ウソ婚1話・2話

ウソ婚1話・2話

作品概要

ウソ婚は、時名きういという作者によるWeb漫画です。

2017年9月1日発売の「姉フレンド」10月号から連載しており、2022年11月時点で累計部数450万部を突破している作品です。

平凡な女性、千堂八重と何十年ぶりに再会した一級建築士で資産家の夏目匠から偽物の妻になってくれないかと頼まれ、徐々に偽物の結婚生活から距離を縮めていく二人の姿を描いたラブコメディーになります。

Episode.1

バスに乗って眠っている千堂八重が、幼少期の自分と夏目匠が言い合っている夢を見て目が覚めるシーンから始まります。

バスに乗っている八重は横に立っている妊婦に席を譲るため、嘘をつき、途中の停留所で下車し、次のバスの時間を時刻表で確認して20分後だったため歩くことにしました。

歩いている途中で、大人になった匠が運転している車とすれ違います。

八重はカフェに出勤し、店長からシフト表を貰うのですが、八重がいつもシフトを変わってあげている女性従業員は派遣会社から契約解除の通知を受けます。

ですが、八重は代わりにカフェを辞めることにしたのです。

建築事務所の社長の匠は、高級ジュエリーショップでアクセサリーを購入し、帰り道に露店に売っているアクセサリーが気になって見ていましたが、購入しないで歩き出し、八重はカフェで、他の従業員から「八重さん、辞めちゃうんですか?」と聞かれ、八重は「やりたいことができて。」と嘘をつきました。

匠は取引先の二木谷ホールディングスの社長、二木谷皓司から近々、開かれるパーティーに妻同伴で出席するよう迫られ、普段、フェイクの指輪をして仕事仲間の進藤将暉らから架空妻への追及をかわすことができていたので、今回の件で頭を抱えてしまいました。

一方の八重は、彼氏が仕事で海外赴任になることになり、別れる決断をし、匠は以前、露店で気になっていたアクセサリーを購入します。

雨の中、歩いている八重は途中で転んでしまいますが、傘を持った匠が八重の前に現れ、幼少期ぶりに再会を果たし、雨で服が濡れてしまった八重は、匠の家に行き、服が乾くまで居させてもらうことになりました。

ドラマ、ウソ婚の出会いのシーン

 

八重が匠の指輪を見て、「奥様に挨拶。」と言ったら、匠は「これはダミー。」と言いました。

取引先の社長が、「男は所帯を持って一人前、独身の男とは仕事しない。」と八重に話をして、八重はバイトのことも彼氏のことも匠に話した結果、匠が「バイトしねぇ?」と半年期間限定のウソの結婚相手を演じるバイトを持ちかけます。

最初に言われた時には、八重は断りましたが、ルームシェアーをしている友人、小峰はるかが結婚することになり、部屋を出なくてはならなくなり、匠のバイトをすることにしました。

匠は、八重のことが昔から大好きで、幼少期に八重が書いていた絵を持っており、ウソの結婚生活をすることを喜んでいました。

ここで1話が終わります。

みどころ

カフェ店員である千堂八重と一級建築士で建築事務所の社長でモテ男の夏目匠と何十年かぶりに再開した場面が良かったです。

八重が匠の家に行き、ウソの結婚相手を演じるバイトを八重に頼んだ場面が印象的でした。

また、匠が八重の幼少期の絵を見てウソの結婚生活が楽しみで喜んでいた所が面白かったです。

1話の主な登場人物紹介

夏目匠(なつめ たくみ)

本作品の主人公です。

一級建築士で建築事務所の社長で、仕事仲間のガーデンデザインである進藤将暉らに信頼されています。

千堂八重は幼馴染で匠にとって八重は初恋の相手です。

千堂八重(せんどう やえ)

本作品のヒロインです。

派遣会社のカフェ店員で、自分のためではなく相手のために嘘をつく生活を今まで送ってきました。

夏目匠は幼馴染です。

進藤将暉(しんどう まさき)

匠が経営している建築事務所の従業員で、ガーデンデザイナーの仕事をしています。

二木谷皓司(にきたに こうじ)

匠の建築事務所の取引先、二木谷ホールディングスの社長です。

小峰はるか(こみね はるか)

八重の友人で、ルームシェアーをしていたが結婚するため、八重に部屋を出ていくことを求めます。

Episode.2

匠が起床し、ウソの結婚生活をすることを思い出して喜んでいるシーンから始まります。

幼馴染3人の写真が映し出され、20年前のことを思い出します。

匠が八重のことを「子供の頃から嘘つきで、でも、自分のための嘘はつかないヤツで、こんなバカを野放しにするにはヤバすぎるから、幼馴染の健斗が何とかするだろうなと思っていたのに。」と語りました。

幼少期の八重がお姫さまになるという夢を健斗が「匠と一緒に叶えてあげる。」と言い、10年前の話になり、健斗から貰った大学受験の必勝ノートで匠は勉強し、大学に合格しました。

匠と健斗が一緒に帰っている

大学を卒業し、社会人経験を積んで、1年前に夏目設計を創立して、グループLINEのメッセージが届き、八重とワインが写っている写真を見て、指のサイズを計算し、何号か特定します。

ジュエリーショップで結婚指輪を購入した匠ですが、八重の住んでいる所に行ってみると、恋人と思われる人物が八重と仲良くしている姿を見てしまったため、引き返しました。

気持ちを切り替えるため、「俺には仕事しかねぇ。仕事に生きてやる。」と匠が言い、匠が夏目設計の打ち上げの場所にわざと置いてきた指輪を仕事仲間の進藤将暉が持ってきて匠に渡しました。

取引先の二木谷ホールディングスに行くと二木谷レミが待っていました。

プレゼンテーションは上手くいきましたが、二木谷社長が「古い人間と思われてしまうけどね、所帯を持って一人前。いざという時に踏ん張りが効くのは守るべき存在を持つものと確信している。」と言われ、それに対し、娘のレミは「この多様性の時代、無限にある人生の選択肢の一つでしかない結婚をビジネスの条件にするなんで有り得なさすぎて気絶しそう。」と言いました。

そして、社長に結婚しているのか、していないのかを迫られ、匠は指輪をして「結婚しています。」と答えてしまいます。

現在に戻り、露店で購入したアクセサリーと指輪を八重につけてあげる夢を見て起床し、八重はゴキブリの駆除をしようとしている所で2話が終わります。

みどころ

匠は八重のことを子供の頃から嘘つきだけど、自分のための嘘はつかないと語っていて、一途に想っているのが伝わってきました。

夏目設計を創立してから、指輪を購入し、八重が住んでいる所に行ったら恋人らしき人と仲良くしていた姿を見てしまうシーンを見て悲しい気持ちになる方も多いのではないでしょうか。

2話の主な登場人物紹介

吉田健斗(よしだ けんと)

匠と八重の幼馴染です。

健斗は学生時代に外国へ行ってしまったため、それ以来、匠と八重は会っていません。

二木谷レミ(にきたに れみ)

二木谷社長の娘です。

建築の件で匠のことを推薦し、才能に惚れています。

まとめ

匠は幼少期の頃から八重のことが好きなのに八重は全く気づいていない様子で、もどかしく感じます。

匠と八重がウソの結婚生活をして、これから周りの人にばれないように演技をしていくので、ハラハラドキドキするのではないでしょうか。

この記事を見て、原作とドラマを見てくださる方がいらっしゃれば幸いです。