今回ご紹介する映画は「THE BATMAN」です。
クリストファー・ノーランが手がけた「ダークナイト」トリロジーなどで知られる人気キャラクターのバットマンを主役に描くサスペンスアクションです。
青年ブルース・ウェインがバットマンになろうとしていく姿と、社会に蔓延する嘘を暴いていく知能犯リドラーによってブルースの人間としての本性が明らかになる様子を描きます。
両親を殺された過去を持つ青年ブルースは復讐を誓い、夜になると黒いマスクで素顔を隠し、犯罪者を見つけては力でねじ伏せる「バットマン」となります。
ブルースがバットマンとして悪と対峙するようになって2年目になったある日、権力者を標的とした連続殺人事件が発生。
史上最狂の知能犯リドラーが犯人として名乗りを上げます。リドラーは犯行の際、必ず「なぞなぞ」を残し、警察やブルースを挑発します。
やがて権力者たちの陰謀やブルースにまつわる過去、ブルースの亡き父が犯した罪が暴かれていきます。
「TENET テネット」のロバート・パティンソンが新たにブルース・ウェイン/バットマンを演じ、「猿の惑星:新世紀(ライジング)」「猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)」のマット・リーヴス監督がメガホンをとっています。
今回は「THE BATMAN」のあらすじ、キャスト、見どころなどをご紹介します。
あらすじ(ネタバレあり)
ゴッサム・シティの億万長者ブルース・ウェインは、幼いころに目の前で両親のトーマスとマーサを強盗に殺害されてしまいました。
それ以来執事のアルフレッドに育てられ、青年となった今はバットマンとしてゴッサム・シティのジェームズ・ゴードン警部補に協力し、犯罪の解決に尽力していました。
しかし、ゴッサム・シティは犯罪が増えるばかり。
そんな中、リドラーと名乗る連続無差別殺人犯が現れ、ドン・ミッチェル市長を殺害。ゴードンはバットマンを呼び調査を進めると、市長のスキャンダルが公になりました。
市長の遺体のそばには、バットマンに宛てられたリドラーからのカードが置かれていました。そこには謎かけが書かれていました。
ピート・サベージ本部長はバットマンの捜査協力を良く思っていませんでしたが、そんな本部長はリドラーの次の犠牲者となってしまいました。
やはり現場にはバットマンへのメッセージ。謎かけを解いていくと、ゴッサム・シティのマフィア、カーマイン・ファルコーネの手下ペンギンことオズが仕切るナイトクラブ、アイスバーグ・ラウンジへたどりつきました。
バットマンはペンギンに市長の愛人について尋ねましたが非協力的な態度を取られてしまいます。
しかし、ここで働くセリーナを怪しんだバットマン。彼女をつけていくとアニカという女性とつながっていることが分かりました。
さらにセリーナは市長に取り上げられていたアニカのパスポートを奪い返すため市長宅へ強盗に入ります。しかし、アニカも行方不明になってしまいました。
そこでバットマンはセリーナに近づき、アニカ探しを協力することと交換にペンギンのクラブにいたギル・コルソン検事から情報を聞き出すことを依頼。
検事だけではなく、殺されたサベージ本部長もカーマイン・ファルコーネとつながっていたことが分かりました。
リドラーの次の標的はコルソン検事でした。
キャスト
ブルース・ウェイン / バットマン(ロバート・パティンソン)
主人公。蝙蝠のマスクを被りバットマンとして2年間ゴッサム・シティで犯罪者と戦っている裏の顔を持つ億万長者。
演:ロバート・パティンソン
2004年にテレビ映画『ニーベルングの指環』でデビュー。同年公開の『悪女』に出演したが、劇場版では出演シーンがカットとなっています(DVD版では収録されています)。
2008年公開の『トワイライト〜初恋〜』で演じた、主人公ベラ・スワンの恋人エドワード・カレン役でブレイク。『トワイライト』シリーズでは、全作にわたってエドワード・カレン役を演じています。
2015年公開の『ディーン、君がいた瞬間』ではジェームズ・ディーンを撮影したカメラマン、デニス・ストック(英語版)役で出演。
2017年公開に主演した『グッド・タイム』では、監督であるベン・サフディと劇中の役柄と同じニューヨーク最下層の兄弟になりきって語り合うなど役作りをして挑みました。
2020年にクリストファー・ノーラン監督による国際的なスパイの世界を舞台にしたアクション大作『TENET テネット』に出演しています。
セリーナ・カイル / キャットウーマン(ゾーイ・クラヴィッツ)
ヒロイン。行方不明の友人を探しているときにバットマンと接触するナイトクラブの店員であり泥棒。ファルコーネとは浅からぬ因縁があります。
演:ゾーイ・クラヴィッツ
