄まじい環境の変化に圧倒されます。そして、拭えない孤独感は耐え難いものとなりました。
結局、外の生活に馴染むことはできず、住んでいる部屋の壁に「ブルックス、ここにありき(BROOKS WAS HERE)」とナイフで刻み込み、首を吊って自殺してしまいます。死の間際に送られた感謝の手紙を読んで、アンディとレッドは苛まれます。
その頃ノートン所長は、「囚人達に社会奉仕をさせ、更生に繋げる」と、彼らに野外作業をさせ始めます。仕事を奪われたくない他の業者からは賄賂を受け取るようになります。
そして、アンディを側近の会計士として使います。ノートン所長はボランティアという名目で外部の仕事を安く請け負って、利益をピンハネしていました。裏では賄賂を貰って、隠し金を大量に所持。その事実はアンディとレッドの間で共有されていました。
ある日、ショーシャンク刑務所にトミーという新たな囚人がやってきます。
トミーは、レッドにアンディが何の罪に問われているのかと聞くと、トミーは違う刑務所で真犯人に会ったと話したのです。
トミーの証言を元にアンディがノートン所長に再審を申し立てますが、ノートン所長は自分の賄賂を知っているアンディを釈放させまいとアンディを懲罰房に閉じ込めます。
さらに、ノートン所長はアンディの無実の鍵を握るトミーを脱走したように見せかけ殺害します。
トミーの死から1ヶ月後、アンディは再び不正経理を行うことを条件に懲罰房から出されます。
アンディはレッドに「メキシコにあるジワタネホでホテルを経営したい」という自身の夢を語ります。そして彼はレッドに、仮釈放後のある約束を取り付けます。
「必死に生きるか、必死に死ぬかの二択しかない」という言葉を残すアンディに、レッドは、アンディが自殺するのではないかと不安を感じていました。
ある朝、いつもの点呼の時間になってもアンディが姿を表しません。
牢屋からこつ然と姿を消したアンディに、誰もが戸惑い刑務所内は騒然となります。
そして、怒ったノートン所長が投げたチェスのコマが、壁に貼られていたポスターを突き破り、アンディが20年間掘り続け、脱走した穴が見つかるのです。
アンディは架空の人物スティーブンスに成りすまして所長の不正蓄財を全て引き出すと、所長を新聞社へ告発。自身はメキシコへ向かいます。
アンディの告発状によってハドリーは逮捕され、所長は拳銃自殺します。
その後、レッドの仮釈放の面接が行われます。これまでは「更生した」「社会復帰できる」と訴えてきたレッドでしたが、今回は罪を犯したことの後悔を口にし、若い頃の自分に言ってやりたいと語ります。
仮釈放についても「どうでもいい」と話します。その様子を見た面接官は、レッドは仮釈放を認めます。
レッドは仮釈放の面接に通過、遂に外の世界へ出ることとなります。
しかし、ブルックスと同じように外の生活に耐えられなくなったレッドは、脱獄したアンディに訪れるようにいわれた農園に向かいます。
そこには、以前彼が住みたいと語っていた場所(メキシコのジワタネホ)にいるこという手紙が隠されていました。
そして2人は美しいジワタネホの海岸で再会を果たします。
基本情報
監督 フランク・ダラボン
脚本 フランク・ダラボン
原作 スティーヴン・キング 『刑務所のリタ・ヘイワース』
製作 ニキ・マーヴィン
製作総指揮 リズ・グロッツァー
デイヴィッド・レスター
出演者 ティム・ロビンス
モーガン・フリーマン
音楽 トーマス・ニューマン
撮影 ロジャー・ディーキンス
編集 リチャード・フランシス=ブルース
製作会社 キャッスル・ロック・エンターテインメント
配給 コロンビア映画 / ワーナー・ブラザース
松竹富士
公開 アメリカ 1994年9月10日
日本 1995年6月3日
上映時間 143分
製作国 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $25,000,000
興行収入 [アメリカ・カナダ]$28,341,469
受賞歴
登場人物
登場人物をご紹介します。
アンドリュー・アンディ・デュフレーン
「ショーシャンクの空に」の主人公です。
ポートランド銀行の副頭取をつとめるエリート銀行マンでしたが、1974年に妻とその愛人を殺害したという無実の容疑に問われ終身刑を科されます。囚人達が釈放の希望を持てずにいるなか、20年近くの年月を経て脱獄に成功します。
