「沈黙のパレード」福山雅治が主演した東野圭吾原作の人気ドラマ「ガリレオ」の映画版第3弾!

「沈黙のパレード」福山雅治が主演した東野圭吾原作の人気ドラマ「ガリレオ」の映画版第3弾!

今回は、東野圭吾のベストセラー小説を原作に、福山雅治演じる天才物理学者・湯川学が難事件を鮮やかに解決していく姿を描く大ヒット作「ガリレオ」シリーズの劇場版第3作「沈黙のパレード」をご紹介します。

数年前から行方不明になっていた女子高生が、遺体となって発見されます。
警視庁捜査一課の刑事・内海によると事件の容疑者は、湯川の大学時代の同期でもある刑事・草薙がかつて担当した少女殺害事件の容疑者で、無罪となった男でした。

男は今回も黙秘を貫いて証拠不十分で釈放され、女子高生が住んでいた町に戻って来ます。憎悪の空気が町全体を覆う中、夏祭りのパレード当日、さらなる事件が・・・。

キャストには内海役の柴咲コウ、草薙役の北村一輝らおなじみのメンバーが集結。前2作に続いて西谷弘が監督、福田靖が脚本を手がけています。

今回は「沈黙のパレード」のご紹介です。

あらすじ(ネタバレあり)

高校を卒業し、歌手デビューするためのレッスンを受けていた佐織は、高垣という恋人も出来て順風満帆そうに見えていましたが、ある日突然姿を消してしまいます。

3年後、静岡県のある民家が焼失してしまいます。2体の遺体が発見され、片方は家の主である蓮沼芳恵で、もう片方が行方不明になっていた佐織だという事が分かりました。

そして焼失した民家が、15年前の少女殺害事件で逮捕されながら黙秘を続け、無罪になった蓮沼寛一の実家だったのです。
当時の事件を担当していた草薙警部がまた担当となり、やがて蓮沼は逮捕されますが、また黙秘を続けて釈放となりました。

その頃、湯川は新しい研究のためになみきや食堂を訪れていました。そこで内海から今回の事件の捜査協力を依頼されます。物理

ある日、湯川がなみきや食堂で食事をしていると、この町に流れてきていた蓮沼が現れ、佐織の父である祐太郎に賠償金の請求をしました。

殺人犯かもしれない蓮沼の登場で騒然となりましたが、町の恒例イベントであるパレードは開催されることになりました。湯川もパレードを見物に行きます。すると湯川たちの元に蓮沼が殺害されたとの一報が入りました。

草薙らと共に捜査を開始しますが、関係者には皆アリバイがあり、蓮沼の死因も特定できません。蓮沼が亡くなったのは彼の元同僚である増村の住居でした。

現場にやってきた湯川は、外側からかける鍵の引き戸で扉の取っ手を外すと、四角い穴が貫通していることが分かります。犯人は蓮沼を眠らせた後、取っ手の穴から液体窒素を流し込み殺害したのだと推理します。

並木家の面々や佐織の彼である高垣、音楽プロデューサーである新倉夫妻らにはきちんとアリバイがありました。

湯川は25年前の殺害事件が鍵になるとし、調査を続けます。そして蓮沼殺しの犯人は、複数犯の犯行だという事にたどり着きました。

キャスト

湯川学(福山雅治)

帝都大学の教授。変人でありながら天才的な頭脳を持つ物理学者です。論理的な思考と科学的検証で難事件を解決し、警察関係者から「ガリレオ」先生と呼ばれています。ガリレオ

演:福山雅治
88年、映画「ほんの5g」でデビューし、90年にはシングル「追憶の雨の中」で歌手デビュー。93年に出演したTVドラマ「ひとつ屋根の下」がヒットし、知名度を上げます。

翌年、シングル「IT’S ONLY LOVE」がミリオンセラーを達成し、その後も「HELLO」(95)、「桜坂」(00)などが大ヒット。

俳優としても、連続ドラマでは「パーフェクトラブ!」(99)や「美女か野獣」(03)などで主演を務めています。

中でも東野圭吾原作のドラマ「ガリレオ」(07、13)、同シリーズを映画化した「容疑者Xの献身」(08)、「真夏の方程式」(13)で演じた天才物理学者・湯川は当たり役となりました。

10年にはNHK大河ドラマ「龍馬伝」で坂本龍馬を熱演。その他の映画出演作に「そして父になる」(13)、「三度目の殺人」(17)、「ラストレター」(20)などがあります。

ラジオパーソナリティやカメラマンとしても活躍し、気さくなキャラクターで老若男女から幅広い人気を誇っています。

内海薫(柴咲コウ)

警視庁捜査一課の刑事。
正義感が強く、事件の真相解明のためには労をいとわず奔走。湯川を信頼しており、捜査に行き詰まると湯川に相談に訪れます。湯川のバディ的存在です。

