今日はカーペット掃除に関する記事をお届けします。
カーペットって布地の中に意外とゴミが溜まってしまう物です。
気になる方は是非ご覧下さい。
Contents
服の繊維、髪の毛、ほこり、食べこぼしがたまりがち?飲みこぼしによるシミを落とすには?
カーペットの上で生活していると、その上に髪の毛や服の繊維、ほこりがつきやすくなります。
また、その上で食べたり飲んだりしていると、そういったものがカーペットの上に溜まりやすくなります。
それについ失敗してカーペットにシミをこぼしてしまうことがありますよね。
カーペットにシミをこぼしたらすぐ拭き取りたくなるのですが、そんな時は少し待ちましょう。
実は、シミの種類によって掃除の方法が違ってくるのです。
そこで、シミとはどういった種類のものかをこちらで紹介します。
シミには4種類あります。
カーペットに付くシミの種類
お湯で洗ったり、熱を加えれば溶けないシミに変わり、落とすのが難しくなります。
放置したらカビの原因にもなるので、汚れは出来るだけ早く処置するのが賢明です。
これは食べ物やソースのシミが含まれます。
水溶性のシミより落としづらく大変なのですが、小麦粉を使って油分を吸い取れば汚れを除去することが可能です。
色素のシミには血液や絵の具、インクといったものがあります。
カーペットに色素のシミがついてしまって色がついたという人は、アルカリ性の洗剤で汚れを除去するようにしましょう。
水溶性のシミを抜く方法
特にここでは飲みこぼしによるシミを落とす方法を見ていきましょう。
ワイン、ジュース、紅茶、コーヒーなどの水溶性のシミです。
色が濃い紅茶やコーヒーなどをカーペットにこぼしてシミになってしまったら嫌ですよね。
でもこういったシミは、こぼした飲み物を拭き取って、それを中性洗剤を使って拭き取れば取れます。
- 台所用洗剤(中性が最適)
- タオルか雑巾数枚
- ぬるま湯
- こぼした飲み物を拭き取る
こぼしてまだ時間が経ってない飲み物をどうにかしたいなら、まずは乾燥したタオルで吸収させるのが賢明です。
このとき、シミが広がらないようポンポンと叩いて拭き取るのが良いです。 - タオルに洗剤をつけて拭く
タオルに台所用洗剤をつけてぬるま湯で薄めます。
このときにシミを叩いて拭くようにしましょう。 - ぬるま湯で拭く
洗剤で拭き取って時間が経ったら、タオルをお湯で濡らしたもので洗剤を拭き取るようにしましょう。 - 乾拭きする
最後に乾いたタオルで拭き取って、乾燥させれば終了です。
ドライヤーで乾かしても大丈夫です。
注意する点は、染み抜きのときにタオルでごしごしと擦らないようにしましょう。
汚れが広がってしまう危険性があります。
必ずポンポンと汚れを叩いて拭くようにしましょう。
洗剤を使用した場合は最後に濡れたタオルで汚れを除去すると良いです。
カーペットに残ってしまった洗剤は、逆にシミになってしまうケースがあります。
コロコロ、掃除機の効果的な使い方ってタテヨコナナメ様々な方向からかける?
シミの汚れのことは理解できたかと思いますが、問題はそれ以外のほこりや髪の毛、食べこぼしなどのゴミです。
これらのゴミをきれいにするのに使えるのがコロコロや掃除機です。
効果的なコロコロの使用方法
コロコロは別名・粘着カーペットクリーナーと呼び、カーペットを掃除するのにとても適しています。
カーペットじゃなくても布でできているものであれば、コロコロで掃除することができます。
スリッパ、寝具、カーテン、クッション、布製のソファーなど身のまわりの布でできているものを見てみて髪の毛やホコリなどが付着していないかをちょっとチェックしてみると良いでしょう。
コロコロと転がしていればキレイな状態をキープすることが可能です。
また、素早く転がさず、繊維に逆らってゆっくりと転がすのが大事です。
掃除機の使用方法
カーペットでの掃除機のかけ方ですが、カーペットの毛足の間にゴミが溜まっているので、一方向ではなく十字に掃除機をかけるのが良い方法です。
まず、カーペット全体を一方向にかけて、次に方向を90度変えてかけます。
カーペットには細かいゴミやダニなどが繊維の中に埋もれてやすいので、この十字の方法でしっかりと毛の間のゴミを吸い取りましょう。
ダニ、カビが繁殖しやすい?カーペット用ブラシって?