2007年公開の『幸せのレシピ』で長編映画デビューを果たし、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、アーロン・エッカートと共演しています。
2009年にガボレイ・シディベ、ティム・ブレイク・ネルソンと共に『Yelling to the Sky』に出演。ニューヨーク・クイーンズ区の問題を抱えた17歳の少女を演じました。
2010年には、コメディ映画『Beware the Gonzo』では、高校のセックスコラムニストを演じます。この作品は、トライベッカ映画祭で初公開されました。
マーベルコミックスの『X-メン』を原作とする『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(2011)に、ミュータントの一人エンジェル・サルバドーレとして助演。
これは、映画『X-MEN』シリーズの前日譚であり、60年代のキューバ危機中に舞台を置いています。キャラクターの飛行能力を演じるためにワイヤーアクションもこなしています。
エドワード・ナッシュトン / リドラー(ポール・ダノ)
連続殺人犯。ゴッサム市長殺害を皮切りに市の有力者を次々と殺害してはバットマンと法執行機関を暗号めいた“なぞなぞ”で混乱に陥れます。
演:ポール・ダノ
10歳の頃にスカウトされて、12歳の時にブロードウェイ・デビュー。ジョージ・C・スコット、チャールズ・ダーニングらそうそうたるメンバーと共演しています。
17歳の時に『L.I.E.』で映画デビュー。2005年には『キング 罪の王』やアカデミー賞受賞俳優ダニエル・デイ=ルイス主演の『The Ballad of Jack and Rose』へ出演。
2007年公開でダニエル・デイ=ルイスと再共演した『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』のポール/イーライ役で注目を集め、英国アカデミー賞助演男優賞にノミネートされました。
ダニエル・デイ=ルイス、ブラッド・ピット、ブルース・ウィリス、トム・クルーズ、ハリソン・フォード、ロバート・デ・ニーロなど名高い俳優たちとの共演作品が多くあります。
舞台ではイーサン・ホークが演出家デビューしたオフ・ブロードウェイ作品にも出演。今後控える作品にも注目が集まる若手俳優の1人です。
ジェームズ・ゴードン警部補(ジェフリー・ライト)
ゴッサム市警察の刑事。2年前からバットマンに手を貸しており。警察とバットマンとの仲介を行いながらバットマンと共に捜査を行います。
演:ジェフリー・ライト
アマースト大学で政治学を学んだ後、奨学金を得てニューヨーク大学で演技を学びます。
オフ・ブロードウェイなどの舞台に立つようになり、1990年、ハリソン・フォード主演『推定無罪』の小さな役で映画デビュー。
舞台出演はその後も続け、1994年には『エンジェルス・イン・アメリカ』では看護士ベリーズを演じトニー賞の助演男優賞を受賞しています。
1996年にはジャン・ミッシェル・バスキアの伝記映画『バスキア』で主人公を演じて注目を集めます。
その後もウィリアム・シェイクスピアの『ハムレット』や、テレビ版の『エンジェルス・イン・アメリカ』、ジム・ジャームッシュの『ブロークン・フラワーズ』などに出演。
また、「007 カジノ・ロワイヤル」(06)からはジェームズ・ボンドの盟友でCIA捜査官のフェリックス・レイター役でシリーズに参加しています。
カーマイン・ファルコーネ(ジョン・タトゥーロ)
ゴッサム・シティの裏社会のボス。紳士的にふるまっていますが、裏では非道の限りを尽くしており、その力は政界や財界、警察にまで手が及んでおり恐れられています。
演:ジョン・タトゥーロ
ニューヨーク州立大学とイェール・ドラマ・スクールで修士号を得てプロ・デビュー。84年に『セールスマンの死』でブロードウェイに初出演します。
その後85年には幾つかの演劇賞を受賞。映画では「ドゥ・ザ・ライト・シング」以降、スパイク・リーの常連となり、更に「ミラーズ・クロッシング」以降はコーエン兄弟の常連としても知られるようになります。
91年の「バートン・フィンク」ではカンヌ国際映画祭男優賞を受賞。「天井桟敷のみだらな人々」など、監督業にも挑戦して多彩な才能を発揮しています。
オズワルド・“オズ”・コブルポット / ペンギン(コリン・ファレル)
ファルコーネの右腕で、ゴッサムの暗黒街の者も集うナイトクラブ「アイスバーグ・ラウンジ」の経営者。連続殺人事件を捜査するブルースがある手がかりを求めて接触します。
演:コリン・ファレル
2000年の「タイガーランド」でハリウッドデビュー。この演技が高い評価を受け、ボストン批評家協会賞主演男優賞を獲得。一躍期待の若手俳優としてハリウッドでも注目の存在となります。
スピルバーグ監督のSF超大作「マイノリティ・リポート」(02)でトム・クルーズの相手役をみごとに演じ切り、ハリウッド・トップ・スターの仲間入りを果たします。