演:柴咲コウ
8年、TVドラマ「倶楽部6」で女優デビュー。「東京ゴミ女」(00)で映画に初出演し、「バトル・ロワイヤル」で存在感を放ちます。

金城一紀の直木賞受賞作を映画化した「GO」(01)でヒロインを演じ、日本アカデミー賞の最優秀助演女優賞新人俳優賞をダブル受賞、一躍注目の若手女優に。

04年は「着信アリ」で映画初主演を飾り、興収85億円の大ヒット映画「世界の中心で、愛を叫ぶ」にも出演、TVドラマ「オレンジデイズ」は高視聴率を記録しました。

その後も「メゾン・ド・ヒミコ」(05)、「県庁の星」「日本沈没」(06)、「どろろ」(07)、「容疑者Xの献身」(08)、「食堂かたつむり」「大奥」(10)など話題作への出演が相次ぎます。

12年にはキアヌ・リーブス主演「47RONIN」でハリウッドデビューしています。

02年から音楽活動も始め、「黄泉がえり」(02)で演じたRUI名義で主題歌「月のしずく」を、TVドラマ「ガリレオ」(07)、映画「容疑者Xの献身」の主題歌を福山雅治とのユニット「KOH+」としてリリースしています。

草薙俊平(北村一輝)

警視庁捜査一課の刑事。湯川と同じ帝都大学出身の親友です。今作では、草薙が担当した事件で無罪になった男が、再び他の事件の容疑者として浮上します。

演:北村一輝
96年「LUNATIC」あたりから俳優として注目を浴び始めます。

99年、主演作「日本黒社会 LEY LINES」(三池崇史監督)でキネマ旬報日本映画新人男優賞、「皆月」(望月六郎監督)でヨコハマ映画祭の助演男優賞などを受賞。

その後、活動の場を広げ、NHK大河ドラマ「北条時宗」(01)や「大奥」「あなたの隣に誰かいる」(ともに03)、「バンビ~ノ!」(07)、NHK大河ドラマ「天地人」(09)といったTVドラマにも数多く出演しています。

「宿命1969-2010」(10)が連続ドラマ初主演作となります。映画でも「容疑者Xの献身」「鈍獣」(ともに08)、「テルマエ・ロマエ」(12)などで個性を発揮しています。

並木祐太郎(飯尾和樹)

殺害された女子学生の父で、菊野商店街の定食屋「なみきや」を営んでいます。

演:飯尾和樹
1990年、浅井企画に所属。1991年にお笑いコンビ「チャマーず」を結成しデビューを果たすも、翌年解散。

『ヘーシンク』というコンビを組んでいた1年後輩のやすと2000年に『ずん』を結成し、ボケ担当に転向します。

2015年頃には主役級ではないものの様々な番組に飯尾が出演しているという「サイレントブレイク」を果たします。

その独特の個性が受け入れられ、2023年現在はバラエティ番組のみならずテレビドラマ、CMなど活動の幅を拡げ、引っ張りだこになる活躍をするようになります。

2023年2月23日、前年に公開された映画『沈黙のパレード』での娘を亡くした父親役の演技が高く評価され、第65回ブルーリボン賞助演男優賞を受賞しました。

並木真智子(戸田菜穂)

並木祐太郎の妻。祐太郎とともに「なみきや」を切り盛りしています。

演:戸田菜穂
1990年(平成2年)、国際花と緑の博覧会会場で開催された第15回ホリプロタレントスカウトキャラバンにおいて、約3万4千人の応募者のなかからグランプリに選ばれます。

翌1991年、女優デビュー。同年フジテレビで放送の『葡萄が目にしみる』でドラマ初主演。

1993年度前期放送のNHK連続テレビ小説『ええにょぼ』でヒロインの朝倉(宇佐美)悠希役を務め、全国的に知られるようになります。

1998年から2003年まで放送されたフジテレビ系ドラマ『ショムニ』の秘書課・杉田美園役でコミカルな演技が好評を博します。

2003年『女はバス停で服を着替えた』で映画初主演。以降も、『君を忘れない』(95)、『ラスト・プリンセス 大韓帝国最後の皇女』(17)など多くの出演があります。

宮沢麻耶(吉田羊)

菊野商店街にある老舗の本屋「宮沢書店」の店主。菊野市で開催されるパレードではチーム菊野を取り仕切っています。

演:吉田羊
2001年、劇団「東京スウィカ」の旗揚げに参加し、舞台女優としてキャリアをスタート。07年に「愛の迷宮」でTVドラマに出演して以降、映像作品への参加も増えます。

08年、三谷幸喜作・演出の舞台「グッドナイト スリイプタイト」の出演を経て、翌09年の劇団「東京サンシャインボーイズ」の復活公演「returns」に抜てきされます。

