「トップガン マーヴェリック」は、トム・クルーズを一躍スターダムに押し上げた1986年公開の世界的ヒット作「トップガン」の続編です。
アメリカ海軍のエリートパイロット養成学校トップガンに、伝説のパイロット、マーヴェリックが教官として帰ってきます。
空の厳しさと美しさを誰よりも知る彼は、守ることの難しさと戦うことの厳しさを教えるが、訓練生たちはそんな彼の型破りな指導に戸惑い反発します。
その中には、かつてマーヴェリックとの訓練飛行中に命を落とした相棒グースの息子ルースターの姿もありました。
ルースターはマーヴェリックを恨み、彼と対峙しますが……。
主人公マーヴェリックをクルーズが再び演じ、「セッション」のマイルズ・テラー、「ビューティフル・マインド」のジェニファー・コネリー、「アポロ13」のエド・ハリスが共演。
前作でマーヴェリックのライバル、アイスマンを演じたバル・キルマーも再出演します。
「オブリビオン」のジョセフ・コジンスキーが監督を務め、「ミッション:インポッシブル」シリーズの監督や「ユージュアル・サスペクツ」の脚本家として知られるクリストファー・マッカリーが脚本に参加しています。
今回は「トップガン マーヴェリック」のご紹介です。
あらすじ(ネタバレあり)
コールサイン“マーヴェリック”のピート・ミッチェル海軍大佐は、米海軍エリート・パイロットチーム“トップガン”史上、最高の腕を持つ伝説のパイロットです。
輝かしい戦歴を持ちながら昇進を拒み続けている彼は、スクラムジェットエンジン搭載の極超音速テスト機ダークスターのテストパイロットを務めていました。
ダークスタープログラムの打ち切りをかけ、世界最速マッハへ挑戦します。強烈なGに耐えたマーヴェリックは、マッハ10の記録に成功しましたが、さらにマッハを伸ばそうと加速を続けた結果、機体を空中分解させてしまいます。
大きな怪我もなく生還したマーヴェリックに、チェスター・“ハンマー”・ケイン海軍少将は、ノースアイランド海軍航空基地への教官としての赴任を命令しました。
最高の腕を持ちながら、組織に縛られないマーヴェリックの振る舞いに上官らは苛立ちを隠せずにいましたが、とある国で開発を進めている核兵器開発プラントを破壊するミッションを成功させるために彼の力がどうしても必要でした。
3年ぶりに戻ったサンディエゴで、昔なじみのバーに顔を出すマーヴェリック。父から娘のペニーへ代替わりしたバーでは今でも海軍のたまり場となって賑わっていました。
教官としての顔合わせの日。トップガンでベスト・オブ・ザ・ベストのエリートパイロットたちは、現れたマーヴェリックにざわつきました。伝説のパイロットとは言え、今と昔では何もかも違うからです。
彼らの中には、かつてマーヴェリックがトップガンで相棒だったグースの息子ルースターの姿がありました。
マーヴェリックによって海軍志望願書が捨てられパイロットになるのが遅れたルースターは、父の死もマーヴェリックに原因があるとして、目を合わせようとしませんでした。
パイロットたちの実力を見るために初日から空中戦を持ち掛けるメーヴェリック。しかし最新の戦闘機と腕を持つトップガンたちでも、マーヴェリックには誰一人敵いませんでした。
今回のミッションは、険しい山々に囲まれた核開発プラントを爆破し、機体を一気に上昇させ驚異の重力に耐えたあとは、敵機の撃墜が待っているという生還の可能性がほぼゼロな任務でした。
キャスト
ピート・“マーヴェリック”・ミッチェル(トム・クルーズ)
主人公ピート・ミッチェル。コールサイン(コードネーム)である”マーヴェリック”は「一匹狼」を意味しています。
今作での彼は既に現役パイロットではなく、エリートパイロット育成のための教官となっています。
演:トム・クルーズ
ニュージャージーで高校時代を送り、膝のケガのためレスリング部を辞めると演劇を始めて熱中し、学校を中退してニューヨークのネイバーフッド・プレイハウスに通います。
「エンドレス・ラブ」(81)でデビューし、「卒業白書」(83)、「レジェンド」(85)を経て、「トップガン」(86)でブレイク。
