皆様こんにちは。
国際秘書検定を受けて外資系で活躍してみませんか?
日本語と英語の両方を使い、バイリンガルな秘書として会社のサポートをすることができます。
1979年から開始されている検定ですが、今はグローバル化が当たり前で業績やシェアの拡大のため日本以外の進出、逆に海外から日本に外資系が参入しており、グローバル化は盛んです。
そこで、もしバイリンガル秘書として活躍できれば収入もキャリアも上がりやすいです。
ここではCBS(国際秘書)検定についてご説明させていただきます。
興味のある方は是非読んでいってください。
Contents
適用する仕事
主な仕事は外資系の企業の秘書として働く事になります。
当然秘書としての来客の対応や書類の作成等などの事務的な仕事も行いますが、主な仕事は直属の上司が本来の仕事ができるように補佐や代行をすることです。
他にも何かの催しの際に同行していくこともあります。
ですので、仕事の一つとして礼儀作法やビジネスマナーなどとても必要になります。
ここまでは普通の秘書と変わらないですが、これ以外に国際秘書としては日本が拠点の一つであった場合、本社からの役員の方が来訪されれば外国語で対応したり、補佐する上司の方が英語圏の方であるならばそれを通訳して日本の先方に伝えたり、またその逆もあります。
他にも、(例えば海外本社に直接出向くなどの)海外に出張した際は同行したり、同行しない場合でも補佐する上司が不在だった場合は代わりに対応したり、電話でやり取りするなどがあります。
また、上司が日本に慣れやすいようにしたり、上司のスケジュール管理をして仕事の効率を上げるのも国際秘書の役割の1つです。
おおよその年収
年収の細かいデータはありませんが、年収は500万円前後です。
外資系の幹部役員の方は支払われる給与が特に優遇されています。
そして、日本に進出して秘書を雇うほどですから企業としての資本力が元々高い傾向にあるため、その分支払われる給与も高くなります。
ですが、その分秘書の業務は膨大です。
雑務から書類整理だけではなく、直接出向いたり付き添いをしたりコミュニケーション能力も必要です。
カバー範囲も広く裏方として徹底するため、時間的な余裕もあまりないため当然の報酬量ともなります。
資格を持っていなくても国際秘書になれますが、CBSを持っていた方がキャリアとして評価されますし年収もその分大きくなります。
認可団体
一般社団法人 日本秘書協会
〒106-0032 東京都港区六本木6-2-31 六本木ヒルズノースタワー5F
電話(代表):03-5772-0701
FAX:03-3470-5228
受験条件
特に条件はありません。
どなたでも受験できます。
他の秘書関連検定との互換性はありません。
合格率
プライマリー | ファイナル |
2019年 39% | 2019年 13% |
2018年 32% | 2018年 23% |
2017年 39% | 2017年 17% |
2016年 54% | 2016年 18% |
2015年 71% | 2015年 27% |
プライマリーは若干難しめ、ファイナルはかなり難易度が高いです。
一年当たりの試験実施回数
プライマリー試験は年に2回(春と秋)
ファイナル試験は年に1回です。
プライマリー試験:5月・11月
ファイナル試験:9月
試験科目
プライマリーとファイナルそれぞれの中身を見てみましょう
CBSプライマリー試験(準CBS資格)
ビジネス実務、ビジネス英語
CBSファイナル試験(CBS資格)
PART I :オフィス業務管理
PART II :経営管理
PARTIII:秘書実務(インバスケット方式)
PARTIV:英語による個人面接
採点方式と合格基準
筆記試験(選択式+記述)、面接試験
各科目70%以上の得点で合格となります
取得に必要な勉強などの費用
CBS検定を受験するにあたり、検定に役立つオリエンテーションや対策講座、参考図書などを用意しています。
オリエンテーションや対策講座
オリエンテーションでは、CBSの先輩から受験勉強の方法を含む受験体験談、その後のキャリアについてなどお話いただきます。
CBSとは何かをよりよくご理解いただけます。
CBSを目指している方、CBSについて知りたい方で時間の余裕のある方は参加しましょう。
参加費は無料です。