シューマカー監督と再び組んだ「フォーン・ブース」では電話ボックスに閉じ込められた男を、また「デアデビル」では初の悪役もこなしています。
その他にも「S.W.A.T.」「リクルート」とヒット作に立て続けに出演、ハリウッドでの人気を不動のものとしています。
アルフレッド・ペニーワース(アンディ・サーキス)
両親を亡くしたブルースを支える執事で、元軍属の無骨な男。バットマンの正体を唯一知る人物。ウェイン家の資産を守る使命を全うします。
演:アンディ・サーキス
94年に「Royal Deceit(原題)」で映画デビュー。ファンタジー大作「ロード・オブ・ザ・リング」3部作(01~03)では、モーション・キャプチャーで演じたゴラムが大きな話題を呼びます。
以降、モーション・キャプチャーおよび、それを発展させたパフォーマンス・キャプチャーを用いた作品に欠かせない俳優となります。
「キング・コング」(05)のコング、新「猿の惑星」シリーズ(11~)のシーザー、「スター・ウォーズ フォースの覚醒」(15)のスノークなどを演じています。
マーベル映画「アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン」(15)にはパフォーマンス・キャプチャーではなく、自身の顔で出演しています。
基本情報
撮影 グリーグ・フレイザー
編集 ウィリアム・ホイ
配給 ワーナー・ブラザース・ピクチャーズ
上映時間 176分
製作国 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $200,000,000
興行収入 〔世界〕 $770,836,163 〔アメリカ・カナダ〕 $369,345,583 (日本) 11.7億円
バットマンって何者?
努力と根性で強くなったバットマン
バットマン(英: Batman)は、DCコミックスの出版するアメリカン・コミックスに登場する架空のスーパーヒーローです。
スーパーヒーローとしては珍しく、バットマンはスーパーパワーを持たないキャラクターです。
のちにバットマンとして活躍することになるブルース・ウェインは、幼いころ目の前で強盗に両親を殺されてしまいます。
犯人への復讐心から、ブルースは世界中を旅して格闘技などあらゆる“強さ”を身につけていきました。
生まれ育ったゴッサム・シティに戻ってきたブルースは、表の顔である実業家として築き上げた財産で数々のハイテク機器を開発。そして、バットマンとして街の悪人たちを懲らしめるようになったのです。
バットマンの誓い
どうしてバット(コウモリ)なのかは、「自分が幼い頃に恐怖を抱いたもの」だったからのようです。
恐怖を抱いたきっかけはメディアによりまちまちですが、犯罪者に恐怖を与えると共に、コウモリの衣装を身にまとう事で自分のトラウマを克服したかったというエピソードもあります。
バットマンは悪と戦うヒーローですが、基本的に人を殺さないという信条を貫いています。悪人にコウモリの焼印などを押して、最終的に警察が身柄を確保できるようにしているのです。
普通の人間でありながら、努力で手に入れた力と独自のポリシー、そしてテクノロジーで悪に立ち向かっていく姿が、多くのファンの心を捕らえています。
さまざまなガジェット
スーパーパワーを持っていないヒーロー、バットマン。そんな彼が戦闘のために使っているガジェットをいくつかピックアップしてご紹介します。
①バットスーツ
全体に黒を基調とした色で強力な防弾能力を持ち、拳銃やサブマシンガン、散弾銃程度では貫通することはなく、至近距離で爆弾が爆発しても失神程度で済む程に強固です。
グローブには相手を感電させるためのスタンガン機能があります。マントを変形させウイングスーツとすることが可能になっていて高所から滑空を試みる際に使用します。減速用の小型パラシュートも装備しています。
②バットラング
蝙蝠を模した手裏剣。本作はバットスーツの胸の蝙蝠のマークがバットラングそのものになっており、使用時には胸から取り外します。
③コンタクトレンズ型カメラ
目に直接装着するカメラ。活動を記録し、証拠の収集、人物の特定、暗号の解読などに利用します。遠隔視聴も可能で劇中、セリーナに貸し出して情報収集を行いました。
④グラップル・ガン
ワイヤーの付いたアンカーを射出します。本作では腕に直接装着する形式になっており、両腕に一つずつ装着されています。
⑤タッカー(ステアツール)
リドラーがドン・ミッチェル殺害に使用した器具。カーペットの張り替えの際に使用します劇中では警官がタッカーと呼んでいますが実際の名前はステアツールです。
『THE BATMAN』の見どころ
これまでバットマンをシリーズ形式で描く上で、ブルース・ウェインが幼い日に両親を殺され悪への復讐を誓うという“起源”が必ずと言っていいほど扱われてきました。
