皆様こんにちは。
皆さんはベッド派ですか?それとも布団派?
ベッドのマットレスは便利ですね。
柔らかいクッションの上で快適に眠れますし、もし床に置いても床で寝るような硬さや痛みもないのでとても重宝する家具ですね。
ですが、そのまま使っていると健康面や衛生面でだんだん悪くなっていってしまいます。
ここでベッドマットレスを使っている方やこれから購入を検討している方は是非読んで参考にしてくださいね。
Contents
髪の毛、フケ、皮脂汚れ、ペットの毛、カビ、ダニが人体に与える影響って?
ベッドマットレスは長年使っていると、だんだん様々な汚れや不衛生な環境になっていきます。
そうすると色々な影響が出てきますが、どんな汚れが当てはまるか詳しくご説明しようと思います。
髪の毛
髪の毛がベッドマットレスに残っているとやはり不衛生に感じますし、細かい髪の毛がベッドマットレス内部まで入り込んでしまったりします。
髪の毛には静電気があるので埃をより引っ付けやすいですし、毛には防護膜として皮脂がついているので積み重なるとベッドの黄ばみや汚れの原因になってしまいます。
ゴキブリは一本の髪の毛を齧るだけで長い期間を生きる養分にできるそうなので、ベッドの下から出て来たなんてことがあったら…注意です。
他にも痒みの元となるシラミの卵がついていたり、ダニといった害虫の温床になります。
整髪剤
普段整髪剤を付けたまま寝るということはあまり無いと思いますが、それでもお酒を飲んできて帰ってきた、残業で疲れ切ってそのまま寝てしまった、外出前に服装と頭髪をセットしたけど時間まで横になってゆっくり待つなどあり得る話です。
そうすると整髪剤がそのままベッドマットレスや枕についてべたべたした汚れや酸化して黒ずみの原因になったり、害虫の温床になってしまいますね。
フケや皮脂汚れ、耳垢
これら全てには共通している部分があります。
それは人の脂の塊である事です。
ですので、ベッドに付けば酸化して黒ずんでいきますし、湿気ると発酵した悪臭の原因になります。
すると、ダニ、ゴキブリ、シラミなどは人間の脂が大好物ですから寄ってきます。
そんな脂が溜まっていればそこで寝るわけですからお肌もべたべたしてきますし、肌荒れ・ニキビの遠因になってしまうかもしれませんよ。
ペット
ペットを飼っている方はその毛もベッドに付きやすいです。
その毛を吸い込むことで人によってはアレルギーになってしまう可能性があります。
特に赤ちゃんとペットが一緒に居るお宅は要注意です。
さらにいうと、ペットの毛やフケはダニの大好物なのでそういう後々の影響を考えると清潔にしていた方が良いでしょう。
汗
ベッドマットレスは毛布と体の下に敷くものですので湿気も溜まりやすいです。
特に発汗した時にはものすごく湿気も溜まります。
人間は一度の睡眠でコップ1杯分(約200cc)の汗をかくといわれています。
コップ200㏄分だとなんとなくそんなに出るのかと疑問になりますが、皮膚も常に呼吸と代謝をしており汗も出ます。
この汗が染み込んだままだと…黄ばみやすくなるし特に悪臭の部分が強烈です。
もちろん衛生的にも良くないです。
ダニ
一番困った寝具の原因として挙げられるのではないでしょうか?
ダニの悪影響は喘息やアレルギーもそうですが、かまれてかぶれたり、痒くて寝にくかったりなどなど大変厄介なことばかりです。
ベッドマットレスというところは、ダニにとっては皮脂などの栄養があり湿気もあるため快適な場所です。
場合によっては、お布団の内部まで入り込んでいってしまいますから清潔したいですね。
マットレスは天日干ししてもいい?へたりを防止するには?
基本的には天日干しは控えて下さい。
化学繊維や羽毛などは直射日光で劣化しやすいため、なるべくしない方がいいです。
ですが、干すことはとても大事ですので陰干しがオススメです。
干すことでマットレス内部の湿気や汗などがなくなります。
残っているとカビやダニの温床になるため是非してください。
また、乾燥してさっぱりしている方がマットレスの寿命としても好ましいです。
目安として夏は一時間 他の季節は二時間、冬は片面ずつ二時間やるといいです。
ただし、夏場などは昼の日差しが強すぎてベットマットレスが熱で傷んだりしますから、朝の時間だけや夕方になってからと工夫しましょう。
夏場以外でも朝から太陽が落ちるまで長時間外に置いておくのも傷みの原因になってしまいますので、適度な時間にしましょう。
そして、へたりについてですが、マットの内部にはスプリングなどのバネになる部分があります。
これがあるから体重をかけても沈むことなく姿勢良く、また床の硬さがなく柔らかい感触の下で眠れるようになります。
しかし、だんだん体の重さがかかっている状態なので劣化していきます。
へたりを防止するというには物理的に無理でありますが、遅らせることは出来ます。
例えば、裏返しにして使うことで状態が使い始めの頃に近くなりますし、ローテーションを組めばバネ部分のクセがつきにくくなるかもしれません。
へたってしまった場合は、気になるところにタオルを敷けばそれほどへたりは気になりません。
先ほど天日干しの話をしましたが、長時間外で干しておくと内部も影響があるかもしれないのでそこも注意ですね。
低反発より高反発のマットレスの方がへたりにくいです。
しかし、へたりのことよりぐっすり眠る方が重要になりますから通気性が良いものや耐久性があるものなど、ご自身が重視する点をお店の人と相談してから購入してください。
醤油、おねしょなど厄介なシミを落とすには?キルティングの谷間も気をつける?