瞬く間にスター俳優となります。「レインマン」(88)や「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」(94)などヒット作にも恵まれます。
ポーラ・ワグナーとともに設立した製作会社クルーズ/ワグナープロダクションズで「ミッション:インポッシブル」シリーズ(96~)をはじめとした自身の主演作を製作し、俳優およびプロデューサーとして成功を収めています。
「7月4日に生まれて」(89)、「ザ・エージェント」(96)でアカデミー主演男優賞、「マグノリア」(99)で同助演男優賞にノミネート。
そのほか「マイノリティ・リポート」(02)、「ラストサムライ」(03)、「オブリビオン」(13)、「オール・ユー・ニード・イズ・キル」(14)など、数々の話題作に主演しています。
2022年には出世作「トップガン」の約36年ぶりとなる続編「トップガン マーヴェリック」が公開。
ブラッドリー・“ルースター”・ブラッドショー(マイルズ・テラー)
前作で登場したマーヴェリックの親友”グース”ことニック・ブラッドショー。マーヴェリックとの訓練中に事故で死亡してしまいます。
その彼の息子が本作で登場するブラッドリー・ブラッドショーです。コールサインの”ルースター”は「雄鶏」を意味しています。
演:マイルズ・テラー
短編映画やTVシリーズ「The Unusuals」(09)への出演を経て、長編映画に初出演した「ラビット・ホール」(10)でニコール・キッドマンと共演し、注目を浴びます。
以降、「フットルース 夢に向かって」(11)、「プロジェクトX」(12)、「21オーバー 最初の二日酔い」(13)などの作品に立て続けに出演。
「いま、輝くときに」(13)で共演したシャイリーン・ウッドリーとは「ダイバージェント」3部作(14、15、16)でも共演しました。
2014年にはデイミアン・チャゼル監督のアカデミー賞ノミネート作「セッション」の主演で注目を集めます。
その他の出演作にジョセフ・コジンスキー監督作「オンリー・ザ・ブレイブ」(17)など。同監督がメガホンをとった「トップガン マーヴェリック」(22)でも重要な役どころを演じています。
ペニー・ベンジャミン(ジェニファー・コネリー)
ペニーはパイロットたちがたむろするバーのオーナーをしながら、娘を育てるシングルマザーです。マーヴェリックとは若い頃、恋愛関係になったことがあります。
演:ジェニファー・コネリー
子役モデルとして活躍した後、セルジオ・レオーネ監督の超大作「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」(84)で13歳にして映画デビュー。
同年、ダリオ・アルジェント監督の「フェノミナ」に主演し、ブレイクを果たします。
「レクイエム・フォー・ドリーム」(00)の汚れ役で新たな一面を見せ、アカデミー賞受賞作「ビューティフル・マインド」(01)では同賞助演女優賞を受賞。
以降は、社会派ドラマ「ブラッド・ダイヤモンド」(06)、コメディ「そんな彼なら捨てちゃえば?」(09)、歴史ドラマ「ノア 約束の舟」(14)などに出演しています。
アクション大作「トップガン マーヴェリック」(22)と、さまざまなジャンルの作品で演技の幅を広げ続けています。
ジェイク・“ハングマン”・セレシン(グレン・パウエル)
グースの息子、ルースターのライバルです。マーヴェリックに認められるほどの腕前の持ち主で、超一流のパイロットです。
演:グレン・パウエル
14歳のとき「スパイキッズ3-D:ゲームオーバー」(03)で映画に初出演。その後、デンゼル・ワシントンが監督した「グレート・ディベーター 栄光の教室」(07)に参加します。
大学卒業後にロサンゼルスに移り、TVシリーズ「スクリーム・クイーンズ」(15〜16)にレギュラー出演するなどして本格的な俳優活動を開始します。
映画は「ダークナイト ライジング」(12)の端役などを務めた後、「スパイキッズ3-D:ゲームオーバー」で共演したシルベスター・スタローンが脚本・主演を務めた「エクスペンダブルズ3 ワールドミッション」(14)に出演。
