皆さま今日は天井についてお話してまいります。
部屋の天井の汚れは気になりませんか?
天井に付く汚れはタバコのヤニ、埃や飛び散った汚れなど色々あると思います。
最初は気が付かない・気にならないかもしれませんが、段々年数が過ぎていくと汚れの色が目立つようになってきます。
そうするとだんだん不衛生でみすぼらしく感じてしまいますよね。
今回は天井の下でいつも清潔に過ごせるように、掃除方法をご案内していきます。
Contents
クモの巣、タバコのヤニ汚れは不快感を与える?ほこりが人体に与える影響って?
天井にも色々な汚れがあります。
クモの巣
クモの巣は臭いや気分の悪くなるような色はしていませんが、目立たず分かりにくい分、急に体に掛かったりするとベタベタして気持ち悪いものです。
蜘蛛の巣を見ると、天井が汚れているなと感じるのも然りです。
また、蜘蛛の巣だけでなく、主である蜘蛛も目撃してしまうとこれも嫌な気分になります。
一般的に蜘蛛は不快害虫(心理的な害を与える虫のこと)として、扱われることが多いです。
家に蜘蛛が徘徊していてつらい気分を味わってしまう方にとっては、できるだけ視界に入れたくないのが本音です。
私も蜘蛛は嫌いで、蜘蛛恐怖症の方もそれなりにいるかと思います。
蜘蛛の巣を見て、蜘蛛の存在を連想してしまって怖い思いをする方もいるはずです。
それに蜘蛛の糸だけならまだしも、そこに虫の死骸が掛かっていたらなおさら心理的に不快になります。
外から来た友人やお客さんが見たら、とても印象が悪くなるかと思われます。
タバコのヤニ汚れ
タバコは今やそれ自体が厳しく、いろいろ規制がかけられていますね。(屋内の喫煙原則禁止や喫煙専用室での使い方など)
そのような社会になっているものですから、タバコの印象自体もたくさんの方が良いイメージはしていないかと思います。
私も今はやめていますが吸っていた時期はやはりあまり良い印象はないですし、嫌な顔をされたこともあります。
そして、タバコには副流煙というものがあり、吸っている方にも側に居る人にも有害な煙を吸ってしまいます。
そうしたタバコは吸っていない人からしたら煙くて非常に不快です。
ですので、ヤニ汚れを見るだけでも非喫煙者は嫌な印象や思い出を連想させられますし、吸う本人にも嫌な思いをさせるかもしれません。
禁煙して我慢している人間からしたら、動悸で苦しくなるような感覚になるくらい不快な気分になるものです。
それにヤニ自体も黄ばんだ色をしていますので、お部屋の印象を損ねますし、部屋の所有者であった場合は良い顔をしないでしょう。
ほこり
埃は室内ではハウスダストと呼ばれています。
ハウスダストは実に室内の汚れをたくさん含んでいます。
ハウスダストの原因は布や絹などの繊維が母体となっていて、その繊維自体はちょっとの空気の動きで舞い上がりやすいほど軽いです。
そして、その室内ではダニやダニの糞、花粉、繊維のカスや皮脂、フケ、小さな室外の粒子など色々存在し、布や絹の繊維にくっ付きつつ一緒に舞い上がります。
これらのゴミともいえるほこりたちは、アレルギーの原因となって鼻炎や気管支喘息などを引き起こします。
ダニアレルギーも一例です。
また、皮膚疾患であるアトピーもハウスダストが皮膚に付いたり、吸い込んだりすると症状が悪化してしまいます。
こうした健康被害を及ぼすのがほこりの難点です。
天井掃除の頻度はどれぐらい?掃除は高い所から始める?先にほこりを取り除いておく?
まず、天井掃除の望ましい頻度をお伝えします。
部屋の使い方にもよりますが、例えばリビングの天井ならば半年~年1回ほどの頻度で掃除をできれば良いでしょう。
そして、天井→壁→窓→床の順で高いところから掃除をするのが良いでしょう。
ほこり掃除に限らず、汚れ掃除をすると汚れが気づいていても気づかなくても緩やかに地面に向かってまっすぐに落ちていくと思います。
下から掃除をしてしまうと天井の掃除を終わった時点で、床に汚れがぽつぽつ落ちているという事も考えられます。
ですから、天井から掃除して最後に他の汚れも落ちている床を一緒に掃除しましょう。
その際埃が空気中を舞う事になるので、二ヶ所以上の窓を開けて空気の流れを作って換気しておきましょう。
やり方はそれぞれかもしれませんが、はたきで先に埃を落としておき、その後ヤニ汚れなどを落とす方が良いです。
そのままヤニ汚れを一緒に掃除をしても埃と混ざって空気中を漂いますし、先に換気をして埃を出しておく方が良いです。
また、埃が沢山ついているとヤニ汚れや何かの汚れを落とす際洗浄力が落ちてしまいますから、そういう意味でも埃だけ先に叩き落としておくとお手軽です。
最後に床掃除をすることも忘れないでくださいね。
他にも天井にはカビも生えてくることがあります。
その場合は専用のカビ取り洗剤を使用して落としたり、内部まで入り込んでいる場合は業者の方に頼みましょう。
中性洗剤、重曹って使える?タバコのヤニにはオレンジオイルが有効?