ダニやカビは肌荒れや喘息などの呼吸疾患を引き起こすこともあるので、できるだけ防ぎたいですよね。
カーペットのダニやカビ
ダニとカビの発生条件は以下のとおりです。
- 湿度60%~80%
- 温度20~30度(25~28度が生育に最適)
- 豊富な栄養分(埃、汚れ、食品の食べかす)
- 湿度70%以上(60%以上で活発に活動、80%以上で一気に繁殖)
- 温度20~30度(25~28度が生育に最適)
- 栄養分(ダニも含まれる)
とはいえ、カーペットには元からダニがいるわけではなく、使い方やお部屋の環境によって変わります。
カビやダニを寄せにくくするためには以下のことに気を付けましょう。
2.重ね敷きをしない
3.水分の多い雑巾がけはしない
4.晴れた日には窓を開けて室内を乾燥させる
5.梅雨時や湿度の高いときには除湿器で湿気を取る
6.換気扇を回して、室内に台所の調理中の湿気を入れない
7.加湿器を過剰に使わない
8.家の中を清潔にして、床に溜まったほこりやフケ、食べかすなどを十分に除去する
家の中を清潔にするために、記事の前半で掃除機やコロコロの効果的な使い方をお伝えしました。
それとこんなアイテムも利用できます。
それはカーペット用ブラシです。
カーペット用ブラシって?
カーペットブラシとはその名のとおり、カーペットやじゅうたんに用いるブラシのことです。
手に持って使うパイルブラッシングするものや、押してブラシを回転させるタイプのものなどあります。
カーペットブラシの主な用途はシミ抜きですが、生地に入り込んでしまったゴミを掻き取るのにも利用されます。
ゴミを掻き取るときには下準備として掃除機をかけてから行うと、寝ていた生地のパイルが立ち上がってフカフカの感触がよみがえります。
これでしたら、粘着テープのカーペットクリーナーと併せて使うのもおすすめです。
カーペットブラシは粘着力がないので、毛を傷めません。
シミ抜きとして使うときは、まずはシミ取り剤を該当する部分に塗り、ブラシでなじませて数分置いてください。
その後タオルなどをかぶせたら、浮き上がってきた汚れがタオルに移るようカーペットブラシで叩きます。
カーペットからシミが取れたら今度はスプレーを使って水をかけましょう。
最後に再びタオルをかぶせてカーペットブラシを使って叩いていきます。
こうすることでカーペットがすすぎ洗いされることになります。
カーペット掃除おすすめグッズ、カーペットブラシ
では、次はカーペット掃除に役立つおすすめのグッズをご紹介していきましょう。
カーペットクリーナーぱくぱくくん
- メーカー名:日本シール
- 商 品 名:カーペットクリーナーぱくぱくくん
- 価 格:¥3,398(参考価格)
二重構造のブラシがゴミを取り除き、ブラシが二種類付いているカーペットクリーナーです。
エチケットブラシとロールブラシの二重構造になっていて、小さなゴミ・大きなゴミどちらにも使用できます。
スペアも電源も不必要で繰り返し使うことが可能です。
ゴミは本体の中に内蔵されているダストボックスに収納され、ゴミ捨てもワンタッチで行えます。
じゅうたんタービー
- メーカー名:山崎産業
- 商 品 名:じゅうたんタービー
- 価 格:¥2,836(参考価格)
静かな音で繰り返し使用することが可能な手動のカーペット掃除機です。
本体を前後に動かせば裏側についているブラシでゴミをかき取ることができます。
本体は樹脂でできていてとても軽く、電源不要のコードレスだから持ち運びもとても楽です。
ブラシに巻き付いているゴミやホコリは付属のブラシクリーナーで楽に手入れすることが可能です。
ゴミが溜まる集塵ケースには抗菌加工が施されていて、カーペットの他に、クッションフロアー・タイル・畳などにも使用することができます。
おそうじブラシかきとーる
- メーカー名:アズマ工業
- 商 品 名:おそうじブラシかきとーる
- 価 格:¥590(税込)
こちらはカーペットや布製品に絡みついて取れにくい、髪の毛やペットの抜け毛、ほこりを簡単に掻き集めることができるブラシです。
カーペットやじゅうたんはもちろん、布製のソファーや車のシートなどでも入り込んだ抜け毛をしっかり掻き出せます。
まとめ
以上、カーペット掃除に関する記事でしたが、いかがでしたか?
カーペット掃除をやろうとすると少し手間取りますよね。
だけど、掃除を放っておくとカビやダニが繁殖しやすくなりますよ?
ぜひカーペット掃除をして快適な生活を送ってください。
この記事が読んでくださった方の役に立てたら嬉しいです。
関連する記事はこちら
カーペット掃除でダニの繁殖を防ぐ!新品みたいにきれいにするやり方とは
主に、コーヒーのような飲み物をこぼした時のシミは水溶性のシミと言えます。
油性のシミと比較するとまだマシですけど、カーペットは色素を吸うので、カーペットに飲み物をこぼしてしまったら出来るだけ早く汚れを除去すると良いです。