青春群像劇「エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に」や話題作「ドリーム」(ともに16)で株を上げ、Netflix製映画「セットアップ ウソつきは恋のはじまり」(18)では主演を務めました。
ナターシャ・“フェニックス”・トレース(モニカ・バルバロ)
新世代のトップガンで唯一の女性パイロットです。聡明ながら競争心溢れる女性です。
演:モニカ・バルバロ
子どもの頃からバレエやモダンダンスを習い、ニューヨーク大学ティッシュ・スクール・オブ・ジ・アーツでダンスの学士号を取得する傍ら、同校で演技も学びます。
卒業後もロサンゼルスの演劇学校ビバリーヒルズ・プレイハウスなどで演技の稽古を重ね、2012年のTV映画「私が愛したヘミングウェイ」で俳優デビュー。
短編映画やTVドラマのゲスト出演を経て、TVシリーズ「シカゴ・ジャスティス」(17)やシットコム「Splitting Up Together」(18~19)などでレギュラーキャストを務めます。
トム・クルーズ主演の世界的大ヒット作「トップガン マーヴェリック」(22)で女性パイロットのフェニックス役を演じ、注目を集めました。
ロバート・“ボブ”・フロイド(ルイス・プルマン)
兵装システム士官WSO(ウェポン・システム・オペレーター)で、フェニックスと一緒に飛びます。
演:ルイス・プルマン
高校時代に友人と結成したポップ・バンド「Atta Boy」でドラムを担当していましたが、2012年のデビューアルバム発表後は休止し、翌13年から俳優として活動を始めます。
15年、TVシリーズ「Highston」のキャストに選ばれますが、初回放送のみで終了。
17年に父の主演作「ワイルド・ウエスト 復讐のバラード」で映画デビューし、同年、アーノルド・シュワルツェネッガー主演「アフターマス」やアンドリュー・ヘイ監督の「荒野にて」、話題作「バトル・オブ・ザ・セクシーズ」などに参加します。
翌18年「ストレンジャーズ 地獄からの訪問者」や「ホテル・エルロワイヤル」の演技で注目を集め、スティーブン・キングのバンパイア小説を映画化した「セイラムズ・ロット」(22)で主演に抜てきされています。
ルーベン・“ペイバック”・フィッチ(ジェイ・エリス・英語版)
新人パイロットの一人です。新人ですが特殊部隊の訓練のために学校に戻ってきたトップガンの卒業生。腕は一流です。
演:ジェイ・エリス
1997年、TVシリーズ「アリー・myラブ」で俳優デビューし、2000年に「スペース・カウボーイ」で映画に初出演。
TVを中心に活動し、60年代ニューヨークの広告業界を舞台にした「マッドメン」(07~15)の主人公ドン・ドレイパー役で人気を博します。
同作で08年にゴールデングローブ賞TVシリーズ部門の最優秀男優賞を受賞。「30 ROCK サーティー・ロック」(09~12)のゲスト出演でも存在感を発揮。
映画は「地球が静止する日」(08)、「ザ・タウン」(10)などを経て、「ミリオンダラー・アーム」(14)では主人公となる実在のスポーツエージェントを演じました。
近年は「ベイビー・ドライバー」(17)や「リチャード・ジュエル」(19)、「トップガン マーヴェリック」(22)などの話題作で活躍しています。
基本情報
主題歌 レディー・ガガ「Hold My Hand」
編集 エディ・ハミルトン(英語版)
製作会社 スカイダンス・メディア ドン・シンプソン/ジェリー・ブラッカイマー・フィルムズ
配給 〔アメリカ〕 パラマウント・ピクチャーズ 〔日本〕 東和ピクチャーズ
公開① 〔フランス〕 2022年5月18日 (カンヌ国際映画祭)
公開② 〔アメリカ・日本〕2022年5月27日
上映時間 131分
製作国 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $170,000,000
興行収入 〔アメリカ〕$716,657,763 〔世界〕$1,464,208,153
トップガンとは?