先ほどほこりの取り方をお教えしましたが、天井の汚れはこれだけではありません。
ヤニ汚れは居住者が換気扇の下などでタバコを吸う場合の他、線香や蚊取り線香の煙もヤニ汚れの原因に含まれます。
キッチン回りでは料理をしますので、料理して煙や蒸発したものがついた汚れが油汚れとなるでしょう。
タバコのヤニ汚れの落とし方
タバコのヤニ汚れを落とすには、オレンジオイルが配合された中性洗剤を使うのが良いでしょう。
天井に付きたての汚れなら水拭きだけで落ちますが、長い間放置してしまった重度のヤニ汚れはなかなか落ちません。
それに、掃除には中性洗剤が有効で界面活性剤の効果である程度の油汚れや埃汚れを落とす事ができますが、完全な酸化してこびり付いた汚れや頑固な汚れなどは落としきれません。
オレンジオイルには油や脂肪を分解する効果があり、ヤニ汚れを浮き上がらせることができます。
ヤニ成分は「植物性樹脂」でできていますのでオレンジオイルが有効というわけです。
やり方としては、中性洗剤をぬるま湯に100倍にして薄め、フロアワイパーに付けた雑巾に吹きかけて拭いてください。
拭き終わったら、水拭きしましょう。
油汚れの落とし方
キッチンなどの油汚れには重曹やアルカリ電解水を使います。
重曹は弱アルカリ性なため、酸性の汚れに強いため汚れを中和反応で分解して落とす事ができます。
さらには、料理の際に付いてしまった魚や肉の消臭にも効果的です。
使い方は水またはぬるま湯100mlに、小さじ1/2~1杯の重曹をよく溶かして重曹水を作ります。
その重曹水をフローリングワイパーに付けた雑巾にスプレーして、天井を拭いてください。
しつこい汚れにも効くと思います。
また、アルカリ電解水も安全な洗浄剤です。
直接スプレーするのは液が垂れてくるので、これもフローリングワイパーに付けた雑巾にスプレーしてこするように天井を拭きましょう。
アルカリ電解水はもともと水なので、水拭きする必要はありません。
そのまま乾くのを待って終わりです。
天井掃除おすすめグッズ、洗剤、道具、おすすめ軽量掃除機
お風呂場以外の天井にもいろいろな汚れがありましたね。
そういった汚れを取るのに、どんな道具が役立つのでしょうか。
おすすめグッズをご紹介していきます。
ブルクリーナー
- メーカー名:トキワ
- 商 品 名:ブルクリーナー
- 価 格:¥1,100(税込)
- 内 容 量:150ml
界面活性剤・合成洗剤・アルコールなどの添加物を使っていない洗剤です。
電解水なのでお肌の刺激がなく、周囲の環境にも優しい作りとなっています。
素材を傷めず汚れを浮かせて落とす事ができます。
本記事で紹介した150mlの他に、500mlや1000mlもご用意してあります。
Dyson V12 Detect Slim Fluffy (SV20 FF)
- メーカー名:Dyson
- 商 品 名:Dyson V12 Detect Slim Fluffy (SV20 FF)
- 価 格:¥90,200(税込)
コードの要らないバッテリー式で尚且つ軽量なタイプでとても便利です。
連続60分の稼働ができ、回転の調整もできます。
価格は高額ですが、人気も高くダイソンの掃除機ということで吸引力も良いです。
どこにでも持ち運んでも使いやすい便利な商品となっています。
まとめ
天井はあまり気が付きにくいですが、ふとしたことから気づけば既に汚れていたり埃や蜘蛛の巣が張っていることもあります。
そこに住む人の健康や家に来るお客さんや友人のために、また印象を良く持って貰う為にも定期的に天井掃除をお願いします。
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