(演:ティム・ロビンス)
1958年10月16日生まれ。アメリカ、カリフォルニア州ウエストコビナ出身。身長194センチで、過去にオスカーを受賞した俳優の中で一番背が高いそうです。
『ショーシャンクの空に』が公開された翌年の1995年には、「エンパイア」誌が選ぶ、’映画史において最もセクシーな俳優100人’に選ばれました。
エリス・ボイド・レッド・レディング
レッドは殺人を犯し、1927年からショーシャンク刑務所に収監されている人物です。
ショーシャンクでは「調達屋」として一目置かれている存在です。仮釈放の審査で何度も更正を誓うも、計30年近くも却下され続けています。
他の囚人とは物腰の違うアンディと親しくなります。
(演:モーガン・フリーマン)
1937年6月1日生まれ。アメリカ、テネシー州メンフィス出身。ティム・ロビンスの隣で小さく見えますが、実は身長188センチ。独特の声と醸し出す静かな雰囲気で、近年のアメリカ映画史において、最もポピュラーで、かつ尊敬されている俳優のうちの一人です。
本作で3度目のアカデミー賞ノミネートとなりました。
ノートン刑務所長
ショーシャンク刑務所の所長です。囚人達の更正プログラムと偽り、囚人を不正に働かせ業者から賄賂を受け取っていました。その賄賂と蓄財を隠蔽するために元銀行員のアンディを利用しています。
(演:ボブ・ガントン)
『エビータ』『スウィーニー・トッド』などの舞台出演でトニー賞を受賞。たくさんの映画にも出演する一方で、『デスパレートな妻たち』、『24』などといったテレビドラマシリーズにも多く出演しています。アメリカドラマ・映画の名脇役とも言える存在です。
ハドリー主任刑務官
ショーシャンク刑務所の主任刑務官。非常に暴力的で、入所した初めての夜に泣き叫ぶ太った囚人を、警棒で殴ったうえ、腹や顔面を蹴って死亡させます。
厳格な一面を見せる一方で、裏ではノートン刑務所長の汚職に加担していました。
(演:クランシー・ブラウン)
83年「バッド・ボーイズ」のオーディションを友人の勧めで受け、映画デビュー。その後「バカルー・バンザイの8次元ギャラクシー」、「ハイランダー/悪魔の戦士」、と強烈な印象で悪役を演じて注目を浴びます。
トミー・ウィリアムズ
ショーシャンク刑務所に窃盗の容疑でやってきた新入りの囚人で、過去にも複数の窃盗事件を起こしてきた若者です。その中でアンディの妻とその愛人を殺害した真犯人と出会っていました。
(演:ギル・ベローズ)ロサンゼルスのアメリカン・アカデミー・オブ・ドラマティック・アーツで演技を学びます。1997年から始まったテレビドラマ『アリー my Love』にはビリー・トーマス役で出演しています。
ブルックス・ヘイトレン
刑務所内では図書係をしていました。アンディが入所した時にはすでに高齢で、50年に渡刑務所にいたため”施設慣れ”しており、仮釈放を嫌がります。
仮釈放後は、外の世界のつらい日々に耐えかね自殺を決意。アパートの壁に「BROOKS WAS HERE(ブルックス、ここにありき)」と彫り首を吊ります。
(演:ジェームズ・ホイットモア)ニューヨーク州ホワイト・プレインズ出身。1948年にブロードウェイの舞台『コマンド・ディシジョン』でトニー賞を受賞。1949年、『戦場』でゴールデングローブ賞 助演男優賞を受賞しています。
「ショーシャンクの空に」の評価は?
「ショーシャンクの空に」の評価について。
海外での評価
映画とテレビのレビューアグリゲーターであるRotten Tomatoes(ロッテン・トマト)での評価は72件のレビューに基づく90%もの前向きなレビューで、平均は8.18 / 10と非常に高評価。
Metacriticでは20件のレビューに基づくこのフィルムの平均スコアは100点中80点とこちらも高評価です。
アメリカ映画研究所(American Film Institute)では1998年にリスト100に選出されるほどの作品です。
日本での評価
Yahoo!映画での評価は7,935件のレビューで平均評価は4.5と非常に高い評価。
映画.comも同様で352件中4.4とこちらも高い評価といえます。
映画レビューサイトFilmarksでは18,364件のレビューで4.3と、日本での評価はほとんどが4以上と高評価でした。
「ショーシャンクの空に」は実話 ? フィクション?