醤油は水溶性の汚れなので付けてしまった時点ですぐに落とせます。
ティッシュや中性洗剤と水を使って直ぐに拭き取りましょう。
すぐに洗えず、シミが変色して固まっていたら、重曹を使って汚れを落としてください。
重曹は目安として大さじ1杯を300mlの水の分量で溶かして使ってください。
子供がいるお宅はおねしょによる汚れもあるでしょう。
おねしょの汚れの場合は中性洗剤やオキシクリーン、酸素系漂白剤で応急処置をしましょう。
2.絞ったタオル側にオキシクリーンなどの洗剤を少量付けて拭く
3.乾いたタオルで拭く
4.しっかりとマットレスを乾燥させる
また、ベッドマットレスに血が付いちゃったというケースもあるでしょう。
その場合はセスキ炭酸ソーダを使うと効果的です。
2.シミ部分にスプレーし、シミが浮いてきたらタオルで叩きながら吸い取る
3.これをシミが無くなるまで繰り返す
4.マットレスをしっかり乾かす
キルティングの谷間にはくぼみですから、汚れが溜まりやすくなっています。
そこに溜めさせない為にはやはりシートやカバーを敷いて、予め汚れたら洗濯機に入れられるようにしておくといいですね。
マットレス掃除おすすめグッズ、除湿シート
ベッドマットレスを清潔にさせるために役立つグッズがあります。ご紹介しましょう。
洗える珪藻土入り除湿シート シングル(NEW S)
- メーカー名:ニトリ
- 商 品 名:洗える珪藻土入り除湿シート シングル(NEW S)
- 価 格:¥1,990(税込)
ベッドマットレスの下に敷く除湿シートです。
ベッドの下は湿気がいっぱいです。
配合されている珪藻土で出来ており、湿気を吸収してくれます。
最大660ccを吸湿できます。
ミクロガード スタンダード BOXシーツ(シングル)
- メーカー名:テイジン
- 商 品 名:ミクロガード スタンダード BOXシーツ(シングル)
- 価 格:¥6,600(税込)
ほこりやダニによるアレルギー疾患や喘息、アトピー性皮膚炎にお悩みの方におすすめの寝具です。
布団のハウスダストによるアレルギーを防止します。
ミクロガードスタンダードという素材がダニやほこりを閉じ込めつつ、空気や水分は循環状態を維持します。
また、除湿性もあります。
お色はブルー、ベージュ、ピンク。
そして、セミダブルやダブルタイプもあります。
ふとん掃除機 MC-DF110C
- メーカー名:パナソニック
- 商 品 名:ふとん掃除機 MC-DF110C
- 価 格:¥24,413(参考価格)
家電大手のパナソニックのふとん掃除機です。
こちらはコンパクトなタイプで、1,854gしかなく手軽で持ち運びしやすいです。
ハウスダストセンサーもあり、とても扱いやすい商品となっています。
ピュアイズム 寝具クリーンケアミスト 無香タイプ
- メーカー名:サンスター
- 商 品 名:ピュアイズム 寝具クリーンケアミスト 無香タイプ
- 価 格:¥1,320(希望小売価格)
- 内 容 量:250ml
寝具にスプレーするだけでダニを寄せ付けず、ダニのフンや死骸、スギ花粉を包み込むように動きを止めさせます。
殺虫成分は入っていません。
天日干しできなかった日にも重宝します。
こちらは無香タイプですが、優しいカモミールの香りタイプもございます。
まとめ
以上がベッドマットレスについてでした。
ベッドマットレスは長年使うものです。
特に湿気や皮脂を抑える様にしっかりと天日干しと洗濯はこまめにやりましょう。
ベッドマットレスの掃除に使えるグッズを紹介しましたので、掃除の際は使用してみてはいかがでしょうか。
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また、その水分がカビの温床にもなりやすいです。
ベッドマットレスの下側というのは使用時はほぼ恒久的に床とぴったりと接地していることになりますので、大変湿気も溜まりやすく、そうするとカビが生えやすくなります。
アオカビ、アカカビ、コウジカビ、クロカビ、ススカビなど様々なカビが生えます。
さらにいうと、水虫菌(カビの仲間)も発生します。
カビには稀ですが人体に強い有害な影響を及ぼすことがあります。アレルギー、喘息などです。