皆様今日はドラム式洗濯機の話です。
ドラム式洗濯機を使用して洗濯している人はいますか?
洗濯機には従来の縦に釜を置いて、水を入れ回転させるという水の遠心力を利用して洗うタイプがあります。
それとは別に釜が横倒しになっているドラム洗濯機があります。
縦型の洗濯機を使う方の方が多いかもしれませんが、そろそろ洗濯機の買い替えを考えている方や洗濯機に興味のある方は本記事を読んで今後の洗濯機購入の参考にしていってください。
Contents
ドラム式洗濯機と縦型洗濯機との違いって?たたき洗い、もみ洗いの違いって?
アメリカやヨーロッパなどの国はドラム式が主流だったりしますが、日本では縦型洗濯機が主流です。
その理由は水質の違いです。
水質と洗濯機の違い
少し横道にそれますが、日本は軟水ですが、アメリカは硬水です。
日本は火山性で透過性が高い地層が多く雨もよく降り、傾斜がある土地が多いのが日本列島の特徴ですが、そうすると地層に対して滞留時間が短く、ミネラルをあまり含まないため軟水になります。
ですので、日本では洗剤の力と水の遠心力を利用したもみ洗いの縦型洗濯機が主流になりました。
日本自体が水資源が豊富で恵まれているので水を大量に使う縦型になったというのもあるかもしれません。
アメリカやヨーロッパなどは水が大地にゆっくりと流れ出すため滞留時間が長く、その分地層に存在するミネラルの類を多く含むことになります。
ミネラル成分が少ない軟水ならば洗剤を入れてもみ洗いするのが良いですが、硬水だと洗剤の効力を落としてしまう為、上から落として洗うたたき洗いという方式を取ります。
洗い方の違い
次に洗濯機や洗い方の違いですが、縦型洗濯機ではもみ洗いです。
もみ洗いは衣類同士をこすり合わせて洗います。
そのため大量の水を回転させ、遠心力と衣類と衣類をこすり合わせることで洗濯します。
大量の水の中に洗剤が溶け込んでいる為、満遍なく水と洗剤が行き届き頑固な汚れや泥汚れも落としやすいです。
縦型洗濯機は衣類へのダメージもドラム式より抑えめです。
乾燥機能も縦型についていますが、ドラム式に比べては抑えめで申し訳程度の規模です。
ですが、その分値段は安く済みますし、場所もドラム式より取らずに済みます。電気代も縦型のほうが抑え気味ですね。
それに途中で洗濯物を入れることもできます。
ただドラム式に比べてデメリットもあり、先ほども触れたようにドラム式に比べて乾燥機能はあまり良くありません。
温風の熱が高すぎて衣類を縮ませたり傷ませてしまうこともあります。
また、水を多く使うので、水道代はかかりますし、洗濯の時間も長いです。
縦型自体縦に洗濯槽が設置してあるため奥の方にある衣類を取るとか、高く持ち上げていれなければいけないという、構造上衣類の出し入れがしにくいです。
ドラム式はたたき洗いのため洗濯槽が横向きに倒れており、槽を回転させることで槽の下にある洗濯物が上から落ちる様になっています。
そうして叩くように洗うため、水の量は少なくて済みます。
そして、ドラム式の洗濯槽の中では激しい動きで洗濯ものが大きく動き、満遍なく温風があたる為乾きも早く、仕上がりも良くなります。
洗濯の始まりから終わりまでの一連の時間も縦型に比べて早いのもメリットです。
洗剤も水の量が少ないため消費量も少なく済みますし、洗剤の泡が出過ぎるとたたき洗いの阻害になるため洗剤の使用量も少なく済むという点もあります。
また、洗濯物の洗浄から乾燥までやってくれるため、外で乾かす事もないため、例えば女性一人暮らしで外に下着は干したくない人はプライバシーの心配がなくなります。
それに、外がそもそも雨だった場合などは干せない・室内だとジメジメして乾燥が不十分という問題も起こらなくなります。
単純に干す手間も省けますね。
デメリットはドラム式だと叩いて洗うため、デリケートな衣類は傷みやすくなってしまいます。
とはいっても繊細な衣類は洗えば傷んでしまう事が多いので、そのような衣類は手で直接優しく洗う方が良いかもしれませんね。
音が大きい、本体が重い、洗濯容量と乾燥容量に差があるため気を付けないといけないという点もあり、扱いにくいと感じるかもしれません。
ドラム式では入れる水の量が少なく済むという利点はありますが、その分縦型に比べて泥などの汚れに対して洗浄力が低いため余りにも酷い頑固な汚れや泥汚れは予め洗い落としてから洗濯する必要があります。
最近ではどちらも色々な機能が追加されてきて、デメリットも改善しつつあります。
ドラム式の方が値段や設置場所などかかりますが、洗濯自体はドラム式の方がお手軽で早く終わります。
ドラム式洗濯機掃除で気を付けることってある?塩素系洗剤、漂白剤って使える?