他には公式のセミナーを受講する事が出来ます。
試験対策講座がありますから受けておくととても勉強になりますし、各秘書業務のセミナーも用意されているため興味がある方は受けておくのもいいですね。
受講料は一般では1万円です。
参考図書
次に参考図書を3冊紹介します
バイリンガルオフィスプロの基礎 2019
発行元:一般社団法人 日本秘書協会
商品名:バイリンガルオフィスプロの基礎 2019
価格:¥2,200(税込)
プライマリーの試験対応の講座では、このテキストを使用しています。
主な内容はビジネス実務とビジネス英語についてです。
CBS(国際秘書)検定対応プライマリー試験問題集2017
発行元:一般社団法人 日本秘書協会
商品名:CBS(国際秘書)検定対応プライマリー試験問題集2017
価格:¥1,650(税込)
こちらはCBS検定のプライマリーの試験に対応しており、過去の試験問題に基づいて作られた問題集です。
試験対策のみならずオフィスで必須の業務知識やマナー、実践的な英語力や日本語力を身につけることができます。
CBS(国際秘書)ファイナル問題集2019
発行元:一般社団法人 日本秘書協会
商品名:CBS(国際秘書)ファイナル問題集2019
価格:¥2,310(税込)
一方、こちらはCBS検定のファイナルの試験に対応しており、過去の試験問題に基づいて作られた問題集です。
英語は必須
そして、英語についてですが秘書としてやっていくレベルだと、ほとんど英語を日常の中で恒常的に使用していくレベルになります。
ですので、普段から英語を利用している方は問題ありませんが、英語を普段使っていない方、日本の在学中の今から国際秘書を目指す方は今すぐ対策をしてどうにかなるようなものではないため、費用より計画的な英語の学習が大事です。
普段の生活の中に英語を取り入れた自主的な生活や英語の新聞を読む、秘書系の仕事をしながら英語を勉強していき国際秘書を目指すなど時間をかけて目指してください。
発行元:一般社団法人 日本秘書協会
商品名:もうこわくない 英語の電話・来客応対
価格:¥1,485(税込)
「すぐに使える」実践的なオフィス英語のハンドブックです。
オフィス業務に不可欠な電話応対と来客応対の英語表現が集約されています。
英語対策での教材になりますが、特にCBSプライマリー試験ビジネス英語の参考書としておすすめです。
受験料
お伝えしているとおり、国際秘書検定はプライマリーとファイナルがあります。
プライマリー
一括受験 11,000円(税込)
不合格科目単科受験 7,000円(税込)
※初回結果通知から1年以内であれば、不合格科目のみの受験可
ファイナル
一括受験 22,000円(税込)
不合格科目単科受験の場合は
Part I~III 各8,000円(税込)
Part IV 7,000円(税込)
初回は全科目を受験しなければなりませんが、次回からは不合格科目だけを受験することができます。
4年以内に全科目をクリアできれば、試験合格になります。
受験申込方法
公式サイトからのお申し込みとなります。
お申込み〆切後にお送りする受験票に写真を貼付の上、ご持参ください。
願書締め切り期日はあるため、そこは注意してください。
クレジットカードでの支払いは申込フォームよりお願い致します。
銀行振込または郵便振替にてご送金ください。振込手数料はご負担ください。
(普)1386666 シービーエスケンテイコウザ
郵便振替 00170-6-56578 (通信欄にCBSと明記)
必ず秘書協会までメール(jsa@hishokyokai.or.jp)にてご連絡ください。
締切日までのお取り消しは受験料の全額を返金いたします。
締切日翌日以降の取り消しについては、受験料の全額を申受けます。
なお、返金額はすべて振込み手数料を差し引いた金額とします。
まとめ
以上が国際秘書資格についてでした。
別に資格がなくても国際秘書のお仕事をされている方はいますが、資格を持っていると強くアピールできるポイントとして就職、転職活動を有利にできますね。
試験難易度も高いですが、英語力があるかが最大のネックになるため英語が出来る方はともかく、自信の無い方や出来ない方は計画的な学習に励んでください。
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