しかしリーヴス監督は今回、「若きバットマンを描き、彼が自身を改善するために努力する物語の流れを伝えたい」という思いから、ウェインがバットマンになって2年目の時代を舞台として設定。
そしてこの設定こそが、ウェイン=バットマンのルーツを新たな角度から掘り下げ、従来のシリーズと一線を画す重要なカギとなっています。
両親を亡くした絶望からいまだ抜け出せず、半ば自暴自棄のような状態でゴッサム・シティの自警活動に取り組みます。
従来のバットマンよりも若く衝動的なその姿は、一歩間違えたら悪に堕ちるほど危うく、実は彼が立ち向かう冷酷な犯罪者リドラーと紙一重のように見えます。
そんな2人がどのように“ダークヒーロー”と“絶対悪”へと分かれていくかが、対比するようにじっくり描き込まれています。
色とりどりのヴィランたち
「バットマン」の世界で特徴的なのは、ゴッサム・シティにはびこる色とりどりのヴィラン(悪役)たちです。
キャットウーマン
ある時、バットマンの姿を目撃したセリーナは、彼からヒントを得て壁を登り、攻撃に使える爪を仕込んだグローブ、ジャンプ能力を補助するブーツ、尻尾にも見える攻撃や移動用に使うスーツを着用し、キャットウーマンとして活動を開始します。
バットマンとは当初敵対していましたが、利害が一致し共闘する関係から、徐々に惹かれ合い恋愛関係にまで発展していきます。
ヴィランからヒロイン的な立ち位置へと変わっていきました。バットマン関連作の登場人物のなかでも人気の高いキャラクターです。
本作には、ゾーイ・クラヴィッツが演じるキャットウーマンが登場。早くに親を亡くして孤児として育ち、スラム街のアパートで多数のネコと暮らしています。
ある目的のためにアイスバーグ・ラウンジに潜入していたが、そこで知り合った友人のアニカを救うため、バットマンの調査に協力します。
ペンギン
背が低く、ずんぐりと太った身体つきに尖った鼻を持つオズワルドは、その容姿から「ペンギン」というあだ名を付けられています。
裏社会の犯罪に手を染めたオズワルドは才覚を発揮。特殊な能力は持たないものの、愛用の傘に仕込んだ特殊な武器と、体格に似合わぬ素早い動きで、ゴッサム・シティを裏側から牛耳るほどのギャングとして君臨します。
本作では、コリン・ファレルが元の容姿がわからないほどの特殊メイクを施して、オズワルド役を怪演。
犯罪の帝王カーマイン・ファルコーネの右腕で、ナイトクラブ、アイスバーグ・ラウンジの支配人をボスから任され表向きは経営者を装っていますが、ドロップという麻薬の売買網を取り仕切っています。
リドラー
本名はエドワード・ニグマで、少年時代に教師が行ったパズルを解くコンテストに参加した際、不正をすることで優勝します。
その結果、周囲から“賢い人物”と見られることに優越感を味わい、それが強い自己顕示欲へと変化していきます。「バットマンや警察、ほかのヴィランよりも自分は賢い」と提示するため、なぞなぞと絡めた犯罪に手を染めることになります。
ペンギンやキャットウーマンと同様、特殊な能力を持たない普通の人間です。
『THE BATMAN』では、メインのヴィランです。アメリカで実際に起こった「ゾディアック事件」をモチーフとし、犯行現場に“?”マークと暗号を残す連続殺人事件の犯人として登場します。
ミリタリーコートに防寒マスク、ゴーグルを身にまとった出で立ちで、原作とはイメージが大きく異なります。SNSを駆使するなど、現代的なアプローチがなされています。
まとめ
今回は「THE BATMAN」をご紹介しました。いかがでしたでしょうか。
復讐しか考えられない主人公が自身の鏡とも言えるようなヴィラン達と感情剥き出しで泥臭くぶつかり合う様子ストーリー面でもアクション面でも惹きつけられます。
しかし、とにかく暗い。物語、キャラクター、照明、画面に映るものが全て暗い。
ひたすらブルースが抱える心の闇をえぐり出し、サスペンス映画のような静けさで物語が進んでいきます。
そして長い。約3時間の上映時間には賛否あるようですが、本当に長かったです。つくづく、面白い作品には編集が重要と思い知らされる作品となりました。
気になったのがキャットウーマンの存在。キャットウーマンのシーンをこの作品から全て取り除いても、作品として十分成り立つほど、中途半端な存在でした。
バットマンだけに焦点を当てればもっと濃密な展開になった気もします。人を選ぶ作品なのかもしれません。
あまりにも評価の高い「ダークナイトシリーズ」と比較しての酷評も多いですが、バットマンが悪役のような撮られ方をしていたり、細かい心理描写などもキチンと描かれています。
監督によって世界観が違うのは当然だと思います。
脚本 マット・リーヴス ピーター・クレイグ
原作 DCコミックス「バットマン」より
製作 マット・リーヴス