C言語プログラミング能力検定試験について

C言語プログラミング能力検定試験について

皆様こんにちは。
機械を効率的に動かしたり制御するためにあるのがプログラミング言語というものです。
その中でもC言語は一番利用されています。
それだけ需要があるので、「C言語プログラミング能力検定」を受けて資格を取得しておくことでキャリアアップや就職や転職に有利になると思います。
プログラムを使った様々な仕事やC言語検定がどういうものなのか解説させていただきますので、興味のある方はどういうものなのか読んでいってください。

適用する仕事

この資格で有利にするというよりは、この資格を通して一定の信頼とよりc言語に対する知識を得ることになります。
試験は3級から1級までありますが、3級はこれからc言語を始める方に向けた内容になっているため、この資格を通してC言語を学び仕事としてやって行く足掛かりや指標として利用できます。
また1級合格者には、名刺に貼り付けて合格したことをアピールできる「ハイライセンスシール」も送付されます。

C言語を利用した機械といえば、ご飯を炊く電子ジャーからゲームまで生活で利用する機械などとても多くの事に利用されています。
ソフトウェア関係やゲーム開発、通信系、ロボット開発、銀行システムや事務処理などの業務系、自動車、飛行機などの機械制御系ととても幅広く、多くの需要があります。

ソリューション
ただし、働くには注意点もあります。
最終的にお客様や利用者がその実際にC言語を用いて作った製品などを利用しますが、不具合なく円滑に利用してもらうため拘束時間も長いです。

出向先での勤務やチームで取り組んだり、膨大で難解な情報の扱いをしているためコミュニケーションの能力も求められます。
バグがあれば休日に電話もかかってきたり、残業も多いです。
どこがおかしいのかを発見するのも非常に大変です。
また、苦労に対して給与面が見合ってないと考える方も多く離職率もものすごく高いです。

裏を返せばそれだけ需要もとても多く、多くの業界でのチャンスに恵まれます。
最近はフレックスタイム制や時短、残業なしなどの改善がされてきているところもあります。

おおよその年収

平均で453万円ほどで、日本の正社員の平均年収よりは若干高いです。
ですが、上記の説明の通り拘束時間も長いため、年収の高さは当然の見返りでもあります。
しかし、これでも見合ってないと感じる方も多いです。

需要は多く雇用形態によって変動もするので、フリーランスの働き方では年収数千万稼ぐ方もいます。

アメリカなど海外では平均年収1000万を超えるため、語学力という別の能力も必要になってきますが平均年収の高い海外で働くという手段もあります。

年収のイメージ

認可団体

会社名 株式会社サーティファイ Certify Inc.
資本金 1億円
代表取締役 国山 広一

所在地:東京都中央区日本橋茅場町2-11-8 茅場町駅前ビル
試験センター:新潟県新潟市中央区弁天3-2-20 弁天501ビル

TEL:0120-031-749
FAX:0120-031-750
E-Mail:info@certify.jp
事業内容
ビジネス能力、技能に関する認定試験の開発、主催、実施主催試験に対応した対策問題集の開発、販売。

【主要取引先】全国の専門学校、各種学校、職業訓練校、大学・短期大学、高等学校、全国のパソコンスクール、資格取得スクール、カルチャースクール、企業向け研修サービス会社、一般企業、個人など
【主要取引銀行】三井住友銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行、第四銀行

ちなみに、C言語プログラミング能力認定試験は1992年に始まりました。
そして、2019年3月31日時点においては、延べ172,943人と多くの方が受験しています。

受験条件

特に年齢や実務経験などの制限はありません。しっかりと勉強した上で受験してください。

合格率

合格

平均合格率が65.2%です。民間資格でやや高めですね。

一年当たりの試験実施回数

年に2~3回開催されます。
毎年1月と6月の日曜日に同日実施されます。
3級だけは受験者が多い為、9月にもう1回実施されます。

試験科目

多過ぎるため詳しくは公式ホームページを見てください。

1級 C言語を駆使し、応用プログラム(言語処理系、ユーティリティなど)が作成できる能力を有する。
また使用しているOSについて理解をしている。
2級 500行程度の小規模のプログラムが適切に早く正しく綺麗に書けるかです。
また各種基本アルゴリズムの理解度も範囲になります。
3級 C言語の初歩的な理解度が試されます。そして簡単なプログラムを書けるかです。

採点方式と合格基準

1級 実技試験 事前に公開しているテーマプログラム(1,700行程度)に対する仕様変更、仕様追加に対応したプログラム作成(コーディング・入力・コンパイル・デバッグを含む)、および変更仕様書の作成を行う。
※実技試験で使用できる演算子や関数などは公式のサーティファイTOP > 情報処理能力認定委員会 > C言語プログラミング能力認定試験 > 検定試験について > サンプル問題をDLして頂き把握してください。
2級、3級 筆記試験 (多肢選択解答形式・ マークシート形式) C言語プログラミングに必要なプログラミング知識・技能を出題範囲に従って出題 (プログラムの空欄を補完する問題を含む)

合格基準は全級で60%以上です。
試験時間は1級は150分、2級は90分、3級は60分です。

取得に必要な勉強などの費用

費用独学では過去問題をやっておけば良いです。
過去問題集などを公式が販売しており2,000円足らずです。

また、試験対策だけだと偏ってしまう知識になるかもしれないので、数千円の参考書も買う事をお薦めします。
既に知識や実務経験がある方は過去問だけでいいでしょう。

他には解説動画や解説サイト等もネット検索すればあるでしょうから探してみてください。
これらの費用は掛かりません。

大切なのは順序を守り自分のレベルにあったものを学んでステップアップすることです。
元から敷居の高いジャンルでいきなり難しいことをやると挫折してしまうかもしれません。
不安な方や苦手な方は解説を見聞きしながらやると順調に覚えやすくなると思います。

受験料

3級は税込みで5,200円
2級は税込みで6,400円
1級は税込みで7,800円

受験申込方法

オンライン 申込

始めにユーザー登録をしてオンライン上で払い込みの選択決定をしなければいけません。
そして、支払いもします。
ですので、まず始めに認可団体の公式ホームページでユーザー登録をしてください。

そして、支払いまで済ませたら受験票が来ます。
オンラインでの表示を選んだ方は試験日の1週間前までに受験票発行通知メールが送信されます。
ユーザーIDでマイページにログインし、受験票を印字してください。
郵送を選択された方は試験日の1週間前までに、受験票が直接受験者宛に郵送されます。

まとめ

インターネット記事 まとめ イメージ
今の普段の生活で利用する多くの機器はソフトウェア面のプログラムで制御されています。
C言語はその中でも特にメジャーなプログラムで多くのものに利用されています。

ですので、C言語の資格である「C言語プログラミング能力検定」を持っておくとキャリアの一つとして就職や転職の際、アピールすることができますよ。
興味のある方は一度資格の取得を考えてみてくださいね。

 

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