ショーシャンクの空に」は実話なの?
「ショーシャンクの空に」実話説の真相は?
結論からいうと実話ではないのですが、どうしてそのような話が出てきたのでしょうか?
映画のエンドロールには「アレン・グリーンを偲んで」と書かれています。
この1行がアレン・グリーンさんをモデルした映画だと思い込む人が増えたことが原因になっているようです。
アレン・グリーンさんは、「ショーシャンクの空に」の監督である、フランク・ダラボンさんの親友であることがわかっています。この映画の製作途中に亡くなったとのことです。
アメリカ映画では、エンドロール直前などで、関係スタッフ等の死に対して、追悼の意を示すことは非常に多いです。
原作はあるの?
実際は1982年に出版されたスティーヴン・キングの小説「刑務所のリタ・ヘイワース」として収録されている話がもとになっています。
「刑務所のリタ・ヘイワース」は小説「ゴールデンボーイ―恐怖の四季 春夏編」に春の物語として収録されています。
自動車による死亡事故を起こした犯人が、保護観察中の農場から脱走したという実話をモデルに執筆されたものです。
モデルになった男性はその56年後である2015年に逮捕されており、年齢は79歳になっていたといいます。
この映画の見どころ
計算された伏線
ラストまで観ると「そうだったのか」という伏線が多数散りばめられている本作。まずはどんなところが伏線だったのかを振り返っていきましょう。
冒頭でアンディがレッドへロックハンマーを依頼するところ。終盤ではこれが脱獄に使われたアイテムということが発覚しますが、最初の時点では全く分かりません。
また、それを隠すためのポスターというのも、なかなか読みづらい伏線の一つです。
囚人や鑑賞者は「女優のファンなのかな?」とつい思ってしまいます。その印象を相手にわざと与えるのも、頭の良いアンディの策だといえるでしょう。
そして、彫刻を趣味としている部分も流石としかいいようがありません。アンディの脱獄計画は冒頭から始まっていたというわけです。
いくつものファンタジー
無実の罪でショーシャンク刑務所に監修されたアンディですが、入所直後から粛々と脱獄計画を進めていきます。そして、最後の最後で20年越しの大どんでん返しを披露します。
しかし、いくつかの疑問が・・・
アンディは小さなロックハンマー1つで、コンクリート(?)の壁を下界まで掘ることに成功します。(平面図もコンパスもなしで)
- 「19年かかったとはいえ、あそこまでの穴がたった1人で掘れるの?」
- 「ほかの受刑者や刑務官に全く気づかれなかったの?」
- 「壁の穴を隠すために貼ってあったポスターは誰がキレイに貼り直したの?」
- 「ビニールで防水したとはいえ、下水や川や雨に晒されて盗んだスーツや書類が全く汚れていないの?」などなど・・・
また、アンディは財務の知識を駆使して汚職所長欺き実在しない架空の人物をつくり上げたことになっていますが、
「いくら1940年代が舞台だとしても。1銀行の副頭取クラスにそんな手品のような芸当が可能なの?」
「ショーシャンクの空に」のトリビアをご紹介
タイトルが変えられた?