世界的大ヒット映画
『トップガン(Top Gun)』とは、アメリカ海軍に所属する上位1%のエリートパイロット「トップガン」の活躍を描いたスカイ・アクション映画です。
1986年に公開。当時には新しいケニー・ロギンスやベルリンらの曲を映画にあわせて使用したことが大きな反響を呼び、世界的大ヒットを記録した名作です。
また、トム・クルーズを一躍トップスター入りさせた映画でもあり、助演にもバル・キルマー、メグ・ライアン、ティム・ロビンスなど多くの若手俳優の出世作ともなった作品です。
ただアクションだけに注力した映画ではなく、女性教官チャーリーとの恋やライバル「アイスマン」との激突、仲間の死を乗り越えるなど他の要素も多く詰め込まれています。
日本でもトムの劇中ファッションを真似る若者が続出し、アメカジが大流行しました。「デンジャー・ゾーン」「愛は吐息のように」といった楽曲もチャートを賑わせ、映画を超えた"社会現象"となりました。
36年ぶりの続編
2022年5月27日公開の映画『トップガン マーヴェリック』は、『トップガン』から36年ぶりに公開される続編です。
当時のファンは胸熱でしょうが、前作の時は生まれていなかったという方も大勢いると思います。
また、前作の面白いところをあまり覚えていないという方もいるはずです。
しかし『トップガン マーヴェリック』は、ありがたいことに、予習の際に『トップガン』たった1作を観ればOKです。
主演のトム・クルーズはこの作品を大変気に入っており、本当に納得できる内容でなければ一切の続編の製作を許さなかったそうです。
『トップガン』にはこれまで、この1作以外に続編もありませんし、スピンオフやドラマシリーズやアニメやコミックも全くありません。
最近は“昔の映画の続編”が登場して話題になることも多いですが、この新作を観るために過去作をいくつも観る必要はありません。
豪華な俳優陣と制作陣が手を組み、トム・クルーズがこだわった大作の続編となる『トップガン マーヴェリック』には世界中が注目しています。
「トップガン マーヴェリック」の見どころ
リアルを追及した飛行シーン
なんといっても空中戦の迫力は凄まじいものがあります。前作でも定評のあった空中シーンですが、今作はさらに進化したリアルなアクションを魅せてくれます。
現実的な空中戦を追及するため、訓練生役の出演者全員がフライト訓練のプログラムを受け、本当のパイロット演技ができるようしたという徹底ぶりです。その血も滲むような努力が伺える迫力でした。
操縦する際にパイロットにかかる負荷(G)が実際にかかっているため、劇中で見られる操縦者たちの辛そうな表情や息遣いも本物。一人ひとりの操縦者の息遣いがとてもリアルです。
盛り込まれた前作オマージュ
前作『トップガン』を観ている人なら分かりますが、本作は前作のオマージュがふんだんに盛り込まれています。
酒場で訓練性が教官に出会う展開や、マーヴェリックがバイクで疾走するシーン、ビーチボールに興じる訓練生。そして間に挟まれるマーヴェリックの恋模様…。あげればキリがないほどです。
そのため、前作のファンは間違いなく楽しめるはずです。しかしこの作品のすごい点は、前作未視聴の人も置いてきぼりにしないところです。
前作から引き継がれている設定や人物についても、程よく説明してくれているので、そこまで引っかかることなく観ていくことができます。
もちろん前作を観ていた方が、マーヴェリックとアイスマンの再会や、相棒だったグースの息子ルースターとの確執や和解を感動的に捉えることができるので、ぜひ前作を予習してから本作を観ていただきたいです。
実写映像とCG映像
映画『トップガン マーヴェリック』は、有人機から無人機へ時代が変わっていく様を描いています。