掃除では色々な点に注意してほしいと思います。
掃除の頻度
なるべく月に一度は掃除してください。
夏場などは特にカビが生えやすいので注意ですね。
ゴムパッキン、乾燥フィルター、糸くずフィルターの掃除はしっかりと
ドラム式は特にクズゴミが出やすく、乾燥機能も高いですがその分、風の通りが多いので乾燥フィルターの部分にはほこりやカビなどが生えやすいです。
しっかりと掃除していないと洗濯機及び乾燥機の性能低下に繋がりますし、フィルター部分にカビが生えると悪臭の原因や洋服に変な匂いがついてしまいます。
塩素系のものを利用しましょう
そして洗剤についてですが、塩素系のものを利用しましょう。
酸素系のものだと泡立ちが良いですが、その分排水されやすく十分な洗浄力が発揮できないことがあります。
また、途中で開けるということができないので洗浄する時に困ります。
機種により様々ですが、塩素系以外は使わないような注意書きがされていることもありますので注意して確認しておいて下さい。
ドラム式洗濯機掃除おすすめグッズ、洗剤、おすすめ機種
今回はドラム式洗濯機の掃除の仕方をお伝えしています。
おすすめのグッズや機種も併せてご紹介しています。
洗濯槽クリーナー(塩素系)N-W2
メーカー名:パナソニック
商品名:洗濯槽クリーナー(塩素系)N-W2
価格:¥1,760(参考価格)
粉せっけんなどの使用により、洗濯槽の裏側に付着した石鹸カスや黒カビを洗浄するのに使うクリーナーです。
ドラム式洗濯機用となっています。
確実な除菌効果と専用による扱いやすさできれいに洗浄しましょう。
ななめドラム洗濯乾燥機 NA-VX800BL/R
メーカー名:パナソニック
商品名:ななめドラム洗濯乾燥機 NA-VX800BL/R
価格:¥374,000(参考価格)
先ほどの商品と同じメーカーです。
最新式で売上も良く人気の洗濯機です。
性能も勿論機能も充実しておりますから、上記の洗剤と一緒にいかがですか?
伸縮式 洗濯機置き台 キャスター付き ドラム式対応
メーカー名:LICTO
商品名:伸縮式 洗濯機置き台 キャスター付き ドラム式対応
価格:¥3,432(参考価格)
キャスターが付いていますから一人で移動も楽々です。
洗濯機の下側もずらして掃除できますし、小さな掃除しにくい隙間も作りません。
耐荷重は150kgと頑丈です。
まとめ
以上がドラム式洗濯機についてでした。
買い替えの時期の方は一度ドラム式を考慮してほしいとも思っています。
もちろん従来の縦型にも利点はあり、どちらが良いかはその人の環境次第です。
部屋の広さにもよりますからね。
ご自身の環境に合ってドラム式に興味がある方は、是非一度ドラム式洗濯機を使ってみてくださいね。
関連する記事はこちら
洗濯機排水ホースをきれいにする方法をご紹介!これで悪臭ともおさらば!