11年のNHK大河ドラマ「江 姫たちの戦国」に出演し、翌12年には同局の連続テレビ小説「純と愛」(12)に出演。

14年、木村拓哉主演の人気ドラマ「HERO」第2期で女性検事役に抜てきされて一躍脚光を浴びます。

映画でも「魔女の宅急便」(14)や、「愛を積むひと」「脳内ポイズンベリー」(15)など話題作への出演があります。

新倉留美(檀れい)

新倉直紀の妻。自身もかつて歌手として活動していました。

演:檀れい
92年、宝塚歌劇団に入団。99年に月組のトップ娘役、03年に星組のトップ娘役に就任します。代表作に「花舞う長安」、「王家に捧ぐ歌」、「風と共に去りぬ」などがあります。

退団後、藤沢周平原作の「武士の一分」(06)で木村拓哉演じる主人公の妻・加世役で銀幕デビューを飾り、日本アカデミー賞優秀主演女優賞新人俳優賞を受賞。

その後、「母べえ」「釣りバカ日誌18 ハマちゃんスーさん瀬戸の約束」(ともに07)や、「感染列島」(08)などに出演。

TVドラマでもNHKの「八日目の蝉」(10)で主演したほか、「美しい隣人」(11)で民放の連続ドラマに初出演しています。

新倉直紀(椎名桔平)

菊野市に住む音楽プロデューサー。並木夫妻の長女、佐織の才能を見出し、スターに育て上げようとします。

演:椎名桔平
映画「時計 Adieu I’Hiver」(86)で俳優デビュー後、演劇の舞台を数多く経験。

映画「ヌードの夜」(93)で注目を浴び、「新宿黒社会 チャイナ・マフィア戦争」で初めて単独主演を演じます。

「金融腐食列島 呪縛」では、日本アカデミー賞の優秀助演男優賞を受賞。その他の作品に「化粧師 kewaishi」(01)、「レイン・フォール 雨の牙」(09)、「アウトレイジ」(10)などがあります。

90年代中盤からTVドラマにも多数出演し、「いつかまた逢える」(95)、「Age,35 恋しくて」(96)などで人気を集めました。

近年の出演作に「コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命」セカンド・シーズン(10)、「謎解きはディナーのあとで」(11)などがあります。

基本情報

基本情報
監督     西谷弘
脚本     福田靖
原作     東野圭吾
製作     鈴木吉弘 大澤恵 山邊博文
製作総指揮  臼井裕詞
出演者    福山雅治 柴咲コウ 北村一輝 飯尾和樹 戸田菜穂 椎名桔平 他
音楽        菅野祐悟 福山雅治
主題歌    KOH+「ヒトツボシ」
撮影        山本英夫
編集        山本正明
制作会社   ギークサイト
製作会社   「沈黙のパレード」製作委員会
配給         東宝
公開       〔日本〕 2022年9月16日 〔台湾〕 2022年9月23日
上映時間     130分
製作国         日本
言語          日本語
興行収入     30億円
前作          真夏の方程式

原作・東野圭吾

原作者・東野圭吾は、1985年、『放課後』で第31回江戸川乱歩賞を受賞し、小説家としてのキャリアをスタートさせます。

なかなかヒットに恵まれず、文学賞に15回も落選するなど、厳しい時代が続きましたが、にわかに注目を集め、1998年に『秘密』を刊行すると、一気に大ブレイク。

同書は映画・ドラマ化されたほか、第52回日本推理作家協会賞(長編部門)を受賞。

以後、2006年『容疑者Xの献身』で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞(小説部門)を受賞するなど着実に評価を高めていき、人気作家の仲間入りを果たしました。

2009年、日本推理作家協会理事長、2014年から2019年まで、直木賞の選考委員を務めています。

容疑者Xの献身
『容疑者Xの献身』(2008年)
惨殺死体が発見され、内海刑事は先輩の草薙と事件の捜査に乗り出します。警察は死体の身元を富樫慎二と断定しますが、捜査はなかなか進みません。そこで草薙は、友人の天才物理学者・湯川に相談を持ちかけます。
驚いたことに、被害者の元妻・花岡靖子の暮らすアパートの隣人は、湯川の大学時代の友人である天才数学者・石神哲哉でした。やがて湯川は、石神が事件の裏にいるのではないかと
推理し……。
真夏の方程式

『真夏の方程式』(2013年)
資源開発計画が進められる玻璃ヶ浦を、アドバイザーとして訪れた湯川は、ある旅館に宿泊することに。そこで、玻璃ヶ浦に向かう電車で出会った少年・柄崎恭平(山﨑光)と再会します。小学4年生の恭平は、夏休みに親戚が経営するこの旅館で過ごすことになり、玻璃ヶ浦を訪れていました。