原作のタイトル「刑務所の中のリタ・ヘイワース」を使用してしまうとリタ・ヘイワースの伝記映画と思われてしまう可能性がありました。
多くの女優やモデルがリタ・ヘイワース役へと名乗りをあげるのではないかと考えてタイトルを変えたとのことです。
レッド役の候補にあがっていたのは錚々たる俳優陣だった
原作では中年のアイルランド人という設定だったレッド。候補にはクリント・イーストウッド、ハリソン・フォード、ポール・ニューマンの名前が挙がっていました。
最終的に穏やかな物腰や存在感、そしてあの低音の声からフリーマンに決定したのです。
「俺がアイリッシュだからね」というレッドの台詞はジョークに
「なぜレッドという名前なんだ?」とアンディに聞かれ、「(赤毛が多い)アイリッシュだから」と答えるレッド。
原作では意味をなしていたひと言も、アイルランド出身のイメージとは程遠いフリーマンがレッドを演じたことによってジョークに変わってしまいました。
最終ロケ地は実はカリブ海だった
ラストシーンでアンディとレッドが再会する美しい海岸。
映画の中ではメキシコ南部のゲレーロ州ジワタネホなのですが、ジワタネホは海洋汚染が激しいビーチとして知られており、実際の撮影ではアメリカ領バージン諸島のセント・クロイ島で行われました。
感想・レビュー
●殺人の罪を着せられ、刑務所に収監された主人公が、どんな境遇であっても人間としての尊厳やプライドを失わず、自らの力で多くのものを手に入れ、自らで道を切り開いていく勇気に感動を覚えます。
特に、屋上で仲間とビールを飲むシーンと、オペラ「フィガロの結婚」を刑務所中に大音量で流すシーンは本当に感動ものです。モーガン・フリーマンの名演技も見どころの一つだと思いました。
●最初から最後まで、想像を越えた展開でした。
それに加え、物語を通して倫理観、友情、耐え忍ぶこと、色んなことを表現していて、名作だと思います。目を覆うような辛いシーンもありましたが、ラストシーンではアンディとレッドが再会して、穏やかに暮らせるんだなぁと安堵しました。
●20年以上経つのに何度見ても楽しめ、何度でも見たくなる映画です。
冤罪により刑務所行きになり普通ならひどい人生に悲しみ怒りポジティブな思考回路にはならないような環境でも、主人公アンディは人生を諦めず自分の知識と知恵をフル活用していった行動はすごいと思います。
最後に上手く所長をやり込め自分の資金を作り、刑務所を脱走して夢を実現したのは実に爽快です。ティム・ロビンスもモーガン・フリーマンも本当に素晴らしい演技をしていると思います。
●刑務所の囚人達の交流を軸に自由や希望について考えさせられる感動作ですが、初めて観た時の印象は「重い」でした。辛い場面も多く、自分にはショックが大きかったのだと思います。
でも、観終わってしばらく経ってからジワジワと感動が来て、色々考えさせられた映画です。刑務所で送る人生。そこで思う自由とは。希望とは。2度目に観た今回は、アンディの人柄や、レッドとの友情に心を打たれました。
まとめ
「ショーシャンクの空に」は、スティーヴン・キングの原作「刑務所のリタ・ヘイワース」を、フランク・ダラボンが脚色・監督した作品。ダラボンの初監督作品です。
無実の罪でショーシャンク刑務所に収監されたアンディ・デュフレーンが、希望を捨てずに生きた姿を、黒人の囚人レッドとの交流などを交えて描いていきます。
公開時はヒットしなかったものの、レンタルビデオによって広く人気を集め、現在では、非常に高い評価を得ている作品です。
アキネマ旬報ベスト・テンの1位に輝くなど、日本でも高い人気を誇っています。
この物語の中では「希望」という言葉がキーワードになっています。
妻とその愛人を殺害したという冤罪をかけられ、20年近くもショーシャンク刑務所に閉じ込められてしまうアンディ。
刑務所内の仲間達が人生を諦めている一方で、アンディは希望を捨てることはありませんでした。
そんなアンディにレッドは「この刑務所内に希望なんてない」と否定します。
レッドは自身が30年近くも仮釈放審査に落とされた経験があるため、夢も希望も持てずにいたのです。
すると、アンディはレッドに「選択肢は2つだけ。必死に生きるか、必死に死ぬか。」と言葉を放ちます。
「どうせ生きるのなら、必死に生きてやろうじゃないか。」そんなことを伝えるアンディの言葉です。
アンディが放送室を乗っ取って「フィガロの結婚」をかけて怒られる場面があります。
所長や看守たちに優遇される立場を長い間築いてきたのにレコード1枚であっさりと捨てしまうのです。レッドになぜそんなことをしたかと問われてアンディは答えます。
「音楽と希望は誰にも奪えないものだ。」
1995年 ゴールデングローブ賞 2部門(男優賞、脚色賞)ノミネート
第19回日本アカデミー賞 外国語映画賞