皆様今回は「車に関する資格」について紹介します。
車と言えば様々な車種や仕様や歴史などの内容があり、男性で好きな方は多いですね。
女性でも今は運転する方がどんどん増えてきています。
「くるまマイスター検定」は車が好きな方やくるま産業自体の発展を目的として始められた民間資格の資格の一つです。
これから自動車などは完全にガソリンから電気エネルギーを利用して走る電気自動車になり、自宅の自家発電やバッテリーを自宅の電力に利用したりとどんどん変わっていきます。
一度記事をお読みになり、くるま全般について知識の向上を目指してみませんか?
興味が少しでもある方は宜しければ記事に目を通していってください。
Contents
適用する仕事
こう言ってしまうと何ですが、あまり仕事に生かせるという事はあまりないようです。
元々趣味の趣が大きく、好きな人がより知識を高めるためのものなのでそこまで仕事に生かせる民間資格ではありません。
ですが、経済産業省が後援しているという事もあり、履歴書にも書けますからちょっとしたアクセントにはなります。
また、車関係の仕事に就いた場合でも資格を持っていたら車についての基礎知識もある程度持っていますから、仕事も早く覚えたりスムーズに運びやすくなります。
「くるまマイスター検定」に臨むことで全般的な知識も得ますので、くるまに対する見方や俯瞰的に捉えていたくるまに対する考えが変わったり、新しい魅力を知る事でくるまに関わる仕事の意欲やアイデアが湧いて来たりすることもあるかもしれません。
おおよその年収とキャリアパス
自動車メーカーの技術職の方なら600万~800万円です。
工場の方はだいたい400万円と普通の一般企業と変わりません。
大手の企業の場合は更に年収が上昇します。
車の販売業者の方は350万円前後辺りですが、企業によって変動も大きいです。
キャリアパスでは、この資格が就職や昇進に影響するというのは先にも述べた通りあまりないですが、むしろ高度な知識や能力の高い方・意欲のある方が知識の補完のためやアクセントとして利用する形になると思います。
トヨタ、日産、スズキなどはスポンサーのためこの資格を推奨資格としていたりと、取得しておくと多少有利になります。
好きな方たちのコミュニティーも存在しますのでそこでの繋がりから仕事や商売に繋がっていったり、仕事とは別に生涯の趣味としてやっていけるでしょう。
認可団体
商号 一般社団法人 日本マイスター検定協会
設立 2013年5月1日
代表理事 一井 克彦
所在 〒107-0061 東京都港区北青山2-5-8 青山OMスクエア 8F
受験条件
【1級】2級合格者
【2級・3級・Web級・4級】なし
【ジュニア】中学生以下
※Web級とは出題形式がWebになります。
合格率
まだ数年前から開催されたものですが、直近の合格率はこうなっています。
― | 受験人数/3級合格率 | 受験人数/2級合格率 | 受験人数/1級合格率 |
第三回試験 | 625人/89.9% | 408人/55.4% | 64人/21.9% |
第四回試験 | 1,291人/94.2% | 1,460人/58.5% | 153人/28.1% |
第五回試験 | 2,114人/94.2% | 2,415人/45.6% | 430人/11.8% |
2級から難易度は上がっていき、約半分ほどの合格率となります。
1級になるとだいぶ合格率が落ちて難しくなっていきます。
4級の合格率は詳細不明です。
※ジュニアは合否ではなく、50問中40問以上で「A級ライセンス」、30問以上で「B級ライセンス」、それ以外に「C級ライセンス」と判定されます。
まだ開催されて年数が経っていない為、年々受験者数は増加傾向にありますね。
1年当たりの試験実施回数
年に一度の検定となっています。
団体受験と個人受験両方受け付けています。
約2週間の試験期間があるため、予め受付締め切りまでに好きな日時を希望し選択してください。
年に一度ということで受験される方はしっかりと勉強してチャンスを活かしましょう。
また、試験期間中に複数回申し込むことができるため、自信の無い方は予め複数回希望しておきましょう。
ただし、日時の間違いなどの変更は出来ないためにそこは留意しておいてください。
試験科目
1級 | くるまの歴史から最新情報まで、総合的な深い知識が要求される問題を出題範囲です。 |
2級 | くるまの歴史やモータースポーツについて、メーカーだけでなく具体的な車種名や型式に関する問題を出題範囲です。 |
3級 | くるまの歴史やメカニズムなど、基礎的な問題を出題範囲です。(初めて受検される方向け) |
3級プロ | 3級と同じ基礎問題を半分の受検時間(30分)で挑戦する試験です。 |
4級 | 安全運転やくるまのメンテナンスの基礎知識チェックができます。 |
ジュニア | 街で見かける自動車メーカーや車種、交通ルールなど、くるま社会の一般的な問題を出題範囲です。 |
採点方式と合格基準
1級、2級、3級ともに出題数は100問で試験時間は60分です。
3級プロは出題数100問で試験時間は30分です。
4級は出題数50問で試験時間は30分です。
Web級は出題数10問で試験時間は10分です。
ジュニア級では出題数50問で試験時間は60分です。
取得に必要な勉強などの費用
基本的に独学がメインになります。
公式テキストが販売されています。
出版社名:講談社
商品名:くるまマイスター検定公式ガイドブック クルマ情報自慢2019~2020
価格:¥1,100(税込)
こちらは、くるまマイスター検定の公式ガイドブックで自動車業界のさまざまな最新ニュース、各メーカーの動向、技術のアップデート、売れ筋車の推移、モータースポーツや自動車文化まで、幅広く取り扱った中身になっています。
検定で出題される多くの問題が掲載されています。
なお紙版は毎回売り切れ必至となっていますので、お早めにどうぞ
受験料
1級は税込3,300円(税込)
2級は税込2,200円(税込)
3級は税込1,650円(税込)
3級プロは税込1,650円(税込)
4級は税込1,100円(税込)
ジュニアは無料(第10回11月の受験料の場合)※ジュニアの受験料はまちまちで第9回のときは550円でした。
受験申込方法
ウェブサイトでの申し込みのみとなっています。
「くるまマイスター検定」の公式サイトにアクセスし、お申し込みページから申し込み手続きを行なってください。
受験料のお支払いはクレジットカード決済とコンビニ決済のみ対応しています。
試験はオンラインのみの開催なので、試験会場に出向く必要はありません。
オンライン限定という事になりますが、その分ご自宅で受験できますのでリラックスして良い条件で臨む事ができます。
PCやタブレット、スマートフォンで試験することになります。
まとめ
以上がくるまマイスター試験についてでした。
これからも車は進化してどんどん便利になっていくと思いますので一度くるまの基礎を知って、よりうまく車を扱ったり魅力を知ってほしいですね。
就職やキャリアとしても多少力になりますし、趣味の方は人の輪を広げたりより楽しむためにお役に立ちます。
自動車関係に興味があり時間がある方は、是非「くるまマイスター検定受験」を考えてみてください。
くるまマイスター検定受検者や合格者向けに、様々な体験や特典をご用意しています。
自動車関連施設やイベントを専門家と巡る見学ツアーや、トークショー、ボランティア企画など、検定試験で養った知識を体感することができます。
(第8回の検定のときは特典やキャンペーンがすごかったようです)
また、年により内容が変わると思いますが、資格を持っていると自動車関連施設の割引などの嬉しい特典もありますよ。
2級 100問中70問以上の正解
3級 100問中60問以上の正解
4級 50問中30問以上の正解
Web級 10問中6問以上の正解ジュニア
A級ライセンス:50問中 40問以上の正解
B級ライセンス:50問中 30問以上の正解
C級ライセンス:上記以外