そんな中、同じ旅館に泊まっていた塚原正治が遺体で発見されます。散歩中に足をすべらせた転落死と思われましたが、彼が元刑事であることが判明。彼の死を不審に思う警視庁から岸谷が派遣され、湯川に捜査協力を求め……。

「ガリレオ」シリーズ

「ガリレオ」シリーズは、日本の推理作家東野圭吾原作の推理小説で、物理学者・湯川学を主人公とした連作ミステリーシリーズの総称です。

初出は『オール讀物』1996年11月号。天才物理学者・湯川学が大学時代の友人である刑事・草薙俊平の依頼を受けて、一見超常現象とも取れる不可解な事件を科学によって解決していきます。

作者が理系出身であることを生かし持っている知識をフル活用して書いた作品で、検証こそされていないものの、原作中に登場するトリックはすべて理論的には可能なものです。

古くから推理小説においては、「世間において、あまり一般的ではない科学技術を駆使したトリックは使用しない」という暗黙の了解がありますが、本シリーズではこれを意図的に破っています。

「ガリレオ」シリーズは2007年、フジテレビの月9枠で放送された連続ドラマ「ガリレオ」(第1シーズン)が平均視聴率21.9%を記録したことで、初めての劇場版「容疑者xの献身」が製作されます。

「沈黙のパレード」の見どころ

『沈黙のパレード』は9月16日より全国公開となりました。東野圭吾原作・福山雅治主演のガリレオシリーズ最新作として映画では9年ぶりとなります。

3人の再結集

共演に内海薫役の柴咲コウが復活したほか、今まで以上に北村一輝演じる草薙俊平のウェイトが重い作品となっています。

もはやトリビアでもないかもしれませんが、柴咲コウ演じる内海薫という若手刑事はドラマオリジナルキャラクターでした。柴咲

ガリレオこと湯川学と内海との相性の良さを気に入った原作者の東野圭吾が、のちにドラマから逆輸入のような形で原作小説シリーズにも内海を登場させることになりました。

演技派「ずん」飯尾和樹

「ずん」の飯尾和樹さんですが、俳優としても存在感を発揮しています。TBSのドラマ「アンナチュラル」で、上司からパワハラを受ける臨床検査技師・坂本役を好演したことは記憶に新しいです。

今作では、殺害された女子高生の父で、菊野商店街の定食屋「なみきや」を営む並木祐太郎に演じました。

影の主役とも呼べるキーパーソンとして素晴らしい演技をしています。完全黙秘を続ける容疑者への憤りを募らせ、父親として湯川とは別のやり方で事件の真相を探る役どころです。

当然ながら笑いを一切封印し、怒りと悲しみに支配されていく父親役を演じ切りました。

「沈黙のパレード」は難解なミステリーなのか?

今作はどちらかと言えば難解なミステリーの部類になると思います。

特定できない犯人と殺人のトリックが、いくつもの伏線となっていますし、単純に謎解きだけというわけではなく、そこに関わる人間模様も話を複雑化しています。

なにより「事件の真相にたどり着いたと思ったら、まだその裏に誰も知らなかった真相が・・・」
という展開もあり、簡単には真相に辿り着けないストーリーです。

仮に、辿り着けたとしても「それが本当に真実なのか?」最後まで気を抜けない物語です。難解ではありますが、物語の構成は秀逸です。

二転三転する展開に引き込まれ、最後まで目が離せないミステリーに仕上がっていると思います。

また、もうひとつの魅力は緻密に描かれる人間模様。悲しい展開はあるものの、お互いを思いやる温かな人間ドラマが描かれています。直木賞

ただ、あまりにも脚本を見せることにこだわり過ぎて、スケールが小さな事件の謎解き映画になってしまった感も否めないかもしれません。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は「沈黙のパレード」をご紹介しました。

今作を観て感じたのは、やはり「ガリレオ」シリーズには福山雅治、柴咲コウ、北村一輝の相性が抜群に良いということです。

湯川教授の軽妙な語り口や、内海の突っ込みなど、愉快なやり取りが多くあるので、重い話でもストレスなく観られます。

そして、「ガリレオ」シリーズは「容疑者xの献身」、「真夏の方程式」もそうですが、毎回伏線回収が見事です。

レビューでも、「展開が面白い」、「演技が素晴らしい」、「引き込まれる」などといった好意的な意見が多かったように思います。

あえて言うなら、物語としては十分面白かったのですが、 今作は「ガリレオ 湯川先生」である必要があったのだろうか?という疑問が残りました。

殺人の方法も警察で解明できそうな内容でしたし、湯川先生の映画というよりは警察のあり方の映画になっている気が少ししました。

ただ、「ガリレオ」シリーズファンの人も、初めて「沈黙のパレード」を観るという人もとても楽しめる作品になっていると思います。

気になった方は、前2作も鑑賞することをおすすめします。私は「容疑者xの献身」が1番好きです。