これは、有人機を実写映像、無人機をCG映像になぞえているともいえます。前作の映画『トップガン』ではアクション映画と言えば実写映像が主流でした。
しかし、30年もの時が経つとCG映像の技術も向上し、よりリアルで迫力のある映像が簡単に作れるようになりました。それにより、俳優がケガを負うリスクや経費削減に繋がっているのです。
本作では、そんな映画界の常識に一石を投じた作品だと言えます。映画『トップガン マーヴェリック』ではすべて実写映像を用いています。トム・クルーズは、戦闘機に載っている人にかかる「G」を表現するために、CGを使うのではなく実際に5か月間のトレーニングを行なったそうです。
そうすることで、「G」を可視化することに成功をしました。ちなみに、「G」を撮影するために使用した戦闘機1機に6台のカメラが取り付けられ、800時間もの撮影を行いました。
トム・クルーズのアクション映画にかける意気込みを感じます。
最も大変だったシーン
2022年最大のヒット映画『トップガン マーヴェリック』の見どころといえば、やはりリアルな飛行シーン。
本作で主演のトム・クルーズはほとんどのスタントを自らこなし、若手パイロット役のキャストたちも過酷なトレーニングに耐え、実際に戦闘機に乗って撮影を行なったことで知られています。
しかし、メガホンを取ったジョセフ・コシンスキー監督が語った「最も撮影が難しかったシーン」には驚かされます。
真っ先に浮かぶのは飛行シーンですが、監督によるとトム扮するマーヴェリックとペニーがヨットに乗っているシーンが一番大変だったといいます。
コシンスキー監督は、米The Wrapのインタビューでその理由をこう説明しています。
「ヨットのシーンが、ある意味で最も難しいものでした。というのも、私たちがコントロールできない部分が多かったからです。
あのシーンを素晴らしいものにするためには風が必要で、風を探しに行く必要がありました。その努力は映画を観たお客さんにも伝わったと思います。
あらかじめセッティングして撮ったものではないからこそ、人々は反応を示すのだと思います。この映画は実際に現場に行って、できる限りリアルに撮影した映画です。そして、それは見ている人にも伝わります」
まとめ
今回は「トップガン マーヴェリック」のご紹介でした。いかがでしたか?
空母から戦闘機が飛び立とうとする冒頭のシーン、ケニー・ロギンスの「デンジャー・ゾーン」が流れると、前作「トップガン」を観た人ならまず「おっ」となります。
本作を鑑賞してまず思ったことは、気持ち良いほどの王道展開だったということ。エンターテイメント性が抜群の作品で、ストーリーが分かりやすく簡潔です。
空中戦シーンなど、迫力のある空の映像を際立たせるための工夫がこれでもかと凝らされていて、多くの人が満足感を得られる映画に仕上がっています。
久しぶりに「これぞハリウッド映画」と感じさせてくれる作品だったと思います。
今回の続編はコロナ禍による閉塞感が世界を被っている時期でした。公開延期の不運も重なりました。
ロシアのウクライナ侵攻というリアルな戦争が起きている時期、かつてのアメリカなら真っ先に介入していたはずの事態なのに、間接的な支援にとどまっているという現状を思うと、時代は変わったと実感します。
しかし、そんな時代にこの映画は記録的な大ヒットをおさめています。
現実は忘れて迫力満点の戦闘機アクションとトム・クルーズの雄姿に心躍らせて楽しむのが、この作品の正しい見方なのだと思います。
間違いなく面白いです。オススメです。
脚本 アーレン・クルーガー エリック・ウォーレン・シンガー(英語版)
原案 ピーター・クレイグ ジャスティン・マークス(英語版)
製作 ジェリー・ブラッカイマー トム・クルーズ